ここから本文です。

アロー盤[2024年4月価格改定版] 112-113(114-115)

概要

  1. 資料
  2. 安全に関するご注意
  1. 112
  2. 113

このページのトップへ

このページに含まれるテキストデータ(PDFから抽出された内容)

左ページから抽出された内容
屋内設置屋外設置水に対する環境危険な部分への人の接近若しくは固形物に対する環境水気のない場所住宅、事務所、店舗組立工場パイプシャフト、地下室地下道縫製工場、製糸工場製紙工場地下室食品工場、メッキ工場、養豚場などの上下からしぶきがかかる場所食品工場、厨房、浴室、室内プール、温室などのホースによる洗浄水がかかる場所製材工場、製粉工場石加工場、陶器工場食品工場、メッキ工場、洗浄工場、養鶏場などの上下からしぶきがかかる場所開放型のエントランスホール設置場所例設置場所例設置場所例水の滴下が考えられる場所(防滴形)上からしぶきがかかる場所上下からしぶきがかかる場所ホースによる洗浄水がかかる場所一般の場所(一般の生活環境)塵埃があるが比較的少ない場所(防塵マスク着用までではないが埃が存在する場所)塵埃の多い場所(人が防塵マスクをして作業する環境)IP2X21234455IP4X4143IP5X545454水に対する環境危険な部分への人の接近若しくは固形物に対する環境採掘場運動場脇軒下建物外壁、軒下、公園屋上、降雪地、運動場高い鉄塔上、プール、洗車場下水、河川敷、地下街、地下駐車場設置場所例設置場所例設置場所例一般の場所(一般の生活環境)塵埃があるが比較的少ない場所(屋外の埃が立つ場所など)塵埃の多い場所(採掘現場など粉塵発生の多い場所)IP23445567IP43IP545466横又は斜上への風雨による水の飛まつを受ける場所(屋外で風雨にさらされる場所)上から雨がかかる場所、雨線内(屋外において斜上への風雨にさらされない場所)横又は斜上への暴風雨による水の噴流を受ける場所(鉄塔上やホースによる水がかかる場所)一時的に水没する恐れのある場所(集中豪雨などで水に浸かってしまう場所)キャビネットの選定(保護等級編)(一般社団法人キャビネット工業会CA-G01より抜粋)設置場所の環境を考慮したキャビネットの選定を行うことは、製品を安全にご使用頂くための重要なポイントとなります。保護等級(IP)は、環境に合わせてキャビネットを選定して頂くための製品の外来固形物及び水に対する保護の性能を表示したものです。キャビネット工業会におきましては、設置場所に応じた製品の選択ができるよう、保護等級の推奨レベルを定めました。尚、推奨IPについては、現実の製品市場のIP値を考慮しております。■選定の方法①設置場所は屋内設置か屋外設置かにより使用する表を選択する。②一般の場所か、また埃などが、どの程度存在する環境かを選択する。③水、雨などがどの程度影響する環境かを選択する。保護等級についての詳細は、91頁をご参照ください。例:盤用キャビネット屋内用NE型などのIP2XDは、2X以上です。例)一般の組立工場でキャビネットの上側に水の配管パイプシャフトが存在し、結露水などが落ちてくる可能性のある場所IP21以上を選択1.このカタログに掲載の商品は、使用用途・場所などを限定するもの、専門施工を必要とするものがあります。お買い上げの販売店または最寄りの当社営業所にご確認ください。2.水がかかる恐れのある場所に設置する場合は、『屋外用キャビネット』をお使いください。3.金属製キャビネットは、必ず接地工事を施してください。(電技19)4.収納する機器を確認した上で、キャビネットを選定してください。5.基板寸法、有効フカサをご確認ください。6.基板が木製基板か、鉄製基板かをご確認ください。7.特定用途のキャビネット(安定器収納盤など)は選定の際、特にご注意ください。注1)上記保護等級(IP)は設置場所における最低値を表します。設置場所に応じ余裕を見た選定をお勧めします。注2)設置場所例については、各々の一般的な環境を想定しております。実際の使用環境に応じた選定をしてください。注3)選定するキャビネットが無い場合は、それ以上の等級の製品選定をしてください。注4)施工に際しては「施工上の注意事項」(盤標準化協議会・一般社団法人キャビネット工業会発行)をご覧の上、正しく施工してください。安全に関するご注意技術資料施工・保守・点検時のご注意技術資料・ご注意参考資料4資料112
