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納入事例‐TIS株式会社様 1(1)

概要

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ネットワーク対応環境監視・電源管理システム多回路エネルギーモニタ納入レポートデータセンタのエネルギー運用の高効率化を図るために、電力使用量が一元管理できる環境監視・電源管理システムをご採用。大阪市西区TIS株式会社様データセンタ「心斎橋gDC」TIS株式会社ITホールディングスグループの中核事業会社として、ミッションクリティカルな情報システムの企画・構築・運用をワンストップで提供する大手ITサービス会社。「心斎橋gDC」を含め、グループとして、国内・海外20拠点約120,000m2超(※)の日本最大級のデータセンタ網を展開されています。(※)構築中のデータセンタを含む。データセンタの入口は、パナソニック(株)製ネットワークカメラなど高度なセキュリティシステムにより、人の出入りを厳しく制限。分電盤内の上部に設置された積算電力量などを計測する多回路エネルギーモニタ。すべての分岐回路にCTを取り付けることで、データセンタ内電源回路の各種データを計測・監視・管理。ラック内に設置した環境監視・電源管理システム本体コントローラで、各種データを収集。「心斎橋gDC」は2009年に全面開業されたTIS株式会社様の関西方面で2つ目となる次世代型のデータセンタです。“gDC”とはグリーン志向データセンタというコンセプトから付けられたもので、ECOやグリーンIT、省エネが叫ばれる中、地球環境に配慮したさまざまな取り組みを実施されています。同データセンタの特長は、環境配慮技術を駆使しソーラーパネル発電を利用したり、CO2排出量の少ないLED照明器具を施設内に大規模に採用している点などです。このLED照明器具は人感センサと連動させることで、さらに消費電力の削減が可能です。また、サーバルーム内の温・冷気を分離させ、冷却効率をアップする先進の高効率空調システムも導入。まさにgDCのコンセプトを具現化した次世代の都市型データセンタといえます。TIS株式会社様から弊社へのご依頼は、「心斎橋gDC」でのブレーカトリップによるラックサーバの電源ダウン対策として、電流計測システムを導入したいというものでした。そこで弊社では、ご要望にお応えすることはもちろん、「心斎橋gDC」のコンセプトであるECOやグリーンIT、省エネが実現でき、環境配慮型データセンタと呼ぶにふさわしいシステムをご提案しました。それが今回ご紹介するエネルギー計測器「多回路エネルギーモニタ」と「環境監視・電源管理システム」を組み合わせた先進の計測・監視・管理システムです。分電盤の上部やフリーアクセスフロア内に設置した「多回路エネルギーモニタ」は、分電盤内の分岐回路に取り付けられたCTと接続し、各サーバラックの電源回路ごとに電流・電圧・電力・力率・積算電力量を計測。計測したデータは「環境監視・電源管理システム」の本体コントローラに集約され、中央で一元管理されます。各データは、Webブラウザによりリアルタイムでモニタリングできるため、効率のよい管理・運営を実現しました。当システムにより、データセンタ全体の消費電力に対するサーバ等の消費電力を把握すること、どの設備、どの機器にどの程度の電力が使用されているかを詳細かつスピーディに計測・評価・分析できるため、エネルギー利用効率の大幅アップが可能です。また、使用電力量のきめ細かな計測により、過電流によるブレーカトリップを未然に防ぐことができ、当初の課題も解決しました。今後は、電力使用量・CO2排出量に加えて、ラック内の温・湿度条件の「見える化」など、さらなるグリーン志向データセンタとしての取り組みを検討・推進される予定です。ソーラーパネル発電などを採用。環境に配慮した次世代都市型データセンタ「心斎橋gDC」電流計測+積算電力量の計測で、「gDC」のコンセプトにマッチしたシステムをご提案多回路エネルギーモニタCT本体コントローラM2016.4

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