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電気自動車の充電設備には、大きく分けて普通充電と急速充電の2種類があります。急速充電器は、電源に三相200Vを使用し出力50kWが一般的です。高圧供給による契約が必要な場合が多く、設置にコストがかかります。高速道路のSAなど短時間で充電をする必要がある場所への設置が想定されます。普通充電器は、一般に使用される単相AC200Vまたは100Vを使用します(三相200Vは使用できません)。急速充電器より充電時間はかかりますが、設備導入費用の負担が比較的少なく、長時間駐車する住宅や事務所などのプライベートエリアや時間貸し駐車場・宿泊施設・商業施設などパブリックエリアでの利用におすすめです。普通充電器にはさらに「コンセント型」と「充電ケーブル付」があります。■充電設備の種類(急速充電器・普通充電器)について当社では扱っておりません。コンセント型ELSEEV07充電ケーブル付普通充電器のおすすめポイント■普通充電器の設置位置について(充電口の位置の例)車体後部車体前方側面車体フロント部充電設備の設置場所は、駐車場区画近くが基本となります。電気自動車の車種により、充電口の位置や、充電ケーブルの長さが異なります。電気自動車ご購入時や充電設備を設置する際は、ご使用の自動車の仕様を考慮のうえ、設置位置を検討してください。■普通充電器(充電ケーブル付)について充電器本体に「充電ケーブル」を装備しているので、車載ケーブルを取り出す必要がなく、充電用コネクタを車に差し込むだけで充電ができます。Mode3(モードスリー)タイプとも呼ばれます。当社の普通充電器(充電ケーブル付)は、国際規格IEC61851-1ed.2.0AnnexAに準拠しています。※ELSEEVhekiaS、publicは、IEC61851-1ed.3.0AnnexAに準拠しています。普通充電のモードは、充電制御方式によってMode1∼3に分かれます。(国際規格IEC:61851-1)〈参考(代表的な例)〉Mode1電力供給のみ(制御回路なし)Mode2充電ケーブルに制御回路内蔵CaseB:充電ケーブルセットを使用壁面取付タイプスタンドタイプ普通充電器急速充電器充電ケーブル付の例(CaseB)制御回路(CaseB)Mode3充電器側に制御回路内蔵CaseC:充電器に充電ケーブルが付属(CaseC)制御回路
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ラインアップELSEEVパブリックエリア向けELSEEVmineELSEEVpublicMode3ELSEEVcabiMode3接地コンセント施工情報屋外コンセント関連商品基礎知識設置事例ELSEEVcabiELSEEVhekiaSMode3EV充電インフラソリューションカバー付屋外コンセント■普通充電器(コンセント型)についてコンセント型で充電する場合は車載の充電ケーブルを使用し、電源プラグを充電用コンセントに、充電用コネクタを車両の充電口に接続して充電を行います。(図1、2)充電に使用する充電用コンセントは、EV充電用コンセントとして差込プラグとともに日本配線システム工業会で規格化されています。(P.42をご参照ください)ELSEEV08コンセント型の例(図1)充電ケーブルの接続イメージ(車載充電ケーブル使用の場合)(図2)車載充電ケーブルの例■ポルシェジャパン株式会社 「Panamera4E-Hybrid」の車載ケーブル電源プラグコントロールユニット車両プラグ■ビー・エム・ダブリュー株式会社 「BMWi3」の車載ケーブル電源プラグコントロールボックス充電プラグ■トヨタ自動車株式会社 「プリウスPHV」の車載ケーブルコントロールユニット電源プラグ充電コネクター■日産自動車株式会社 「リーフ」「アリア」「サクラ」の車載ケーブルコントロールボックス充電プラグ充電コネクター■三菱自動車工業株式会社 「エクリプスクロスPHEV」の車載ケーブル充電用コンセント電源プラグ充電用コネクタ車両の充電口電源プラグ充電用コネクタコントロールボックス250mm以上採用上のご注意(コンセントユニット・ボックスなどへの接続時)電源プラグ本体(栓刃部含まず)から充電ケーブルのコントロールボックスまでの長さが250mm以上あれば使用できます。それ以下の場合にはコントロールボックスが扉に干渉するおそれがあります。あらかじめ長さをご確認のうえ、ご採用ください。■メルセデス・ベンツ日本株式会社 「S550eロング」の車載ケーブル電源プラグコントロールボックス充電プラグ壁面取付タイプスタンドタイプ普通充電ガンプラグコントロールボックス(2023年8月時点)
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