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建築化照明混同されることが多いこの2つ。きちんと整理しておきましょう。「建築化照明」とは建築と⼀体となった照明。反対語は「器具照明」。「間接照明」とは、いったん、天井や壁に反射させる照明。反対語は「直接照明」。建築化照明が、間接照明として⽤いられることが、圧倒的に多いため、建築化照明≒間接照明という意味で使われているようです。実は、建築化照明で間接照明ではない例(光天井)もあるし、器具照明で間接照明である例(間接光ブラケット)もあります。建築化照明が、住宅のあかりとして、注⽬されていますが⼀体、何がいいのでしょうか?天井⾯や壁⾯を広く照らし、空間に⼼地よい明るさ感・広がり感を与える。やわらかな光で、まぶしさを感じにくく、⽬に優しい。器具の存在感がなく、空間がすっきりする。1.2.3.間接照明型の建築化照明は、天井・壁を照らし、空間の背景となるあかりで、空間をほどよい明るさ感で、⼼地よくつつみ込む役割を持ちます。しかし、建築化照明だけで、照明設計は完成しません。「⼿元を照らし集いをつくる中心のあかり」や「くつろぎをつくる低位置のあかり」を加えることで、空間全体のあかりが完成します。まずは⾔葉の整理から。「建築化照明」と「間接照明」。なぜ、建築化照明がいいのか?建築化照明だけでは、未完成。この3点を実現することで、上質な空間づくりが可能になります。逆に、この3点を実現できない「カタチだけの建築化照明」には、ならないよう気をつけましょう。空間全体の照明設計建築化照明の設計建築化照明器具照明直接照明間接照明建築化照明器具照明あかりの提案では、建築化照明と、建築化照明を含めた空間全体の両⽅を考えることが重要です。建築化照明とは?139
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やわらかな光のグラデーションが、建築化照明の魅力。光をやわらかく取り出すには、光源と光を受ける面との距離をとることが重要です。1.光をやわらかく取り出す。両端の空き寸法は100〜150mmがおすすめ仕込む照明器具はサイドの壁面などにやさしく光がひろがるよう端部は100mm〜150mm空けることをおすすめします。許容範囲は50〜200mm。バクくんアドバイス照明器具を仕込んだ両端をどれだけ空けるかがポイント。 100∼150mm100mm150mm200mm100∼150mm100mm150mm200mm100∼150mm100mm150mm200mm100∼150mm100mm150mm200mmコーブ照明ここが狭まると、光が広がりません。コーニス照明ここが狭まると、光が広がりません。光源〜光を受ける面の距離を確保しましょう。光の広がりは、光源と光を受ける面までの距離の違いで変わる。[コーブ照明]間口部縦幅を広くとれば、天井へのあかりの広がりも大きくなります。空けすぎた場合端部に暗い部分ができて美しい光のグラデーションになりません。奥まで詰めた場合近づけすぎるとカットオフラインが強くなるので注意が必要です。400mm建築化照明では、連続する面の光のグラデーションが美しさをつくります。灯具は突き合わせて配置し、光がとぎれないようにしましょう。2.光をつなげる。建築化照明器具照明直接照明間接照明現場では、均等に配置されるケースがありますので、突き合わせて取り付けるよう依頼しましょう。15051150510005055075710000013000310001757501000100017575030003100000175750150510005010010150510000013000310001757501001075710050[単位:lx][照度分布試算条件]天井高さ:2.5m 反射率:70/70/30 保守率:1間口(最小)100mm間口(おすすめ)150mm間口(より明るめ)300mmスタンダードタイプ「建築化照明の設計」建築化照明を成功させるポイント-①「テーマ別」あかりの手法編ダウンライト建築化照明LEDの明るさ目安シニア店舗・施設140CG-513CG-510CG-566
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