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911−1/岩綿吸音板および施工金具などは、降雨や降雪、吹込みなどによる浸水や湿潤の害を受けないように常に乾燥していて、清潔で安全な環境の場所に保管してください。1−2/保管にあたっては、岩綿吸音板の隅や角、および施工金具などが損傷しないような安全な場所を選び、壁面から1m以上離し、床には捨板、またはシートの防湿性のものを敷き、その上に平らに置くようにしてください。2−1/運搬に際しては、衝撃を受けたり、荷姿をくずすことのないように、ていねいに扱うようにしてください。2−2/岩綿吸音板や施工金具などの取扱いは、油気、汚れなどのない清潔な手(軍手等)でおこなってください。3−1/岩綿吸音板の切断は、金のこまたはナイフでおこない、切断面が不整になる場合は、木工用粗ヤスリかサンドペーパーをかけて、平らに仕上げてください。3−2/穴あけ、その他の加工については、化粧面からおこなってください。4−1/プラスター、モルタルなどの左官工事は、早目に完了させ、施工する室内などを十分に乾燥させてください。4−2/現場の防水、雨じまいが完全におこなわれ、換気、通風がよく、窓にはガラスがすべてはめ込まれてから施工してください。4−3/建築物が新しく、相当の湿気をもっている場合は、通風をよくし、少なくとも壁面に水滴がないことを確認してください。とくに寒冷地の現場では、暖房をこころがけることが必要です。4−4/施工時の環境湿度は、接着工法の場合は相対湿度85%以下、金具工法(システム天井工法)の場合は80%以下でなければなりません。工事中は定期的に湿度を測り、現場の湿度がこれらの値を超える場合は、施工を避けてください。6−1/施工完了後は、少なくても3昼夜以上、衝撃や接触を避けてください。6−2/夜間は、外気から遮断してください。6−3/施工完了後の空調設備機器の試運転は、急激な負荷を避けてください。6−4/長時間空室にする場合は、室内が高温多湿にならないように、適切な換気を考慮してください。労働衛生上の予防措置として、以下のことに留意してください。7−1/粉じんの飛散に留意しながら取扱ってください。7−2/切断等の加工は、可能な限り、カッターナイフ等の手動工具で行ってください。7−3/必要に応じて、防じん眼鏡、防じんマスク、保護手袋を着用してください。7−4/取扱い後は、うがい及び手洗いを励行してください。ハイロッキーL・SLの正しい扱い方1材料の保管5施工6施工後の養生7取扱い上の注意2運搬と取扱い3加工4工事の環境●吸湿時における岩綿吸音板のたわみ(ロックウール工業会自主規格)標準塗装法(スプレーによる吹付け)工 程塗 料塗布量g/㎡放置時間淡彩色仕上げの場合中濃色仕上げの場合①下塗リ水性エマルジョン系ペイント(着色剤混入厳禁)250〜350②上塗リ水性エマルジョン系ペイントにエマルジョン用の着色剤で調色250×2回塗リ②中塗リ水性エマルジョン系ペイント250〜350①下塗リ水性エマルジョン系ペイント(着色剤混入厳禁)250〜350③上塗リアクリルまたは酢ビ系、中濃色エマルジョン系ペイント150×2回塗リ各回塗装後2時間以上照明点灯時限界温度30℃ 湿度90%温度30℃ 湿度80%サイズ t15×400×1500時間(Hr)たわみ(mm)024-0.100.10.20.30.40.50.60.70.80.91.01.11.21.31.41.5-0.100.10.20.30.40.50.60.70.80.91.01.11.21.31.41.54872961201263照明非点灯時(一方光線)限界t15たわみ(mm)400mmロックウール工業会設計施工資料より抜粋5−1/配線、配管工事は、岩綿吸音板の施工前に完了するように、作業手順を打合わせてください。5−2/下地は、施工前に十分点検し、目違い、凹凸、湾曲などがないようにしてください。5−3/岩綿吸音板の目地が、下地材の目地と重ならないように割付けてください。5−4/施工に際しては、できる限り工夫して、段違い、目地違い、すき間、角かけなどがないように仕上げてください。5−5/接着剤を使用する場合は、接着剤は十分に点付けし、手前からずらすようにして所定の位置に貼りつけ、くぎ、ステープルで固定してください。5−6/同室内の岩綿吸音板の施工は、できる限り続けておこない、残った部分については日を置かずに施工してください。5−7/特別な色の吹付け塗装は、のぞましくありませんが、やむを得ず着色する場合は、施工完了後3昼夜以上を経過してからおこなってください。ただし、現場着色の例として、次表を参考にしてください。 (システム天井の場合は現場着色は避け てください。)5−8/設備機器の納まりについては、事前によく打合わせてください。システム天井部材納まり図設 備関連資料索 引グリッドシリーズラインシリーズクロスシリーズ廊下用シリーズ
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