ここから本文です。

電設資材総合カタログ2024-26[2024年4月価格改定版] 1334-1335(1358-1359)

概要

  1. 25、アロー盤
  2. 施工・保守・点検時のご注意
  3. 25、アロー盤
  4. 技術資料
  1. 1334
  2. 1335

このページのトップへ

このページに含まれるテキストデータ(PDFから抽出された内容)

左ページから抽出された内容
上下調整板を回転させて内器を持ち上げる上下調整板斜めから見たところ保護板すき間壁壁調整前調整後保護板上下調整板上下調整板上下調整板上下調整板保護板はキャビネットの前面枠に固定されていますので、キャビネット本体を埋め込み過ぎると内器と保護板の間にすき間ができます。すき間を調整するには、上下調整板を回転させて内器を上に持ち上げてください。注1)露出形の内器とは異なります。注2)全埋込施工する場合は、必ず埋込形を選定してください。 露出形は上下調整板(上図)を搭載しておらず、内器の調整ができません。解錠施錠保護板開閉レバー封印部(下部穴付)閉開<赤印><緑印>●施錠状態では開閉レバーの操作はできません。保護板●内器と保護板が、ずれている 場合は上下の金具取付ねじを ゆるめ、微調整してください。注)図は代表例であり、お手元の商品と一致しない場合があります。保護板を外すつまみを起こして下げるつまみ内器ブロック組立用パーツ※2内器ブロックフランジナット中間固定用ビス(赤)※1ボルト固定レール内器構成●内器ブロックを固定しているフランジナット(4ヵ所)を外し、 内器ブロックを外す。※1注)中間固定用ビス(赤)(2ヵ所)がある場合はそれも外してください。※2注)内器ブロック組立用パーツがある場合、それは外す必要はありません。注)図は代表例であり、お手元の商品と一致しない場合があります。施工・保守・点検時のご注意●配線工事は、必ず「電気工事士」の資格のある方が施工してください。●配線工事は、「電気設備の技術基準」および「内線規程」に基づいて施工してください。●施工時は必ず主幹ブレーカを切ってください。●配線は正しく行ってください。●施工時に取り外した端子カバー・保護カバー・相間バリアなどは、必ず元の位置に戻してください。●施工後、鍵・取扱説明書・施工説明書・保証書をお客様にお渡しください。■施工上のご注意■保護板の開き方(例)■内器ブロックの外し方■保護板の外し方(例)■埋込形の内器の調整方法25アロー盤特長商品選定表カンタッチアロー盤コンパクトアロー盤カンタッチ動力アロー盤引込開閉器盤・開閉器盤組替・加工仕様/9オーダー品使用機器一覧補修用パーツ施工・保守・点検時のご注意技術資料参考資料1334
右ページから抽出された内容
ブレーカハンドルON位置中間位置(動作後)OFF位置①OFF側②ON側●機器の劣化故障パターン保守点検初期故障期偶発故障期使用年数磨耗故障期許容故障率重大事故、波及事故を発生させないために、早めの更新が必要更新推奨時期故障率動作電流値が変化する動作時間動作時間40℃の場合40℃の場合電流(定格電流に対する%)動作時間が変化する電流(定格電流に対する%)〈図a温度補正曲線例〉定格電流補正率︵%︶基準周囲温度(40℃)基準周囲温度(40℃)〈図b温度補正曲線例〉動作時間変化率︵%︶周囲温度(℃)906080100120140160180200100110-100102030405060-100102030405060120周囲温度(℃)ONOFFテストボタンフレームの大きさ(AF)開閉耐久回数引外し装置による引外し回数 ※通電無通電合計1001,5008,50010,000開閉耐久回数通電の1/3150・225・2501,0007,0008,0004001,0004,0005,000機  器更新推奨時期備  考遮断器配線用遮断器15年(※)機器は左記年数で更新を推奨する。ただし、機器には規格に定める開閉回数等があるので、その場合はその時点が交換時期となる。