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複合天井システム 高耐震仕様 5-6(6-7)

概要

  1. ブレースの施工方法/壁際のクリアランス・納まり/天井ユニット試験
  2. 地震波振動試験 (動的振動台試験)/上部取付金具試験
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壁際のクリアランス・納まり天井ユニット試験(静的水平加力試験)ブレースの施工方法■クリアランスの設定■レ型ブレース配置の場合〈条件〉天井裏高さ:1200mm層間変位:1/100 12mm天井変位:4000N時の天井の変位 8mm×1.5=12mm施工誤差:5mm■スリット式クリアランスタイプ納まり図■廻り縁ワイドタイプ納まり図Tハンガー吊りボルトTバー上部取付金具下部取付金具ブレース材上部取付金具をスライドしてスラブへ引き上げる圧縮補強材縦補強部材留め金具ブレース材上部取付金具下部取付金具圧縮補強材層間変位++=++=クリアランス必要寸法12mm12mm5mm29mm天井変位施工誤差チャンネルハンガーCT40ハンガーCチャンネルL型クロスジョイナLDスチールL型Lバー203038×12×1.2チャンネルハンガーCT40ハンガーCチャンネル38×12×1.2特殊L型Lバー53035《安全性の検証-1》5単位:G(重力加速度)=m/s2 N(ニュートン)=kg・m/s2レ型ブレース配置、V字ブレース配置共に約6000Nまでの損傷耐力を確認し、2.2G相当の水平荷重に耐え得ることを実証しています。※荷重について詳しくは「システム天井の耐力計算例(P.3)」をご参照ください。天井ユニット全体に水平方向の力を加え、天井の耐力を確認しています。また、各部品の耐力試験も行っています。■天井ユニット試験結果グラフ(レ型ブレース配置の場合)予備荷重(約2000N)許容荷重(4000N)損傷荷重(約6000N)-7.025.020.015.010.05.0-5.0-10.0-15.0-20.0-25.00.0-6.0-5.0-4.0-3.0-2.0-1.00.01.02.03.04.05.06.07.0-7.0-6.0-5.0-4.0-3.0-2.0-1.00.01.02.03.04.05.06.07.0-7.0-6.0-5.0-4.0-3.0-2.0-1.00.01.02.03.04.05.06.07.0荷重[kN]変位量[mm]変位量[mm]変位量[mm]1回目2回目3回目荷重[kN]4回目5回目6回目荷重[kN]7回目8回目9回目25.020.015.010.05.0-5.0-10.0-15.0-20.0-25.00.025.020.015.010.05.0-5.0-10.0-15.0-20.0-25.00.0
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地震波振動試験(動的振動台試験)上部取付金具試験《安全性の検証-2》《安全性の検証-3》6・K-net芳賀波100%(東日本大震災想定)・JMA神戸原波100%(阪神淡路大震災想定)・K-net芳賀波100%(東日本大震災想定)・JMA神戸原波100%(阪神淡路大震災想定)K-net芳賀波損傷なし損傷なしJMA神戸原波K-net芳賀波JMA神戸原波3.37G1.80G3.52G2.41Gブレース配置レ型ブレース配置V字ブレース配置入力地震波形損傷状態天井面最大加速度■上部取付金具試験結果グラフ上部取付金具加力試験状況上部取付金具一方向引張終局状況今後予想される大地震を想定し、システム天井に作用する水平入力加速度3.3G以上(2.2G×1.5倍)に対して、想定間仕切りも考慮し、耐震性能に問題がないことを確認しています。(想定間仕切り重量考慮:30kg/㎡)■入力地震波形■地震波振動試験結果一覧・レ型ブレース配置:28.32kg/㎡最大入力加速度3.37Gまで損傷がないことを確認・V字ブレース配置:28.72kg/㎡最大入力加速度3.52Gまで損傷がないことを確認■システム天井一方向加力試験・一方向引張加力による荷重曲線、ならびに最大耐力の確認を実施・最大耐力:8400N・変位量:8.5mm※損傷耐力Pd:6200N繰返し加力試験・2000N、4000N、6000Nの3条件各3サイクルでの引張−圧縮の繰返し加力を実施・各繰返し加力変位量(平均)・1.5Da繰返し荷重0.5Da±d±ave+1.71−1.711.0Da±d±ave+3.25−2.481.5Da±d±ave+4.83−3.40・一方向加力による最大荷重の確認・繰返し回数:各荷重3回・加力荷重:2000N・4000N・6000N・設置角度:45°・一方向加力による最大荷重の確認・繰返し回数:各荷重3回・加力荷重:2000N・4000N・6000N・設置角度:45°一方向一方向加力試験加力試験繰返し繰返し加力試験加力試験一方向加力試験繰返し加力試験上部取付金具を吊りボルトに取り付け、最大荷重の確認、各加力荷重(2000N、4000N、6000N)での正負3回繰返し加力試験による各変位量の確認を行い、許容耐力を設定しています。■試験条件6200N×2/3≒4130Nよって上部取付金具の許容耐力は4130Nとする■許容耐力水平入力加速度2.2Gの1.5倍の実験を行い、2.2Gに耐え得ることを実証しています。0.01.02.03.04.05.06.07.08.09.010.0荷重[kN]変位量[mm]引張方向_一方向最大加力0.02.04.06.08.010.012.0-8.0-6.0-4.0-2.00.02.04.06.08.0荷重[kN]サイクル1サイクル2サイクル3サイクル4サイクル5サイクル6サイクル7サイクル8サイクル9変位量[mm]-6-5-4-3-2-10123456引張圧縮P’d±15997N5998NP’d±25996N5999N1.5Da±P’d±35999N6000N引張圧縮¦P’d±¦>0.8×(Pd)の場合、Pd×2/3を許容耐力とする

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