ここから本文です。

電設資材総合カタログ2024-26[2024年4月価格改定版] 1336-1337(1360-1361)

概要

  1. 25、アロー盤
  2. 技術資料
  1. 1336
  2. 1337

このページのトップへ

このページに含まれるテキストデータ(PDFから抽出された内容)

左ページから抽出された内容
種類位置ブレーカの種類サーキットブレーカ漏電ブレーカサーキットブレーカ単3中性線欠相保護付漏電ブレーカ単3中性線欠相保護付主幹ブレーカの動作短絡、過負荷短絡、過負荷、単相3線中性線欠相短絡、過負荷、漏電短絡、過負荷、漏電、単相3線中性線欠相分岐ブレーカの動作短絡、過負荷短絡、過負荷、漏電主幹・分岐ブレーカの同時動作短絡、過負荷短絡、過負荷短絡、過負荷、漏電短絡、過負荷、漏電洗浄装置のドア開閉により立ち上がる水蒸気水蒸気が電線を伝い、開口部より内部へ浸入タオル洗浄装置技術資料ブレーカが動作した場合、動作したブレーカの位置、種類により以下の要因がある。ブレーカの動作要因と用語の説明■分岐回路の高負荷率によるトラブル■ブレーカの誤動作によるトラブル■短絡事故によるトラブル■水蒸気(水滴)によるトラブル資料ブレーカの負荷容量注 意負荷率が80%を超える恐れがある場合は、分岐容量を上げる。経年劣化により、電線被覆に含まれる難燃材が変色した可能性もある。注 意特殊条件で使用する場合は、使用条件に合った商品を選定する必要がある。また、定期的な清掃の実施も、トラブル防止には有効である。注 意無線機(トランシーバなど)から発生する強電界は、ブレーカの規格の数倍に相当するため、搭載されたICの耐量限界を超えたことにより誤動作(遮断)が発生することがある。無線機がブレーカに与える影響は周波数、出力、距離、周囲環境に依存する。注 意短絡事故原因を取除かずに再投入しないこと。事故の際の短絡電流の大きさは、回路の条件により判りにくいため、ブレーカの取替えを推奨する。※再投入の方法については■「ブレーカ動作時の復旧フロー」 参照(1337頁)■内線規程JEAC8001-20163605-3分岐回路数3.[連続負荷を有する分岐回路の負荷容量]連続負荷を有する分岐回路の負荷容量は、その分岐回路を保護する過電流遮断器の定格電流の80%を超えないこと。(勧告)■キャビネット形分電盤JISC8480:20169.6温度試験(附属書C)C.1概要温度試験は、その形式の分電盤の定格電流を通電し、温度が一定となったとき、温度計法によって各部の温度を測定する。C.2試験方法a)各分岐導体に通じる電流は、各過電流遮断器の定格電流の2/3以上とし、その1相の合計電流が、主過電流遮断器の定格電流以下となるように分岐回路数を算出し、その通電する回路は主過電流遮断器の直近側から選定する。選定した回路以外の分岐回路には通電しない。トラブル事例導電部において短絡が発生し、発火した。分電盤の真下にタオル洗浄装置が設置されており、タオル洗浄装置のドアを開ける度に、水蒸気が分電盤へかかっていた。また、分電盤内外に多くの綿埃(布埃)が付着しており、これらが原因で短絡事故が発生したと推測される。正しい使用・水蒸気がかからないように使用する。・分電盤内部への水の浸入や塵埃の侵入防止を行う。トラブル事例電子回路を搭載したブレーカの近傍で、無線機(トランシーバなど)を使用したら、ブレーカが突然動作した。正しい使用・電子回路を搭載したブレーカの近傍で、無線機(トランシーバなど)を使用しない。トラブル事例使用中、何らかの原因により短絡事故が発生した。正しい使用・ブレーカの負荷側回路で短絡事故が起きた場合は、ブレーカを取替える。トラブル事例分岐ブレーカに接続された負荷側の電線被覆が変色した。高負荷によりブレーカが発熱し、分電盤内の雰囲気温度の上昇と、分岐ブレーカ端子部の干渉熱で電線被覆が変色したと推測される。トラブル事例分電盤の前に物が置かれており、緊急時にドアを開くことができず、ブレーカ操作ができない。正しい使用・負荷率が分岐容量の80%を超えないように使用する。