漏電遮断器15年(※)電磁開閉器交流電磁開閉器10年電磁接触器10年コンタクタ形電磁継電器10年技術資料(キャビネット工業会、盤標準化協議会 技術資料CA-G09より抜粋)■ブレーカをスイッチ代わりに使用したことによるトラブル■寿命を過ぎたブレーカを使用したトラブル施工上の注意事項(トラブル・対応事例)資料使用機器の寿命と推奨交換時期資料機器の更新推奨時期資料周囲温度による影響資料ブレーカの開閉耐久回数(産業用)資料点滅器の取付け■内線規程JEAC8001-20163202-6点滅器の取付け①電球受口としてキーレスソケット又はレセプタクルを使用する場合は、回路中の適当な位置に点滅器を取り付けること。ブレーカの定格電流は、基準周囲温度40℃で調整されている。分電盤内は通常、周囲温度より10∼20℃高くなるため、引外し素子によって以下のように変化する。 ①熱動式:バイメタルの動作温度の変化(定格電流の変化 下図a) ②電磁式:可動鉄心の制動油の粘度の変化(動作時間の変化 下図b)JISC8201-2-1:2011低圧開閉装置及び制御装置−第2-1部:回路遮断器(配線用遮断器及びその他の遮断器)JISC8201-2-2:2011低圧開閉装置及び制御装置−第2-2部:漏電遮断器※参考)一般社団法人日本電機工業会「住宅用分電盤用遮断器の更新推奨時期に関する調査報告書」(平成8年3月)では、「住宅用分電盤内に設置されている漏電遮断器及び配線用遮断器(住宅用分電盤用遮断器)の更新推奨時期は製造後13年とする。」としている。これは使用環境(洗面所、脱衣所、台所など湿度が高い、温度変化によって結露しやすい台所に設置されると油蒸気が付着する。)、保守(ほとんど無保守)など産業用より過酷と考えられるためである。一般社団法人日本電機工業会「低圧機器の更新推奨時期に関する調査報告書」(平成4年3月)抜粋■周囲温度の影響によるトラブル■ブレーカがON(再投入)できないトラブル■テストボタンでのOFF操作によるトラブル※最大引外し回数を示す。通常の開閉回数と合算し、開閉耐久回数を超えてはならない。トラブル事例ブレーカをスイッチ代わりに使用したためブレーカが故障した。トラブル事例日常的にブレーカをOFFにする際、テストボタンを押してOFFにしていたため、故障した。トラブル事例何らかの原因によりブレーカが動作したためブレーカをON(再投入)しようとしたができない。正しい使用・ブレーカをスイッチとして使用しない。・手元スイッチ、壁スイッチを使用する。正しい使用・ブレーカをスイッチとして使用しない。・テスト以外の目的でテストボタンを使用しない。正しい使用・動作原因を取除き、以下の対応を実施する。トラブル事例寿命を過ぎたブレーカを使用していたため、不要な動作が度々発生した。正しい保守・次の①②を実施する。①使用環境や使用条件に応じて寿命を想定し、適宜交換する。②定期点検を行う。主な使用条件:電圧、電流、開閉頻度など主な環境要因:温度、湿度、塵埃、ガス、振動、衝撃などトラブル事例分電盤内の温度が高く、熱によって定格電流または動作時間の特性が変化しブレーカが動作した。動作後、ブレーカ内部のバイメタルが熱により湾曲し、再投入できない。正しい使用・著しい高温状態の場所で使用しない。・分電盤内温度が40℃を超える高温状態の場合は、ブレーカの定格電流の低減率を考慮する。【ハンドルがONとOFFの中間位置にある場合】ハンドルをOFF側に操作した後、ON側へ操作する。注 意点滅器の取付けについては内線規程に安全性も考慮した内容が規定されている。(ここでいう点滅器とは壁スイッチなど屋内小型スイッチ類のことである)ブレーカが動作した場合、ハンドルがONとOFFの中間位置に止まる。中間位置からはON(再投入)ができない。【過負荷動作直後の場合】ブレーカの熱が冷めてからON(再投入)する。必要に応じ、負荷機器の電源をOFFにするなどの処置を行う。アロー盤25特長商品選定表カンタッチアロー盤コンパクトアロー盤カンタッチ動力アロー盤引込開閉器盤・開閉器盤組替・加工仕様/9オーダー品使用機器一覧補修用パーツ施工・保守・点検時のご注意技術資料参考資料標準分電盤www2.panasonic.biz/s/d24/w25011335

このページのトップへ

VAソリューションカタログ
WEBカタログをiPad・iPhoneで見る方法
WEBカタログをAndroidで見る方法