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複合天井システム 81-82(82-83)

概要

  1. 関連資料
  2. 耐震設計の概要
  1. 81
  2. 82

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81■システム天井の耐震の基本対策①天井下地材の剛性を高める•ブレース補強所定位置および所定ピッチにブレース補強をする。•Cチャンネルの接続JISのCチャンネルを使用してビス止めで接続する。•防煙垂壁•間仕切などのブレース補強天井に付帯する設備の部位はブレース補強をする。ビス止めブレースブレース金具3点30∼60°程度以内30∼60°程度以内ビス止め  チャンネルジョイナCチャンネル ②変形に追従する構造にする。•壁際の下地組壁際の天井下地は壁から150mm程度で吊り下げる。•壁際の天井板の落下防止壁際の天井板はHバーを天井下地から吊り下げる。Cチャンネル吊りボルトCT40ハンガー15010 チャンネルクロス金具CHハンガーHバー③天井板、設備の落下防止をする•天井板の落下防止中央部の天井板はTHハンガーで落下防止する。•照明器具の落下防止浮き上り防止ツメやワイヤーで落下防止する。•設備プレートの落下防止設備プレートの落下防止ヒモで落下防止する。THハンガー浮き上り防止天井材落下防止ヒモ〈地震時にシステム天井に作用する力〉当社では、過去の地震による天井被害の分析結果や社内外での振動試験結果などを参考にして「システム天井の耐震設計基準」を設定し、製造、設計、施工の各面での耐震仕様を定め、耐震安全性の追及を図っています。■複合天井システムの耐震安全性天井H1H = /HH:階高 :水平変位天井の層間変形角 =/H1建物層間変形角( )慣性力(FH)天井FH吊りボルトFH=KH・WKH:水平震度(システム天井の入力加速度)W:システム天井の重量FV=KH・WFV=垂直方向の慣性力21耐震設計の概要システム天井部材納まり図設 備関連資料グリッドシリーズラインシリーズクロスシリーズ索 引■耐震安全性の目標システム天井の耐震安全性の目標地震動の条件想定するシステム天井への入力と建物の変形システム天井の耐震安全性の目標地震の強さ発生頻度気象庁震度階想定する地震加速度中地震建物の耐用年限中に数度は遭遇する5(弱)100galシステム天井入力加速度333gal(垂直は水平の1/2)下記以外のごく軽微な被害大地震建物の耐用年限中に一度遭遇するかも知れない6(弱)300galシステム天井入力加速1000gal(垂直は水平の1/2)システム天井部材の落下または、落下にいたる重大な被害のないこと
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82システム天井部材納まり図設 備関連資料索 引グリッドシリーズラインシリーズクロスシリーズ●システム天井の耐震グレードの設定についてシステム天井を設置する部屋の重要度や建物の構造により、耐震グレードを設定します。システム天井の耐震度はブレースの数量(ブレース1組の負担面積)によって、下記の通り設定してください。1200または12801200または12801200または1280スチールTバー〈クロスTバー方向〉1200または12801200または1280スチールTバー〈クロスTバー方向〉1200または12801200または12801200または1280スチールTバー〈メインTバー方向〉1200または12801200または1280スチールTバー〈メインTバー方向〉(逆)ハの字(圧縮補強材付き)の場合V字の場合ブレース材ブレース材圧縮補強材ブレース上部固定位置ブレース上部固定位置ビス止めビス止め30∼60°程度ブレース材圧縮補強材ブレース上部固定位置ビス止め30∼60°程度30∼60°程度ブレース材ブレース上部固定位置ビス止め30∼60°程度グリッド天井タイプのブレース設置例■ブレースの配置方法グリッド天井タイプ600×600(逆)ハの字(圧縮補強材付き)ブレースの配置例720072007200720072007200C部ブレース1組 負担面積約18m2/1組A、B部ブレース1組 負担面積約18m2/1組吊りボルトの圧縮補強材ブレースブレースの配置方法その1その2その3V字配置の例(逆)ハの字(圧縮補強材付き)配置の例(青線は吊りボルトの圧縮補強材)・引張力、圧縮力を負担するブレースを1組とする■ブレースの設置方法1)ブレースの固定は、専用金物とし、φ4ビス 2点止めにします。ブレース固定部の水平耐力は2,000N以上とします。2)ブレースの固定位置は、上端はスラブに接するようにし、吊りボルトに固定します。 下端は吊りボルトを設置したハンガーに固定します。また、ブレースを設置した部位のハンガーはTバーとビスで固定します。3)ブレースの角度は、30〜60°程度とします。60°を超える場合は耐力が減少するためブレースの耐力を求めブレースの負担面積を設定します。ブレースの耐力(ブレースの配置、ブレースの材料、天井懐寸法、吊りボルトピッチ)、天井部材の耐力、天井の質量によりブレース1組の負担面積は異なります。グリッド天井タイプ、Tバー15D、天井面水平入力加速度が1G、天井の質量10kgf/m2の場合ブレース1組の負担面積は、18m2とする。ただし、詳細に求めた場合はその値を採用することができます。※天井の質量10kgf/m2の場合ブレース1組の負担 面積は、18m2とする。ただし、詳細に求めた場合 はその値を採用することができます。■ブレースの負担面積V字、または(逆)ハの字配置とします。天井周辺部および中央部に負担面積以内になるように均等に配置します。間隔は1,600mm(グリッド天井タイプの場合は2,600mm)以内とします。右図「グリッド天井タイプ600×600(逆)ハの字(圧縮補強材付き)ブレースの配置例」参照。耐震設計の概要当社耐震設計は「2020年度ロックウール工業会耐震基準」に基づいて設計しております。※ブレース材の強度によっては圧縮補強材が、不要となる場合があります。1)本図は、天井面水平入力加速度が1G、天井の重量が10kg/m2、天井懐寸法が1200mm、 ブレース材がC25×19×5×1.0の場合の例である。2)ブレースは、基本的に全吊りボルト溝面にXY両方向に配置する。■耐震グレードとブレース1組の最大負担面積耐震グレードブレース1組の最大負担面積適 用水準天井水平入力加速度A1G18m2耐震安全性の必要な部屋などB0.45G30m2上記以外の最低基準■ブレースの対応範囲(1G、10kg/㎡で18㎡/対の条件で推奨する範囲を求める)耐震グレードブレース材料吊りボルト部圧縮材天井懐寸法(mm)10001200130014001500  2000   2900一般タイプ下部金具なしC38×12×1.2適用なしC25×19×5×1.0C40×20×1.6C40×20×10×1.6C60×30×10×1.6一般タイプ下部金具ありC38×12×1.2適用なしC25×19×5×1.0C40×20×1.6C40×20×10×1.6C60×30×10×1.6高耐震タイプ圧縮材あり下部金具ありC38×12×1.2C40C25×19×5×1.0C40×20×1.6C60×30×10×1.62900990135015402000270010301450160020502700190020502150

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