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7自動試験機能を搭載。システムの安全性を高めます。故障発生を常時監視しているため、機器のトラブルが早期発見できます。また、人手より精度の高い点検ができ、システム維持管理レベルが向上します。●メンテナンスコストを低減。定期試験項目の数々の点検項目が免除されるため、維持管理コストの低減が図れます。●試験・点検作業を大幅に省力化。自動またはワンタッチで、立ち入りが困難な手術室などの点検も極めて簡単に行えます。機能点検の一部は、異常がないことをプリンタで確認するだけ。施工完了時の検査も省力化できます。システムの安全性、信頼性を向上。1感知器配線が短絡すると、システム全体がダウンしてしまいます。 アイソレータを設置することで、2次側の感知器配線が短絡しても、2次側を切り離してシステム全体のダウンを防ぎます。短絡した場合は、 アイソレータごとに自動検出します。断線した場合は、断線発生箇所以降の感知器が伝送不良となります。● アイソレータを接続しなくてもシステムは機能しますが、各フロアごとの設置をおすすめします。感知器配線のトラブル時にも、システム全体のダウンを最小限に抑えます。2安全性■免除される点検・試験項目(記録確認で代替)■プリンタの印字内容常時試験定時試験機器点検(6ヵ月ごと)予備電源非常電源受信機中継器感知器総合点検(1年ごと)施工完了時の検査配線受信機中継器感知器スイッチ類・ヒューズ類・継電器・表示灯・火災表示・回路導通(通話装置・結線接続・接地・付属装置は、従来通り)煙感知器の感度試験、総合動作試験(同時作動・地区音響装置音圧試験は、従来通り)加熱試験・加煙試験全項目(端子電圧・切替・充電装置・結線接続)共通線試験・送り配線試験火災表示・回路導通・同時作動・予備電源・非常電源回路導通・予備電源作動試験異常時正常時異常発生日時、異常項目、試験結果を印字する。印字しない■感知器配線短絡時アイソレータ警戒区域2警戒区域1アイソレータアイソレータ警戒区域n■感知器配線断線時アイソレータ警戒区域2停止範囲(防排煙、ベルは正常に作動します。)警戒区域1アイソレータアイソレータ警戒区域n感知器感知器感知器感知器感知器感知器断線発生短絡発生感知確認・・確認約8秒感知確認約2秒火災監視時点検時注)感知器内部に、光を反射するようなホコリ(糸ホコリなど)が付着した場合は、感知器の感度が敏感になるため、検知レベルを上げて対応します。一方、光を吸収するようなホコリ(ススなど)が付着した場合は、感度が鈍感になるため、検知レベルを下げて対応します。発報発報検知レベル時間※汚れに対して、約9%の補正を行います。火災判断レベル発報レベル上限汚れによる感度レベルの上昇時間検知レベル火災判断レベル汚れ警報レベル汚れによる感度レベルの上昇36時間に1回火災判断レベルを補正「感知器汚れ」を受信機に発信システムの適切な維持・管理が容易に行えます。メンテナンス性●感度補償機能により 火災判断レベルを補正。光学系の汚れや電子部品の経年劣化に対して、自動的に火災判断レベルの補正※を行い、感度を一定に保ちます。●汚れ警報により 感知器の点検・交換を要求。検知IC内の増幅回路で火災信号が増幅できないくらいまで汚れが限界に達すると、受信機に汚れ警報を発信します。●点検モード切替により 加煙試験時間を短縮。点検時に受信機で「試験復旧」操作をすれば、感知器発報までに要するパルス信号を9パルス(約8秒)から3パルス(約2秒)に切り替え。加煙試験時間を大幅に短縮します。メンテナンス性を高める数々の機能を煙感知器に搭載しました。1火災やガス漏れ、その他トラブルなどの信号も含めイベント信号をセンター表示装置で最新5,000件分を表示すると同時に、 アナログ感知器の注意報・火災発報時のトレンドグラフも記録します。これにより感知器の感度が適正か、感知器が適正な場所に設置されているか、あるいは感知器の交換時期などの判断が的確に行えます。警報履歴を基に、感知器の感度や設置場所を見直すことができます。( センター表示装置接続時のみ)2
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8●シンプルな2線式。エヌマスト多重伝送の採用により、幹線から感知器配線まですべて2線式。配線設計がシンプルな上、施工も大幅に省力化できます。また、将来の間仕切り変更や増改築にも柔軟に対応できます。 システムの分散処理盤と感知器間の配線も同様。●さまざまな感知器が接続できる混在型。感知器なら、煙感知器も熱感知器も混在して接続できます。このため、用途の異なる部屋をひとつの伝送線で結んだ上、それぞれ用途に応じた感知器によって警戒することができます。また、アドレスアダプタを使用すれば一般感知器も接続できます。2線式多重伝送方式を採用。設計・施工が容易です。1感知器ベースは、ご好評の速結式。感知器配線を差し込むだけでワンタッチ結線できるので、取り付け時間が大幅に短縮できます。速結式感知器ベースにより結線作業がスピーディです。2アドレス設定器を使用して、アドレスをもつ感知器・中継器・発信機・アイソレータ・アドレスアダプタのアドレス設定が簡単にできます。ディップスイッチを設定するといったわずらわしい操作は不要でアドレスの変更も簡単にできます。端末器と端末器のアドレス設定が容易です。3警戒区域を変更する場合、感知器や発信機の回線設定を自由にソフト設定できるため、感知器配線の変更が不要です。また、将来の増・改築時の変更にもソフト設定の変更だけで簡単に対応できます。■グルーピング機能とは…感知器の配線にかかわらず、感知器単位で自火報回線番号を設定することができる機能です。グルーピング機能で警戒区域の変更や将来の増改築にも対応が容易です。4まだ施工していない部分のトラブルを表示させない(マスクする)ことにより、すでに施工した端末のトラブルをいち早く確認できます。また、階ごとにトラブルを印字させることができ、必要な部分のトラブルを短時間で発見できます。●システムでは、これらのトラブルが感知器・回線・系統・分散処理盤といった目的の単位でマスクできます。トラブルのマスク機能により、施工箇所のトラブルをいち早く確認できます。5フレキシブルな設計とスピーディな施工を支援します。設計・施工性ソフト設定変更アイソレータアイソレータ■警戒区域 変更前■警戒区域 変更後警戒区域□1警戒区域□1警戒区域□2警戒区域□2警戒区域□3BVE9910(別売)アドレス設定器希望小売価格40,000円〈税抜〉1台で端末機器と端末機器および遠隔試験機能付感知器(BGH、BGHC品番)の両方を設定可能。多重伝送線 光電アナログ式 感知器 (熱検知機能付) (アドレス付) 定温式感知器(アドレス付)一般感知器差動式分布型感知器(一般)差動式感知器(アドレス付) アドレスアダプタ(アドレス付)発信機(アドレス付) 光電式感知器(アドレス付)火災表示灯終端器(アドレスアダプタに同梱)アイソレータ(アドレス付)自動試験範囲Ω● 感知器を設定 する場合は同梱の 専用アダプタをご 使用ください。注)端末機器などを設定する場合は、同梱のクリップコードをご使用ください。端末機器・遠隔試験機能付感知器RモードPモード端末機器■P/Rモード切替スイッチ(本体側面)で設定モードを切替え注)端末機器とは、感知器や発信機など、 P型自動試験機能対応の端末機器です。専用アダプタ(同梱)希望小売価格には消費税は含まれておりません。
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