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公共施設用照明器具 2023 53-54(54-55)

概要

  1. グリーン購入法・照明器具における判断基準
  2. 照明器具の寿命について
  1. 53
  2. 54

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53■LED道路照明LEDを用いた道路照明施設であって、次のいずれかの要件を満たすこと。①道路照明器具(連続照明、歩道照明、局部照明)である場合は、次の基準を満たすこと。ア.標準皮相電力が表1に示された設計条件タイプごとの値以下であること。イ.演色性は平均演色評価数Raが60以上であること。ウ.LEDモジュール及びLEDモジュール用制御装置の定格寿命はそれぞれ60,000時間以上であること。②トンネル照明器具(基本照明)である場合は、次の基準を満たすこと。ア.標準皮相電力が表2に示された設計条件タイプごとの値以下であること。イ.演色性は平均演色評価数Raが60以上であること。ウ.LEDモジュール及びLEDモジュール用制御装置の定格寿命はそれぞれ90,000時間以上であること。③トンネル照明器具(入口照明)である場合は、次の基準を満たすこと。ア.標準皮相電力が表3に示された種別ごとの値以下であること。イ.演色性は平均演色評価数Raが60以上であること。ウ.LEDモジュール及びLEDモジュール用制御装置の定格寿命はそれぞれ75,000時間以上であること。■LED道路照明における環境物品の判断基準表1道路照明器具(連続照明、歩道照明、局部照明)の標準皮相電力区分設計条件タイプ標準皮相電力連続照明a2車線 路面輝度 1.0cd/㎡ 歩道有り125VAb2車線 路面輝度 1.0cd/㎡ 歩道無しc3車線 路面輝度 1.0cd/㎡ 歩道有り180VAd3車線 路面輝度 1.0cd/㎡ 歩道無しe2車線 路面輝度 1.0cd/㎡ 高規格175VAf2車線 路面輝度 0.7cd/㎡ 歩道有り95VAg2車線 路面輝度 0.7cd/㎡ 歩道無しh3車線 路面輝度 0.7cd/㎡ 歩道有り125VAi3車線 路面輝度 0.7cd/㎡ 歩道無しj2車線 路面輝度 0.7cd/㎡ 高規格120VAk平均路面輝度 0.5cd/㎡ 歩道有り70VAℓ平均路面輝度 0.5cd/㎡ 歩道無し歩道照明-平均路面照度 5lx20VA-平均路面照度 10lx40VA局部照明m十字路(2車線×2車線)20lx160VAn十字路(2車線×2車線)15lx125VAo十字路(2車線×2車線)10lx95VAp十字路(4車線×2車線)20lx連続照明用125VA交差点隅切り部用120VAq十字路(4車線×2車線)15lx連続照明用95VA交差点隅切り部用95VAq'十字路(4車線×2車線)10lx連続照明用70VA交差点隅切り部用70VAr十字路(4車線×4車線)20lx連続照明用125VA交差点隅切り部用120VAs十字路(4車線×4車線)15lx連続照明用95VA交差点隅切り部用95VAt十字路(6車線×4車線)20lx連続照明用125VA交差点隅切り部用120VAu十字路(6車線×4車線)15lx連続照明用95VA交差点隅切り部用95VA-T字路(2車線×2車線)20lx95VA-T字路(2車線×2車線)15lx70VA-T字路(2車線×2車線)10lx70VA-T字路(4車線×2車線)20lx連続照明用125VA交差点隅切り部用120VA-T字路(4車線×2車線)15lx連続照明用95VA交差点隅切り部用95VA-T字路(4車線×2車線)10lx連続照明用70VA交差点隅切り部用70VA-Y字路(4車線×2車線)20lx125VA-Y字路(4車線×2車線)15lx95VA-Y字路(4車線×2車線)10lx70VAv歩行者の背景を照明する方式20lx180VA-歩行者の背景を照明する方式10lx95VAw歩行者の自身を照明する方式20lx180VA-歩行者の自身を照明する方式10lx95VA備考❶「設計条件タイプ」は、「LED道路・トンネル照明導入ガイドライン(案)」(平成27年3月国土交通省)による。❷「標準皮相電力」は、LED道路照明の定格寿命末期の皮相電力の値とする。❸電球色LEDを用いる場合の皮相電力は、上表の皮相電力の1.2倍の値を標準とする。表2トンネル照明器具(基本照明)の標準皮相電力区  分設計条件タイプ標準皮相電力一般国道等車道幅員6~7m(歩道有りの断面含む)x(1/2低減)設計速度40(km/h)2車線0.75(cd/㎡)千鳥40VAz(1/2低減)設計速度50(km/h)2車線0.95(cd/㎡)千鳥50VAbb(1/2低減)設計速度60(km/h)2車線1.15(cd/㎡)千鳥65VAx設計速度40(km/h)2車線1.5(cd/㎡)千鳥65VAy設計速度40(km/h)2車線1.5(cd/㎡)向合せ40VAz設計速度50(km/h)2車線1.9(cd/㎡)千鳥75VAaa設計速度50(km/h)2車線1.9(cd/㎡)向合せ50VAbb設計速度60(km/h)2車線2.3(cd/㎡)千鳥95VAcc設計速度60(km/h)2車線2.3(cd/㎡)向合せ65VA高速自動車国道等dd設計速度70(km/h)2車線3.2(cd/㎡)千鳥95VAee設計速度70(km/h)2車線3.2(cd/㎡)向合せ65VAff設計速度80(km/h)2車線4.5(cd/㎡)千鳥125VAgg設計速度80(km/h)2車線4.5(cd/㎡)向合せ95VA備考❶「設計条件タイプ」は、「LED道路・トンネル照明導入ガイドライン(案)」(平成27年3月国土交通省)による。