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SmartArchi 2020 3-4(4-5)

概要

  1. 輝度で考える照明設計
  1. 3
  2. 4

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003執務室部位会議室Feu(フー)空間の明るさ感lxルクスFeuフーVヴィーFeuフーMethod(ソフト)輝度で考える照明設計光の指標を組み合わせることで、より正確に質の高い照明設計を行う目安となります。光の指標lxFeuVlx(ルクス)水平面の明るさルクスとは光があたっている平面、一般的には床面や机上面などの水平面の明るさのことを指します。主に、作業で必要な明るさの単位として使われます。人は空間を見るとき、床だけを見るのではなく無意識に天井や壁も見ています。Feu(フー)はそれらの影響を総合的にとらえて数値化した空間の明るさ感指標です。V(ヴィー)光のメリハリ度屋外のような暗い空間では、同じ明るさ感でも光のメリハリ度の違いによって空間の雰囲気は違ってきます。V(ヴィー)はこの光のメリハリ度を数値化した指標です。Feu値の目安歩道・街路マンション共用廊下軒下通路Feu242016131086543210.50.3明るめ標準抑えめ明るめ標準抑えめフリースペース明るめ標準抑えめ明るめ標準抑えめ階段(トイレ・パウダールーム)明るめ標準抑えめエントランス明るめ標準抑えめロビー明るめ標準抑えめエレベーターホール明るめ標準抑えめ明るめ標準抑えめ明るめ標準抑えめ通路
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004Indoor空間の明るさ感屋内のような明るい空間での目安lxルクスFeuフー屋内空間での雰囲気を定量的に評価できます床面照度(lx)と、総合的な明るさ感指標Feu(フー)を組み合わせることで、「開放的」「やわらか」「しっとり」「メリハリ」など、より精度の高い照明設計が可能です。照度もFeu値も高いライティング。開放的で活気のある印象の空間に。(例:一般的なベース照明)おすすめの照明設計手法を、空間ごとにモデルプランとして展開しています。Feu×lxによる雰囲気評価マトリクスFeu×Vによる雰囲気評価マトリクス照度は低いがFeu値の高いライティング。間接照明をベースにしたやわらかな印象の空間に。(例:コーブ照明、コーニス照明)メリハリやわらか照度は高いがFeu値の低いライティング。光の重心が落ちてしっとりと落ち着いた印象の空間に。(例:グレアレスダウンライト、スポットライト)開放的しっとり照度もFeu値も低いライティング。メリハリをつけながら明るさを抑えた気品のある印象の空間に。(例:ポイント照明)床面照度空間の明るさ感光のメリハリ20106350100200500(lx)(Feu)屋外のような暗い空間での目安0.030.33110010(V)(Feu)0.1コンセプトについてエントランスでの明るさ感の例Feu値もV値も高いライティング。賑わいのある空間に。(例:拡散配光タイプ)OutdoorFeu値もV値も低いライティング。落ち着きのある空間に。(例:間接配光タイプ)VヴィーFeuフー屋外空間での雰囲気を定量的に評価できます適切な明るさ感Feu(フー)に加え、光のメリハリ度指標V(ヴィー)を組み合わせることによって、落ち着きのある空間と賑わいのある空間を定量的に設計することができます。賑わい落ち着き開放的やわらか空しっとりやわとメリハリ賑わい落ち着き暗すぎて不安を感じるゾーン

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