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トロリーダクト[2024年4月価格改定版] 1-2(2-3)

概要

  1. ご採用の前に/トロリーダクトのメンテナンススケジュール
  2. トロリーダクトの安全に関するご注意
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本  体製品交換推奨フィードインボックスセンターフィードインボックスハンガートロリー・導体表面の著しい汚れの有無(3∼6か月)→導体クリーナーまたはウェスなどで清掃する。・本体が蛇行していないかの確認(3∼6か月)→ハンガーの位置を修正する。・導体継手のねじの緩みはないかの確認(3∼6か月)→増し締めする。・ターミナルのねじ緩みはないかの確認(1∼3か月)→増し締めする。・集電子の交換ラインまで摩耗していないかの確認(1∼3か月)→交換ラインまで摩耗している場合は、集電子を交換する。・走行輪はスムーズに回転するか(1∼3か月)→製品を交換する。・端子ねじの緩みはないかの確認(3∼6か月)→増し締めする。・取付ナットの緩みはないかの確認(3∼6か月)→増し締めする。5年導入10年※(A)※(B)102030405020406080100100200200400500m1000mトロリーダクト布設長さ(L)負荷電流345102030405060A※(A)は端末給電の場合の長さを示す。 (B)は両端末および中央給電の場合の長さを示す。345102030405060A0.2V0.5V1V2V3V4V6V5V8V10V15V20V電圧降下(線間)定格電流(A)抵抗R(mΩ/m)リアクタンスX(mΩ/m)インピーダンスZ(mΩ/m)302.020.142.03600.570.140.591000.440.160.47■電圧降下早見グラフをご活用ください。ご採用の前にトロリーダクトのメンテナンススケジュール1.この商品は、定期的なメンテナンスが必要です。定期的なメンテナンスが行える設備だけに使用してください。∼導体に異常(ヒゲ(バリ)、異物の侵入、付着など)が発生した場合、短絡・地絡による火災のおそれがあります∼メンテナンスについては47∼48ページをご参照ください。2.この商品は、施工状態、使用環境によって離線や短絡などのおそれがありますので、極めて高い信頼性が必要とされる用途(漏電などの回路遮断による影響度の大きい設備、医療設備などの、人命に直接影響する用途)には使用できません。3.この商品を使用したシステムを設計する場合、使用中の故障に対し、安全側への適切な処置を講じた上で使用してください。4.この商品は、使用できる環境に制限があります。使用場所については、下記項目を参考にご検討ください。❶可燃性ガス・粉じん(爆発性・可燃性)の発生する環境などこの商品は、使用中にスパークが発生するおそれがありますので、電気設備技術基準(法令)・内線規程により使用できません。❷周囲温度が、−10℃∼40℃以外および急激な温度変化で結露が生じるおそれのある場所では使用できません。∼感電・火災・落下のおそれがあります∼❸クリーンルーム、食品工場などこの商品からは摩耗粉が発生しますので、使用には適しません。❹腐食性ガスの発生する環境などこの商品は、腐食により商品の落下・接触不良などが発生するおそれがありますので、使用できません。5.この商品は、電気設備技術基準(法令)および内線規程に従って施工することが義務付けられています。 ∼短絡・過電流が流れた場合など、適正に回路保護されていないと火災のおそれがあります∼6.この商品の性能は、施工精度(本体の水平・垂直レベルなど)に大きく影響されますので、設計・施工については充分考慮してください。7.この商品は、トロリーを停止させた状態で給電する場合、トロリー定格電流の1/2以下を目安に設備設計をしてください。∼導体と集電子(コレクタ)の接触部の温度上昇により接触不良をおこし、火災のおそれがあります∼使用条件、使用場所で異なりますが、正しい施工が施され定期点検および定期的にメンテナンスしていただくと、10年程度ご使用いただけます。本メンテナンススケジュールを目安にメンテナンス表により点検を行ってください。具体的な点検項目はメンテナンス表(47∼48ページ)を参照ください。電気工事業者で行うお手入れ■電圧降下計算式(3相3線式の場合)E=√3・Ⅰ・Z・LⅠ=負荷の総定格電流(A)Z=インピーダンス(Ω/m)L=ライン長さ(m)このカタログでは、46ページにトロリーダクトの「電圧降下早見グラフ」を掲げています。これをご活用になれば、トロリーダクトの電圧降下の概算がその場でおわかりいただけます。●電圧降下早見グラフの見方例えばトロリーダクト60Aタイプを100m敷設し、端末より給電する場合で、負荷の総定格電流は20Aとします。横軸100mと縦軸20Aの交点、この場合は約2Vが電圧降下の値です。60Aトロリーダクト1
