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91システム天井部材納まり図設 備関連資料グリッドシリーズラインシリーズクロスシリーズ索 引3. センサ部の直下に、ロッカーなどの高い什器が配置された場合、制御したい場所の明るさを適正に検知できず、動作に不具合が生じる場合があります。4. センサ部が壁面やパーティション近傍などに設置された場合、壁面の影響を受け、制御に不具合が生じる場合があります。5. センサ検知範囲内の反射率が大幅に変化すると(レイアウト変更や人が密集した場合など)照明器具の出力が変化する場合があります。6. センサ検知範囲でスポットライトなどによる光が入切されたり、近傍の照明器具が空調の影響などで明るさが変化したりするとその影響をうけ、制御に不具合を生じる原因となります。7. 側窓採光の部屋の窓際では、特に多くの昼光が得られています。すなわち在室者が窓と平行に座っている場合は、下図のように顔面上の窓側は明るくなり、反対側は影になって暗くなります。昼光だけで照明した場合、もしくは人工照明の量が不足した場合、明暗の差が大きくなり手元が暗くなるので、好ましくありません。従って当社セルコンシリーズの明るさセンサ付器具の調光範囲は25%以上を目安としています。2. 昼光利用のため、センサ部を窓際に設置する場合は、窓からの距離は(天井高さ÷1.3)m以上離してください。センサ部を窓に近づけて設置すると、センサが昼光を直接検知してしまい照明器具の出力を抑え過ぎてしまう原因となります。■明るさセンサの動作原理セルコンシリーズの「明るさセンサ」は天井面に設置され、センサ検知範囲から反射した光量を記憶し、その光量が一定になるように照明器具の光出力をアップしたり、ダウンすることで調整しています。周辺の器具明るさセンサ机床他器具の反射光外 光明るさセンサの検知範囲外光の机上面反射光自器具の反射光外光の床面反射光センサへの入射光量比例関係床面(または机上面)照度検知範囲2.5m5m※センサの設置面照度が15∼1000lx以外では、明るさ設定できません。約φ4.0m約φ8.0m分光感度︵相対値︶1.00.5400500600700波 長[nm]人の目の感度(比視感度曲線)■使用上の留意点指向感度︵相対値︶−3−2−10123[m]検知範囲セパレートセルコン「明るさセンサ」の指向感度特性センサ直下からの距離(天高=2.5m)ドットパターン制御器具制御単位センサ部制御器具制御単位センサ部検知範囲窓制御器具ロッカーセンサ部空調の入切によりランプ出力が変化しセンサ部の動作に影響を与えます。制御器具検知範囲センサ部空調昼光窓キャビネットセンサ部検知範囲窓壁面センサ部制御器具センサ部ダウンライト検知範囲ダウンライトが点灯すれば照明器具の出力が小さくなり消灯すれば出力が大きくなります。昼光窓側は明るく、窓の反対側は影を生じて暗くなります。窓センサ機能付設備プレートについて明るさセンサとは明るさセンサの検知範囲(セパレートセルコン)分光感度について指向感度について(セパレートセルコン)1. 検知範囲が制御器具を重点的にカバーする場所にしてください。多数灯の器具を一括制御しますが、あくまで制御はセンサ検知範囲からセンサに入射する光で行っていますので、制御単位の検討には十分配慮してください。これは、部屋の環境(机・什器などの配置・反射率)が一定で外光がない状態では、床面(または机上面)の照度とセンサへの入射光量が比例関係であることを利用しています。しかし、実際の使用状態の外光入射時などは什器の陰影ができその比例関係がくずれ、床面(または机上面)の照度が設定時と異なる場合があります。また、レイアウト変更などにより部屋の環境が変化すると前述と同様に比例関係がくずれます。したがって、明るさ設定は最終の使用環境で行い、すでに設定されている場合は、再設定をおすすめします。■明るさセンサの検知範囲高さ2.5mで約φ4mを重点的に検知しています。・取付高さが高くなるとセンサへの直射光が少なくなりますので、センサの設置面照度が15〜1000lxの明るさを確保できることを事前にご確認の上、ご使用ください。セルコンシリーズの「明るさセンサ」は、光の波長に対する感度を人の目の感度に近づけるため特殊コーティングされた「明るさセンサ」を採用しています。セパレートセルコンの「明るさセンサ」は、検知範囲からの光を平均的に検知するため、センサ感度補正フィルタにドットパターンをスクリーン印刷しています。
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