すまいのあかり設計集＜テキスト編＞ 77-78(78-79)

和室77茶室は、数寄屋風の器具でご提案！茶道具、茶花、掛け軸、釜などあり、全体を明るく照らすのではなく、趣を出すあかりの演出が必要です。お点前（茶を点てること）する時も、暗めな雰囲気が一般的なので、お部屋全体のあかりは消すか調光して薄暗くし、行灯だけのあかりのような、雰囲気を作ることも考えましょう。02用途に応じたあかり客間来客を通し接待する部屋。茶の間家族の団欒・食事の部屋。寝室プライベートな部屋。住宅によって和室の用途はさまざまです。用途を見極めて適したあかりを入れましょう。おもてなしの場として、高級感や、演出性を高めます。床の間があれば、合わせて計画しましょう。明るく快適な空間にしつつ、ゆったりとくつろいだ雰囲気を出すことも考えましょう。起床時は覚醒効果のある昼光色で、お休み前は調光してやわらかい色の電球色がおすすめです。LED電球4.3W40形相当LED電球12.9W４灯100形4灯相当●水屋水屋は、作業をする手元をやさしく照らしましょう。ダウンライトもしくはブラケットがお勧めです。畳のサイズ畳のサイズは地域によって異なり、同じ６畳でも使われる畳のサイズによっては部屋の広さに差がでてきます。カタログの畳数表示は中京間を基準としています。メーターモジュール（高野間）、京間、関西間などは中京間よりひとまわり大きいサイズなので器具を選ぶ際には畳数表示より明るめにするなど注意が必要です。種類別名（通称）長さ×幅主な使用地域中京間を１とした時の比率メーターモジュール高野間200.0×100ｃｍ／6.6×3.3尺一部住宅会社など1.20本間京間、関西間191.0×95.5ｃｍ／6.3×3.15尺京都以西。関西、中国、四国、九州1.10六二間佐賀間186.0×94.0ｃｍ／6.2×3.1尺佐賀、長崎など九州1.06六一間安芸間、三寸間185.0×92.0ｃｍ／6.1×3.05尺近畿、中国1.03三六間中京間182.0×91.0ｃｍ／6.0×3.0尺岐阜、愛知、関東、北陸の一部、高知、沖縄1五八間関東間、江戸間、田舎間、狭間176.0×88.0ｃｍ／5.8×2.9尺静岡以東。関東、東北、北海道、全国の都市部0.94五六間団地間公団サイズ170.0×85.0ｃｍ／65.6×2.8尺公団、社宅0.87●竿さお縁ぶち天井天井に沿って竿が走っているため、ペンダントが適しています。取り付け可能器具※商品によっては別売アダプタで　取り付け可能です。天井の形状の違いによる器具の使い分けシーリング※ペンダント●格ごう天井角材を格子状に組んだ天井で、ペンダントが適しています。取り付け可能器具ペンダントAAF-531ⓁAAF-402ⓁAAF-440ⓁCGTF-5567AAF-595ⓁAAF-541LED電球5W40形相当60形相当・拡散マイルド・電球色バクくんアドバイス