❷「標準皮相電力」は、LED道路照明の定格寿命末期の皮相電力の値とする。表3トンネル照明器具(入口照明)の標準皮相電力種  別標準皮相電力NH70W相当50VANH110W相当75VANH150W相当105VANH180W相当160VANH220W相当205VANH270W相当250VANH360W相当290VA備考「種別」は高圧ナトリウムランプ相当のLEDトンネル照明器具をさす。備考❶「平均演色評価数Ra」の測定方法は、JISC7801(一般照明用光源の測定方法)及びJISC8152-2(照明用白色発光ダイオード(LED)の測定方法-第2部:LEDモジュール及びLEDライトエンジン)に規定する光源色及び演色評価数測定に準ずるものとする。❷「定格寿命」とは、一定の期間に製造された、同一形式のLEDモジュールの寿命及び同一形式のLEDモジュール用制御装置の寿命の残存率が50%となる時間の平均値をいう。 なお、「LEDモジュールの寿命」は、規定する条件で点灯させたLEDモジュールが点灯しなくなるまでの時間又は、光束が点灯初期に測定した値(LEDモジュールの規定光束)の80%未満になった時点(不点灯とみなす)までの総点灯時間のいずれか短い時間とし、「LEDモジュール用制御装置の寿命」は、規定する条件で使用したとき、LEDモジュール用制御装置が故障するか、出力が定格出力未満となり、使用不能となるまでの総点灯時間とする。
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54照明器具の寿命についてこのように、耐用年限というのは個々の照明器具の寿命をいうのではなく、ある建築物に設備された照明器具群の全数交換の推奨目処を示すものである。ちなみに、建築物修繕措置判定手法(建設大臣官房官庁営繕部監修(一財)建築保全センター発行)も照明器具の適正交換時期を10年、耐用の限度を15年としている。適正交換時期は、照明器具の点灯時間、電源電圧、周囲温度などの使用条件に左右されるが、JISC8105-1(照明器具ー第1部:安全性要求事項通則)では、表2のような目安を示している。照明器具の寿命は、他の電気器具と同様に主として絶縁物の寿命によって左右される。照明器具が常温(25±15℃)の環境で集団使用されている場合の累積点灯時間(あるいは累積点灯年数)と累積故障率との関係は図1のようである1)。電気用品の技術基準では、電気絶縁材料(安定器、ソケット、電線などの材料)の性能維持の限界を40,000時間と定めているが、実際に電気部品になったときには諸条件が影響し、30,000時間位から摩耗故障期に入るとされている。それ以降累積故障率が増加し寿命期に入り、平均的耐用年数年限40,000時間(累積故障率50%)になり、その後に照明器具としての耐用限度に至る。引用文献:1)JISC8105-1:2021 照明器具−第1部:安全性要求事項通則2)(一社)日本照明工業会ガイド111-2012 建築物等に施設する照明器具の耐用年限 2012年7月5日使用時間1,500時間/年(5時間/日)3,000時間/年(10時間/日)5,000時間/年(17時間/日)8,000時間/年(24時間/日)主な用途体育館・会議室事務所・工場(一般)・店舗工場(2交替)工場(全日操業)24時間点灯使用条件電 圧定格105%定格105%定格105%定格105%温度(℃)30以下4030以下4030以下4030以下4030以下4030以下4030以下4030以下40交換時期(年)151014710573.563423.81.92.51.3適正交換時期8年〜10年耐用の限度15年表1 照明器具の耐用年限2)表2 適正交換時期の目安1)図1 照明器具の累積故障率(JISC8105-1「照明器具-第1部:安全性要求事項通則」解説より)151015234510080604020000累積点灯時間(万時間)累積点灯年数(10時間/日、年間3,000時間点灯)累積故障率(%)公共施設用照明器具の寿命については、「耐用年限」という概念を用いる。耐用年限は、照明器具の使用中の経年劣化により、全数交換を必要とするまでの使用期間を意味し、「適正交換時期」と「耐用の限度」という二つの時間(単位は年)で示す。適正交換時期とは、照明器具の故障率が増加し始め、そのための対策費用を考慮して、全数交換が推奨される時期のことである。また、耐用の限度とは、照明器具内部の部品(特に絶縁物)の劣化が進み、安全上照明器具の全数交換を必要とする年限のことである。このような寿命の概念は、JISC8105-1の解説1)に適正交換時期として述べられており、公共施設用照明器具のみならず一般の照明器具にも適用される。表1は一般的な使用条件(定格電圧、常温、常湿、使用時間:3,000時間/年、大きな振動・衝撃なし)における照明器具の耐用年限2)である。参考資料(リニューアル・保守・点検等):1)JLA1029照明器具リニューアルのおすすめ(照明器具カエルBook)2)JLA1036防災照明器具保守・点検リニューアルのおすすめ3)JLA1032非常灯・誘導灯HandBook4)JLA1037道路照明用鋼製テーパーポール点検・診断のおすすめ

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