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ダイナミック演出・納入事例集 2-3(4-5)

概要

  1. 屋島レグザムフィールド
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  2. 3

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02人に寄り添う市民のスタジアム。新設計とあかりが紡ぐ愛着を深めるデザイン。屋島レクザムフィールド1953年に「香川県立屋島陸上競技場」の名称で開場し、半世紀以上にわたって市民に親しまれてきた本競技場。老朽化に伴う再整備によって、新たに「屋島レクザムフィールド」という名を冠し、コンパクトで多機能な競技場に生まれ変わった。収容人数6,000人の第2種公認陸上競技場として、これまでより市民に寄り添う施設となるよう、さまざまな工夫が散りばめられている。施設内は、370台収容の駐車場を設けるため人と車の動線を分離。2階をペデストリアンデッキとすることで、限られた敷地を有効活用している。このデッキは1周650mのジョギングコースとしても整備され、建物の前を流れる相引川や屋島の景観を眺めながら、市民が気軽に汗を流せるようになっている。このデッキ下の1階に光を導くため、メインスタンドの外周には「光の壁」が設けられた。日中は自然光がこの「光の壁」に反射して室内照度を確保。夜になると逆に、内部のフルカラーLED投光器のあかりを外部に反射して、施設全体が刻々と変化するあかりに包まれるよう設計されている。春には、白から桜色に変化する中にさらに身近で親しみやすい多機能陸上競技場へ。時折若葉色を交え桜の開花を表現。夏には、青を基調にしたあかりの中に白い光が動くように点滅を繰り返す。季節はもちろん、さまざまなイベントに合わせて多彩な演出が行われ、スタジアムがダイナミックに表情を変える。競技場は平日も開放され、デッキは憩いの場やイベントスペースとしても利用できるなど、市民に親しまれる競技場でありたいという思いが随所に具現化されている。スポーツを楽しむ人々の声がスタジアムにこだまする。そんな日常の光景がよく似合う競技場に生まれ変わったのである。■施設概要所在地:香川県高松市施  主:高松市設   計:株式会社佐藤総合計画照明デザイン:有限会社スタイルマテック・松本設計室施   工:大成・高岸特定建設工事共同企業体電気工事:四E・四国電設特定建設工事共同企業体竣  工:2017年3月演出シーンの動画がご覧いただけます
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03競技場周辺が住宅地であるためスタンドの高さは抑えられた。屋島の景観に馴染む屋根の形状が採用されている。昼はルーバー越しに入る外光を反射し、デッキ下に光を届ける「光の壁」。夜は施設内のLED投光器のあかりを外部に届ける。「光の壁」に反射したあかりは、やわらかく施設全体を包み込むかのようにスタジアムを多彩な色に染め上げる。昼と夜で役割が異なる「光の壁」。上/照明演出によって施設の意匠もダイナミックに浮かび上がる。下/ジョギングはもちろん、憩いの場としても市民に活用されているデッキ。季節やイベントに合わせてダイナミックに表情を変えるスタジアム外観。スタジアム

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