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複合天井システム 89-90(90-91)

概要

  1. 関連資料
  2. ハイロッキーL・SLの正しい扱い方
  3. 関連資料
  4. センサ機能付設備プレートについて
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89システム天井部材納まり図設 備関連資料グリッドシリーズラインシリーズクロスシリーズ索 引1−1/岩綿吸音板および施工金具などは、降雨や降雪、吹込みなどによる浸水や湿潤の害を受けないように常に乾燥していて、清潔で安全な環境の場所に保管してください。1−2/保管にあたっては、岩綿吸音板の隅や角、および施工金具などが損傷しないような安全な場所を選び、壁面から1m以上離し、床には捨板、またはシートの防湿性のものを敷き、その上に平らに置くようにしてください。2−1/運搬に際しては、衝撃を受けたり、荷姿をくずすことのないように、ていねいに扱うようにしてください。2−2/岩綿吸音板や施工金具などの取扱いは、油気、汚れなどのない清潔な手(軍手等)でおこなってください。3−1/岩綿吸音板の切断は、金のこまたはナイフでおこない、切断面が不整になる場合は、木工用粗ヤスリかサンドペーパーをかけて、平らに仕上げてください。3−2/穴あけ、その他の加工については、化粧面からおこなってください。4−1/プラスター、モルタルなどの左官工事は、早目に完了させ、施工する室内などを十分に乾燥させてください。4−2/現場の防水、雨じまいが完全におこなわれ、換気、通風がよく、窓にはガラスがすべてはめ込まれてから施工してください。4−3/建築物が新しく、相当の湿気をもっている場合は、通風をよくし、少なくとも壁面に水滴がないことを確認してください。とくに寒冷地の現場では、暖房をこころがけることが必要です。4−4/施工時の環境湿度は、接着工法の場合は相対湿度85%以下、金具工法(システム天井工法)の場合は80%以下でなければなりません。工事中は定期的に湿度を測り、現場の湿度がこれらの値を超える場合は、施工を避けてください。6−1/施工完了後は、少なくても3昼夜以上、衝撃や接触を避けてください。6−2/夜間は、外気から遮断してください。6−3/施工完了後の空調設備機器の試運転は、急激な負荷を避けてください。6−4/長時間空室にする場合は、室内が高温多湿にならないように、適切な換気を考慮してください。労働衛生上の予防措置として、以下のことに留意してください。7−1/粉じんの飛散に留意しながら取扱ってください。7−2/切断等の加工は、可能な限り、カッターナイフ等の手動工具で行ってください。7−3/必要に応じて、防じん眼鏡、防じんマスク、保護手袋を着用してください。7−4/取扱い後は、うがい及び手洗いを励行してください。ハイロッキーL・SLの正しい扱い方1材料の保管5施工6施工後の養生7取扱い上の注意2運搬と取扱い3加工4工事の環境●吸湿時における岩綿吸音板のたわみ(ロックウール工業会自主規格)標準塗装法(スプレーによる吹付け)工 程塗   料塗布量g/㎡放置時間淡彩色仕上げの場合中濃色仕上げの場合①下塗リ水性エマルジョン系ペイント(着色剤混入厳禁)250〜350②上塗リ水性エマルジョン系ペイントにエマルジョン用の着色剤で調色250×2回塗リ②中塗リ水性エマルジョン系ペイント250〜350①下塗リ水性エマルジョン系ペイント(着色剤混入厳禁)250〜350③上塗リアクリルまたは酢ビ系、中濃色エマルジョン系ペイント150×2回塗リ各回塗装後2時間以上照明点灯時限界温度30℃ 湿度90%温度30℃ 湿度80%サイズ t15×400×1500時間(Hr)たわみ(mm)024-0.100.10.20.30.40.50.60.70.80.91.01.11.21.31.41.5-0.100.10.20.30.40.50.60.70.80.91.01.11.21.31.41.54872961201263照明非点灯時(一方光線)限界t15たわみ(mm)400mmロックウール工業会設計施工資料より抜粋5−1/配線、配管工事は、岩綿吸音板の施工前に完了するように、作業手順を打合わせてください。5−2/下地は、施工前に十分点検し、目違い、凹凸、湾曲などがないようにしてください。5−3/岩綿吸音板の目地が、下地材の目地と重ならないように割付けてください。5−4/施工に際しては、できる限り工夫して、段違い、目地違い、すき間、角かけなどがないように仕上げてください。5−5/接着剤を使用する場合は、接着剤は十分に点付けし、手前からずらすようにして所定の位置に貼りつけ、くぎ、ステープルで固定してください。5−6/同室内の岩綿吸音板の施工は、できる限り続けておこない、残った部分については日を置かずに施工してください。5−7/特別な色の吹付け塗装は、のぞましくありませんが、やむを得ず着色する場合は、施工完了後3昼夜以上を経過してからおこなってください。ただし、現場着色の例として、次表を参考にしてください。  (システム天井の場合は現場着色は避け  てください。)5−8/設備機器の納まりについては、事前によく打合わせてください。