右ページから抽出された内容
仕様一般環境特殊環境屋内仕様屋外仕様耐塩仕様重耐塩仕様耐酸仕様耐アルカリ仕様使用環境例●一般の屋内●一般の屋外、屋側●海岸から300mを超え 1km以内の屋外、屋側●海岸から300m以内の 屋外、屋側●酸性ガスが発生する場所(化学工場、食品工場等)●アルカリ性ガスが発生する場所(化学工場、食品工場等)性能耐塩水噴霧性120時間※1(5cycle)※2耐塩水噴霧性240時間※1(10cycle)※2耐塩水噴霧性500時間※1(20cycle)※2耐塩水噴霧性1000時間※1(40cycle)※2耐酸性120時間※3耐アルカリ性120時間※3試験方法●試験片の中央部に長辺に平行な長さ100mmの直線をカッターナイフの刃先で塗膜の上から素地に達するよう引き、5%NaCl(塩化ナトリウム)(35℃)の溶液で規定時間の連続噴霧を行う。※1 または、16時間噴霧、8時間休止のサイクルを1サイクルとし、規定サイクル回数の噴霧を行う。※2●試験片を、5%H2SO4(硫酸)の溶液に規定時間浸せきする。※3●試験片を、5%NaOH(水酸化ナトリウム)の溶液に規定時間浸せきする。※3判定基準●試験片を取出して水洗し、室内に2時間放置した後、塗膜上のさび、および塗膜の膨れ・はがれ・割れの有無とその程度を目視にて判断する。●目視での判断の後、粘着テープをカット線に沿って貼付け、はがしたときの片側のはがれ幅の程度を判断する。はがれ幅:3mm以下※4●試験片を取出して水洗し、室内に2時間放置した後、塗膜上のさび、および塗膜の膨れ・割れ・はがれ・軟化の有無とその程度を目視にて判定する。膨れ:大きさ2より小さく、密度2よりまばら※5引用規格・備考※1)JISK5600-7-1 1999「塗料一般試験方法 第7部:塗膜の長期耐久性 第1節:耐中性塩水噴霧性」による。試験時間は、JISK59812006「合成樹脂粉体塗膜」4.c)耐食性を参考とした。※2)分電盤メーカーにおいて広く採用している試験方法である。※3)JISK5600-6-1 2016「塗料一般試験方法 第6部:塗膜の科学的性質 第1節:耐液体性(一般的方法)、およびJISK59812006「合成樹脂粉体塗膜」5.9 耐アルカリ性、5.10 耐酸性による。試験時間は、JISK59812006「合成樹脂粉体塗膜」4.h)耐アルカリ性、および4.i)耐酸性を参考とした。※4)はがれ幅は、JISK59812006「合成樹脂粉体塗膜」4.c)耐食性を参考とした。※5)塗装の膨れは、JISK5600-8-22008「塗料一般試験方法 第8部:塗膜劣化の評価 第2節:膨れの等級」による。日本の代表的特殊環境である海岸地帯①潮風の当らない場所 海岸からの距離が約300mを 超え1km以内②潮風が直接当る場所 海岸からの距離が約300m以内耐塩仕様重耐塩仕様腐食性ガスの雰囲気①酸性ガスの発生する場所②アルカリ性ガスの発生する場所耐酸仕様耐アルカリ仕様街 路下水処理場温水プール温 泉薬品工場プラント設置環境から選ぶ盤の塗装性能塗装技術資料環境は、時と場所によって、特殊環境となることがあります。盤の塗装は、一般に美観、防食の効果を期待して施されます。使用場所によっては厳しい腐食環境下にさらされ、その防食性能が盤自体の寿命に関わってきます。塗膜の防食性能は盤の重要な選択要素にも関わらず、各メーカーの個別基準によって確認しているのが現状です。一般社団法人キャビネット工業会および盤標準化協議会では、設置環境での塗装仕様を最適に選択できるよう、基準を定めました。設置場所、環境による防錆力要求レベルと判断基準。塗装は素地、前処理、塗料によって、塗膜の品質水準が決まってきます。その要求性能を、JISの関連規格に数多く規定されているものの中から特に防食に対する品質評価として有効と考えられるものを、下記に判定基準として示しました。技術資料(盤標準化協議会資料より抜粋)施工・保守・点検時のご注意技術資料・ご注意参考資料4資料113

このページのトップへ

VAソリューションカタログ
WEBカタログをiPad・iPhoneで見る方法
WEBカタログをAndroidで見る方法