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火災通報装置パンフ 1-2(2-3)

概要

  1. 火災通報装置に関わる法令が改正されました
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火災通報装置に関わる法令が改正されました。主な改正内容近年、IP電話回線(インターネットプロトコルを用いて音声伝送を行う電話回線)が普及していることから、IP電話回線を使用する場合等の火災通報装置に係る技術上の基準等が定められました。●「消防法施行規則の一部を改正する省令」 (平成28年2月24日 総務省令第10号)●「火災通報装置の基準の一部を改正する件」 (平成28年2月24日 消防庁告示第6号)●「消防法施行規則の一部を改正する省令及び 火災通報装置の基準の一部を改正する件の 公布について(通知)」 (平成28年2月24日 消防予第49号)●「消防法施行規則の一部を改正する省令及び 火災通報装置の基準の一部を改正する件の 運用上の留意事項について(通知)」 (平成28年8月3日 消防予第240号)IP電話回線の場合①機能に支障を生ずるおそれのない電話回線を使用すること②必要に応じて回線終端装置等を媒介することにより適切に使用すること 他の機器の影響により機能に支障がないよう規定(1)火災通報装置の電話回線との接続等に関する基準の改正①音声情報送出後の待機時間を5秒→10秒に延長②通話切れの場合の呼び返し信号の待機時間を10秒間とること(2)消防機関からの呼び返し信号を確実に受信するための基準の改正①IP電話を使用する場合の回線終端装置等の予備電源対応②常用電源使用時には分電盤と回線終端装置等の間に、開閉器を設けない等③分電盤の開閉器に火災通報装置に係る回線終端装置等用の旨の表示記載等(3)確実な電源供給のための基準の改正専用電話機火災通報装置ご存知ですか?1消防署一般通報先アナログ電話回線またはIP電話回線従来のアナログ電話回線とIP電話回線では停電時の動作がちがいます。屋内電話回線が直接火災通報装置に接続されます。停電時も一定時間火災通報ができます。アナログ電話回線の場合屋内電話機等アナログ電話回線IP電話回線※回線終端装置等火災通報装置電話機等電話局火災通報装置インターネット※使用するIP電話回線は、119番への発信・逆信が可能なこと。今回改正された法令、および通知回線終端装置等で出力されるアナログ電話信号が、火災通報装置に接続されます。回線終端装置等に予備電源がないと、停電時にIP電話回線が使用できない状態となりますので、火災通報動作できません。したがって、回線終端装置等に停電時バックアップする予備電源が必要となります。(P.2参照)
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配線の接続部が、振動または衝撃により容易に緩まないような措置の例参考:消防庁通知(平成28年8月3日 消防予第240号)   「消防法施行規則の一部を改正する省令及び火災通報装置の基準の一部を改正する件の運用上の留意事項について(通知)」2コンセントIP電話回線IP電話回線に接続する火災通報装置の運用上の留意事項(必要な措置)アンカー等結着部ひも、コード等■市販の器具を活用した措置の例壁・器具等UPS装置回線終端装置等(ONU等)分電盤火災通報装置の動作に支障を来たさない位置に接続すること火災通報装置用および回線終端装置等用の旨の表示が必要途中経路に開閉器を設けてはいけない抜け止めの措置が必要予備電源内蔵回線終端装置等の停電時バックアップが必要予備電源なし最低70分の停電補償が必要火災通報装置壁コンセントバンド調整ツメクランプ留め金具=必要な措置

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