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トロリーダクト[2024年4月価格改定版] 11-12(12-13)

概要

  1. トロリーダクト選定のポイントQ&A
  1. 11
  2. 12

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本   体トロリー60A40A本   体トロリー60A40A本   体トロリー30A20A本   体トロリー100A40A0.5トン1トン2トン3トン5トン10トン電気ホイスト定格(200V)巻上モータ6A9A15A21A30A45A走行モータ1.5A1.5A3.0A4.5A6.5A9.0Aトロリー定格20A20A20A20A+20A40A40A+40Aトロリーダクト定格30A30A30A30A60A60A天井走行ホイストクレーン(200V)巻上モータ6A9A15A21A30A45A走行モータ1.5A1.5A3.0A4.5A6.0A9.0A横行モータ6.4A6.4A6.4A16.0A16.0A22.0Aトロリー定格横行用20A20A40A40A80A80A走行用20A20A40A80A80A80Aトロリーダクト定格横行用30A30A30A60A100A100A走行用30A30A60A100A100A100A注)ダクト容量は負荷1台の場合です。天井走行クレーンに、照明装置・ヒータ装置などモータ以外の負荷がある場合は、その負荷電流を加えてください。トロリーダクト選定のポイントQ&Aトロリーダクトの定格を負荷容量から設定するには1.負荷が1台の場合 2.負荷が2台以上の場合 3.負荷が2台以上で、電動機とその他の負荷がある場合の3通りに分けて、適合定格の求め方を実例をまじえてご紹介します。1.負荷が1台の場合2.負荷が2台以上の場合3.負荷が2台以上で、モータとその他の負荷がある場合補助巻上モータ電流+走行モータ電流+横行モータ電流2総負荷電流=主巻上モータ電流+■電気ホイスト・クレーンの標準定格と適合トロリーダクト(参考値)■算出時のご留意点①モータの負荷電流は、銘板・カタログ・内線規程などにより計算してください。概算の場合は200Vで1kW当たり4Aとして計算できます。②需要率、力率などが明らかな場合は、これらによって修正した負荷電流で計算してください。また給電箇所を増設することなどで最も経済的な選定を行ってください。③天井走行クレーンの場合は次の計算方法でも選定できます。②モータの総定格電流が他の負荷の総定格電流より大きい場合●3.7kWモータ(負荷電流17A)2台と、3φ2kWヒータ(負荷電流5.77A)2台使用●必要定格=(17A×2×1.25)+(5.77A×2)=54.04A算出の実例①モータの総定格電流が他の負荷の総定格電流より小さい場合●0.75kWモータ(負荷電流4.7A)3台と、1.7kWヒータ(負荷電流4.9A)3台使用●必要定格=(4.7A×3)+(4.9A×3)=28.8A①モータの総定格電流が他の負荷の総定格電流より小さい場合適合定格=すべての負荷の総定格電流×1以上②モータの総定格電流が他の負荷の総定格電流より大きい場合●モータの総定格電流が50Aより小さいとき:適合定格=(モータの総定格電流×1.25)+(他の負荷の総定格電流×1)以上●モータの総定格電流が50Aより大きいとき:適合定格=(モータの総定格電流×1.1)+(他の負荷の総定格電流×1)以上①電動機負荷の場合負荷の定格電流が50Aより小さいとき適合定格=負荷の総定格電流×1.25以上負荷の定格電流が50Aより大きいとき適合定格=負荷の総定格電流×1.1以上②その他の負荷(溶接機を除く)の場合適合定格=負荷の総定格電流×1以上算出の実例●0.75kWモータ(負荷電流4.7A)を15台使用●必要定格=4.7A×15×1.1=77.55A①電動機負荷の場合(使用電圧200Vとして計算)負荷の定格電流が50Aより小さいとき適合定格=負荷の定格電流×1.25以上負荷の定格電流が50Aより大きいとき適合定格=負荷の定格電流×1.1以上②その他の負荷(溶接機を除く)の場合適合定格=負荷の定格電流×1以上算出の実例●5.5kWモータ(負荷電流26A)を1台使用●必要定格=26A×1.25=32.5A11
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定 格 電 流(A)抵 抗 R(mΩ/m)リアクタンスX(mΩ/m)インピーダンスZ(mΩ/m)302.020.142.03600.570.140.591000.440.160.47※(A)※(B)102030405020406080100100200200400500m1000mトロリーダクト布設長さ(L)負荷電流345102030405060A※(A)は端末給電の場合の長さを示す。 (B)は両端末および中央給電の場合の長さを示す。345102030405060A0.2V0.5V1V2V3V4V6V5V8V10V15V20V電圧降下(線間)トロリーダクトで、電圧降下が機器に影響を及ぼすことはないか電路の敷設長さが長い場合、給電位置から離れたところでは、電圧降下により電動機やその他の負荷に好ましくない影響が出ます。従って、給電位置から最も遠い位置で負荷電流の総和を通電したときの電圧降下を計算し、電圧降下が大きい場合は、電路の定格を1ランク上げるか、または給電位置の変更・増設が必要です。このほか、分電盤から給電位置までの配線中の電圧降下も考慮してください。インピーダンスにつきましては、46ページをご覧ください。■電圧降下計算式(3相3線式の場合)E=√3・Ⅰ・Z・LⅠ=負荷の総定格電流(A)Z=インピーダンス(Ω/m)L=ライン長さ(m)■電圧降下早見グラフをご活用ください。このカタログでは、46ページにトロリーダクトの「電圧降下早見グラフ」を掲げています。これをご活用になれば、トロリーダクトの電圧降下の概算がその場でおわかりいただけます。●電圧降下早見グラフの見方例えばトロリーダクト60Aタイプを100m敷設し、端末より給電する場合で、負荷の総定格電流は20Aとします。横軸100mと縦軸20Aの交点、この場合は約2Vが電圧降下の値です。60Aトロリーダクト12

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