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1さまざまな機器で構成されるフル2線式リモコン、特に重要なのが「伝送ユニット」です。伝送ユニットは照明制御の設定内容を保存しているとても重要な機器です。伝送ユニットに不具合があると、その兆候がさまざまな症状として表れます。スイッチ操作しても動かない、動作が遅いスイッチ操作しても動作しない箇所がある照明は点灯・消灯するがスイッチLEDの色が変わらないスイッチや照明器具が正常でも、このような症状がでます。あるフロアだけの場合もあれば、共用部も含めて全館に及ぶこともあります。伝送ユニットに不具合が起きると復旧するまでの対処が面倒復旧するまでの間、ON/OFFは分電盤内のリモコンリレーで手動操作が必要です。感電の恐れがあるので、施設管理者でなければ操作できません。分電盤リモコンリレー照明これが、伝送ユニットT/Uスイッチ◎フル2線式リモコンを構成する機器(緑:消灯)(赤:点灯)
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2伝送ユニットの不具合、元通りの運用に復旧させるには時間も費用もかかります。伝送ユニットの設定内容は記録(「アドレス設定表」「パターン・グループ設定表」など)として保管されているのが一般的。もしこの記録が残っていなければ、復旧までに膨大な労力が必要になります。全スイッチのアドレスを確認確認作業をもとに設定データのリスト作成元通りの運用状態に復旧していない場合は、設定データのリストを作り直し全ての設定データを手で入力元通りの運用状態か現場で確認伝送ユニットに不具合がない場合、機器更新だけなら1∼2時間で完了点灯グループや点灯パターンを聞き取り分電盤機器のアドレスを確認●記録が残っていない場合のデータ復旧手順既存の伝送ユニットのデータを設定器に取り込み新しい伝送ユニットにデータを転送するだけいつまでかかる?いくらかかる?伝送ユニットをはじめシステムに不具合が起きる前に機器交換をご計画ください
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