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ひとつひとつが、各部屋のコンセント・照明・エアコンなどにつながっていきます。この配線が回路と呼ばれます。家全体の電気の入口です。この容量が家全体で使える電気容量を左右します。住宅分電盤って?主幹ブレーカ分岐ブレーカ電気の入口「分電盤」。くらしが変わるにつれて、実は中身も変わってきています。20年前と比べて平均回路数は+3回路と、増加傾向です。（パナソニック調べ）防災①住宅分電盤＆ブレーカ「専用回路」が必要な機器が増えたこと。専用回路・コンセントが必要な電気製品の例創エネ・防災・防犯などの回路を追加することが増えたこと。多くの設計者や施主様は、「できるだけ目立たないところ」と思いがち。例えば…玄関先／シューズラック／リビング／キッチン／トイレ／脱衣所など内線規程では、次の理由から、設置場所が定められています。①分電盤がしっかりと機能するような場所（温度・湿度などの変動が少ない環境）が 望ましいから。②実際の使われ方を考えて、操作が しやすい場所に置くのが良いから。しかし令和時代、住宅分電盤はどこに設置すればいいの?エアコン400∼2000WIHクッキングヒーター200V/5800W程度食器洗浄機900∼1200W程度トースター300∼1200W程度電子レンジ1300W程度ポット900∼1300W程度ホットプレート600∼1300W程度温水洗浄便座900∼1350W程度炊飯器300∼1300W程度浴室乾燥換気扇1300W程度参考資料住宅分電盤（内線規程JEAC8001-2022より抜粋）１．配電盤及び分電盤は、次の各号に掲げる場所に施設すること。①電気回路が容易に操作できる場所②開閉器を容易に開閉できる場所 ③露出場所 ④安定した場所 注）戸棚の内部（配電盤及び分電盤として専用のスペースが確保されて いるものを除く。）、便所の内部、浴室内などは、容易に開閉できる場所 とはみなさない。３．配電盤及び分電盤は、レンジなど火気を使用する場所の上部以外の 乾燥した場所に施設すること。ただし、それぞれの環境に適応する 形のものを使用する場合は、この限りではない。1365-1 配電盤及び分電盤の設置場所太陽光発電防犯カメラ地震対策理由1理由240
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これからの目安となる回路数や主幹容量は?主幹容量住まい全体で同時に使用できる電気の総容量の上限値のこと。万一の過電流から保護するために設定されます。近年スタイリッシュな分電盤が増加。もしもの時の使い勝手を高めるためにも、手の届きやすい場所に設置しましょう。主幹容量分岐回路数需要率13.3（A/分岐）0.5（弊社推奨基準）主幹容量の設定の目安60A75A分岐回路数40A75A実用普及タイプ50A将来対応タイプ30A（需要率＝0.4）（需要率＝0.3）一般的な家庭やや多く電気を使用する家庭将来、多く電気を使用する予定の家庭（需要率＝0.5）100A32回路以上8101214161820222426283030∼60A30∼100A30∼100A100A30A50A60A50A40A30A40A75A60A主幹容量の設定（JIS準拠）（JISC8328ー1995 住宅用分電盤 解説より）※内線規程を基に、項目を追加して策定した当社推奨値回路数224411111111325511111211427611121211住居別・家族形態別に想定される分岐回路数∼100（30坪）∼130（40坪）∼170（50坪）住宅の広さ（㎡）▶ーーー120012001300120012001300120058005400消費電力（W）標準8＋専用12（追加設備＋α）標準10＋専用14（追加設備＋α）標準13＋専用16（追加設備＋α）24回路程度28回路程度32回路程度必要な分岐回路数の目安標準負荷分岐数専用負荷分岐数追加設備一般世帯夫婦+子ども2人（計4人）電灯用太陽光発電※3回路分を必要とするブレーカ（3）※（3）※（3）※1111＋α1または（3）※11EV標準負荷宅配ボックス床暖房エネファーム蓄電池感震ブレーカー避雷器防犯カメラ電気錠一般コンセント用（キッチン）一般コンセント用（キッチン以外）エアコン電気カーペット/電気温風ヒーター/電気こたつ電子オーブン/レンジ食器洗い/乾燥機電磁調理器/ホットプレート/オーブントースター洗濯乾燥機温水便座IHクッキングヒーター電気温水器標準負荷分岐数専用負荷分岐数将来のために設置することも増えてきています。創エネ防災防犯便利住宅分電盤FLEXIIDフレキシードモデルプランでは、メンテナンスしやすいようオープンな場所に設置。意匠性の高い住宅分電盤がおすすめです。モデルプランの場合モデルプランの分岐回路についてはP.29で詳しくご紹介しています。41
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