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90システム天井部材納まり図設 備関連資料索 引グリッドシリーズラインシリーズクロスシリーズセンサ機能付設備プレートについて人の動き検知範囲入射赤外線の変化がある一定量を超えることにより人を検知します。赤外線赤外線赤外線温度差ひと(熱線)センサひと(熱線)センサ検知ゾーン検知範囲約φ7.6m約φ6m5m2.5m3m3m1m2m3m0mAレンズの検知範囲(約φ2m)Bレンズの検知範囲(約φ4m)Cレンズの検知範囲(約φ6m)検知ゾーンAレンズBレンズCレンズセンサレンズ形状センサ検知面平面図(H=2.5m)〈検知範囲のカットについて〉センサにシールなどを貼付することにより、検知範囲をカットすることができます。カットする範囲によりシールの貼付箇所が異なります。(センサレンズと検知範囲の対応図)人体温度分布の例(当社実験データによる)(作業服着用)靴(運動靴)床胸顔周囲温度34℃顔33℃の時20℃の時32℃31℃胸22℃30℃靴25℃25℃床15℃ひと(熱線)センサ実際に感じる検知範囲周囲温度:33℃検知範囲顔:34℃靴:30℃床:25℃顔面胸部顔面着衣胸部504030201001020304050表面温度(℃)周囲温度変動による人体表面の温度変化(実験結果)温度差2℃範囲温度差3℃範囲背景温度(℃)検知しにくい部分検知しやすい検知しにくい検知ゾーンひと(熱線)センサひとセンサ検知ゾーン検知範囲検知する温度差:3℃以上検知する移動スピード:0.3〜1m/s対象物:□20cmセンサレンズシールなどで隠した部分斜線の部分はカットされた検知範囲ですセンサレンズにエリアカットシールを貼ることで検知範囲を限定できます。センサレンズエリアカットシールA1B1A2B2B2B1エリアカットシール注)センサレンズにエリアカットシールを貼ることで検知範囲を限定できます。注)検知高さが2.5m以上の場合については、エリアカットシールのB1・B2をセンサレンズに貼ってください。注)検知エリア内でも小さな動きは検知できない場合がありますのでご注意ください。A1A1B1A2A2B2約φ7.6m約φ3.8m約φ6.0m2.5m5.0mセンサレンズシールなどで隠した部分斜線の部分はカットされた検知範囲ですセンサレンズにエリアカットシールを貼ることで検知範囲を限定できます。センサレンズエリアカットシールA1B1A2B2B2B1エリアカットシール注)センサレンズにエリアカットシールを貼ることで検知範囲を限定できます。注)検知高さが2.5m以上の場合については、エリアカットシールのB1・B2をセンサレンズに貼ってください。注)検知エリア内でも小さな動きは検知できない場合がありますのでご注意ください。A1A1B1A2A2B2約φ7.6m約φ3.8m約φ6.0m2.5m5.0mひと(熱線)センサとは■ひと(熱線)センサの動作原理セルコンシリーズの「ひと(熱線)センサ」は赤外線センサによる人検知を行っています。地球上のすべての物体は、その温度と表面の性質に応じた電磁波を放射しています。人体表面からは、10μmの波長を中心とした赤外線が放射されており、人が検知範囲に入ったとき、センサに入射する赤外線の量は、人体表面と背景との温度差に相当する量だけ変化します。つまり、熱源である人体と床、壁などの背景との温度差に応じて動作します。実際のセンサは右図のように検知範囲内にいくつかの検知ゾーンがあります。検知ゾーンがないところは検知しません。■ひと(熱線)センサの検知範囲・シンプルセルコン(N、NTタイプ)・セパレートセルコン(N、NT、ANタイプ)■使用上の留意点1. 夏季、周囲温度と人体の温度があまり変わらない時、検知範囲や感度が変化する場合があります。ひと(熱線)センサは周囲温度(床)と人体の温度差を検知しますので、上の表のように周囲温度が高くなると、背景温度と顔面や着衣胸部の温度差が小さくなり検知しにくくなります。特に歩行時には、下図のように周囲温度が高くなると、人体との温度差が小さくなり検知範囲が狭く感じることがあります。床と靴の温度差が小さい(5℃)ので検知しにくい※検知ゾーンを横切った時に検知します。床と顔の温度差が大きい(9℃)ので検知しやすい使用している熱線センサは温度差2℃または3℃以上を検知しますので周囲温度変動に対して下図のような特性があります。2. 器具を壁または傾斜天井への取り付けはできません。進入方向によっては検知感度が鈍くなりますので、検知できない場合があります。3. 取付高さが高くなればなる程、検知ゾーンの抜け(検知ゾーンのない所)が大きくなります。センサまでの距離が遠くなり、温度変化が小さくなるので検知しにくくなります。従ってより大きな動作でないとセンサが検知しなくなります。使用環境、対象動作などによりますが、取付高さは5m以下をおすすめします。4. 検知ゾーン内でも、人がほとんど動いていない場合やゆっくりとした動作の場合には、赤外線の変化がないため検知しません。  (一例、トイレの便座に座ったままのとき)

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