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警告禁止●商品の改造は絶対にしない。∼感電・火災・落下のおそれがあります。∼●結露が生じるおそれのある場所では使用しない。∼感電・火災・落下のおそれがあります。∼必ず守る●メンテナンスの際には必ず電源を切ってから行う。∼感電のおそれがあります。∼●集電子(コレクタ)は、交換ラインに達する前までに交換する。∼スパークによる火災・接触不良・トロリーの脱線などのおそれがあります。∼必ず守る●異常が生じたら速やかに電源を切り、電気工事業者(電気工事士)に連絡をして処置をお願いする。∼感電・火災・落下のおそれがあります。なお、その際には必ず施工・取扱説明書をお渡しください。∼●商品の取り替えやメンテナンスは電気工事業者(電気工事士)により行う。●周囲温度が−10℃∼40℃で使用する。∼上記以外でご使用の場合、当社へお問い合わせください。∼●試運転、定期点検を必ず行う。点検後は必ず試運転を行う。∼守らないと、感電・火災・落下のおそれがあります。∼注意禁止●トロリーダクトは粉じん・水蒸気・ガス・油煙などが「トロリーダクト内部」に付着する場所などでは、使用しない。∼感電・火災・落下のおそれがあります。∼●集電子(コレクタ)は、乾式潤滑方式ですので、他の潤滑剤を集電子および本体の導体表面に塗布しない。∼接触不良によるスパーク・火災のおそれがあります。∼●腐食性ガスの発生する場所、切削油等が直接かかる場所などでは、使用しない。∼感電・火災・落下のおそれがあります。∼必ず守る●走行速度は、120m/分以下(ピックアップダクト・ポイントダクト取付部、ローラータイプトロリー使用時は40m/分以下)で使用する。ただし、負荷、電圧の種類によっては制限を受ける場合があるため、詳細は当社におたずねください。∼スパークによる火災・接触不良・トロリーの脱線などのおそれがあります。∼●定期的なメンテナンスを必ず行う。47∼48ページをご参照ください。∼感電・火災・落下のおそれがあります。∼●長期間(目安3ヶ月)使用されなかった場合、本体の導体表面が酸化し、接触不良のおそれがあります。使用する前には導体のクリーニングおよびメンテナンスを行う。∼感電・火災のおそれがあります。∼●点検の際は、ヘルメット・軍手などの保護具を着用して点検をする。∼守らないと、けがをするおそれがあります。∼●本体をハンガーへ取り付ける際は、ハンガーに手をはさまないように本体を押しこむ。∼守らないと、手指のけがをするおそれがあります。∼●集電子交換時、リード線を負荷に接続する時は、必ず本体の相(R・S・T)を確認してから、結線する。∼守らないと、スパークによる火災のおそれがあります。∼●トロリーを停止させた状態で給電する場合、トロリー定格電流の1/2以下を目安に設備設計をする。∼導体と集電子の接触部の温度上昇により接触不良をおこし、火災のおそれがあります。∼警告禁止●商品の改造は絶対にしない。∼感電・火災・落下のおそれがあります。∼●可燃性ガス・粉じん(爆発性・可燃性)の雰囲気では使用しない。∼爆発のおそれがあります。∼●結露が生じるおそれのある場所では使用しない。∼感電・火災・落下のおそれがあります。∼必ず守る●この商品は、電気設備技術基準(法令)および内線規程に従い施工する。電源の一次側には適正な過電流遮断器を使用する。トロリーダクトへ給電する電線は、分岐回路を保護する過電流遮断器・定格電流に適したサイズのものを選定する。詳細は内線規程を参照する。∼感電・火災・落下のおそれがあります。∼●施工は、商品に同梱の施工・取扱説明書通りに正確に行う。∼施工に不備があると、感電・火災・落下のおそれがあります。∼●周囲温度が−10℃∼40℃で使用する。∼上記以外でご使用の場合、当社へお問い合わせください。∼●トロリーダクトおよびトロリーに接続する電気機器には接地工事が必要。注意禁止●トロリーダクトは、粉じん・水蒸気・ガス・油煙などが「トロリーダクト内部」に付着する場所などでは使用しない。∼感電・火災のおそれがあります。∼●腐食性ガスの発生する場所、切削油等が直接かかる場所などでは、使用しない。∼感電・火災・落下のおそれがあります。∼●海岸地域・セメント工場・下水処理場など、特に耐食性が必要な環境では使用しない。(耐食性が必要な場合はステンレス製商品を使用する)●ダクト上に重量物を置いたり、人が乗ったりしない。必ず守る●走行速度は、120m/分以下(ピックアップダクト・ポイントダクト取付部、ローラータイプトロリー使用時は40m/分以下)で使用する。∼スパークによる火災・接触不良・トロリーの脱線などのおそれがあります。∼●クレーンガータ・ターンテーブルなど、トロリーダクトに振動が加わる場所および、ピックアップダクト・ポイントダクトを使用する場所では、必ず横行用ハンガーを使用する。∼落下・接触不良・トロリーの脱線などのおそれがあります。∼●トロリーダクトの試運転を必ず行う。∼感電・火災・落下のおそれがあります。∼●表示の定格、負荷容量の範囲内で使用する。∼範囲を超えますと焼損や火災のおそれがあります。∼●本体をハンガーへ取り付ける際は、ハンガーに手をはさまないように本体を押しこむ。∼守らないと、手指のけがをするおそれがあります。∼●トロリーからの配線はたるみをもたせ、トロリーの走行に影響を与えないようにする。∼トロリーの重心が傾き、集電子に偏摩耗を起こしトロリーダクト導体にヒゲ(バリ)発生のおそれがあります。∼●本商品は造営材に堅ろうに固定して施設する。∼守らないと火災・落下のおそれがあります。∼●本商品を設置する造営材は堅固に固定する。∼守らないと落下のおそれがあります。∼必ず守る●屋外で使用される場合は、必ず屋外型トロリーダクトを使用する。∼感電・火災のおそれがあります。∼●本体の開口部は、必ず下向きに施工する。∼開口部を横向きまたは、上向きに施工しますと、スパークによる火災・接触不良・トロリーの脱線などのおそれがあります。∼安全に関するご注意■施工上のご注意●この商品の施工には、電気工事士の資格が必要です。ケガや事故防止のため、以下のことを必ずお守りください。●本商品には、寿命があります。稼働率、周囲環境など使用条件により異なりますが、設置後10年以上経過すると、劣化し最悪の場合は焼損・火災の原因となりますので、早めの交換をおすすめします。また、安全にご使用いただくため、定期的にメンテナンス表に基づいて点検してください。■ご使用上のご注意交換ライン(摩耗限界線)集電子(コレクタ)2

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