正しい使用・分電盤周辺には物を置かない。■障害物により緊急操作ができないトラブル短 絡(たんらく)●短絡とは故障または誤接続により電路の極間の接触(ショート)または地絡により、大きな電流が流れることをいう。ブレーカの主目的は、このような回路を事故発生と同時に安全に切り離すことにある。しかし、短絡電流の大きさによっては、電路及びブレーカに大きなダメージを与える場合がある。●動作後の正しい処置新品のブレーカと交換する。原因を取り除かずに再投入しない。過負荷(かふか)●過負荷とは一般に電気の使い過ぎ等により、ブレーカの定格電流を超える電流が流れる状態をいう。過電流ともいう。●動作後の正しい処置■「ブレーカ動作時の復旧フロー」(1337頁)により、復旧する。漏 電(ろうでん)●漏電とは地絡ともいい、電路と大地間に機器等のケースを通じて接触し、機器の外部に危険な電圧が現れたり電流が流れる状態をいう。●動作後の正しい処置■「ブレーカ動作時の復旧フロー」(1337頁)により、復旧する。単相3線中性線欠相(たんそう3せんちゅうせいせんけっそう)●単相3線中性線欠相とは単相3線式電路で、何らかの事故で中性線が切断(欠相)すると100V回路に接続された機器に異常電圧(100Vを超える電圧)が加わり、機器が故障(焼損)することがある。照明が急に明るくなったり暗くなったりするようなときは、単3中性線欠相事故の可能性があり注意が必要である。●動作後の正しい処置点検・修理を電気工事会社へ依頼する。25アロー盤特長商品選定表カンタッチアロー盤コンパクトアロー盤カンタッチ動力アロー盤引込開閉器盤・開閉器盤組替・加工仕様/9オーダー品使用機器一覧補修用パーツ施工・保守・点検時のご注意技術資料参考資料1336
右ページから抽出された内容
主幹ブレーカが動作した場合分岐ブレーカが動作した場合白又は黄色ボタン(異常電圧・漏電表示)が突出していますかすべてのブレーカをOFFにしてくださいNONONONONONONOYESYESYESYESYESYESYES(過負荷)(漏電)動作しますか主幹ブレーカをONにしてください主幹ブレーカをONにしてください分岐ブレーカを順次ONにしてください動作した場合電気の使いすぎですブレーカ・配線などに異常がありますそのまま使用してください。ブレーカ・配線などに異常があります漏電しているか異常電圧が発生しています再動作した時の分岐回路が漏電しています他の分岐回路はONにして使用できます負荷を減らしてください直ちに電気工事会社へ連絡し点検依頼をしてください主幹ブレーカが動作分岐ブレーカが動作すべてのブレーカをOFFにしてください主幹ブレーカをONにしてください動作しますか単3中性線欠相保護付ブレーカですか動作しますか分岐ブレーカを順次ONにしてください白又は黄色ボタン(漏電表示)が突出していますか負荷を減らして分岐ブレーカをONにしてください直ちに電気工事会社へ連絡し点検依頼をしてください電気の使いすぎに注意してご使用ください動作しますか漏電しています●漏電表示なし漏電ブレーカの場合漏電の可能性があります漏電・単相3線中性線欠相ねじの呼び径mm締付けトルク値N・mM41.2∼1.6M5※12.0∼2.5M63.0∼4.0M8※25.5∼7.0M10※313.0∼20.0M12※340.0∼50.0技術資料■ブレーカ動作時の復旧フロー■導電部の接続ねじ推奨締付けトルク導電部の接続ねじは、下表の適正締付けトルク範囲内で確実に締付けてください。①締付けトルク値はNECAC2811:2012工業用端子台、JISC2805:2010銅線用圧着端子に決められているが、これらは温度試験をする為の条件としての値であり、推奨締付けトルクを決めたものではない。②左記の締付けトルク値は実作業や機器の端子構造に応じた強度を考慮した上で、十分な接触圧力を確保できる締付けトルクの範囲とした。③機器の端子によっては過度の締付トルクで隔壁が割れたり、ねじ部の損傷が生じる可能性がある。※1)M5ソルダレス端子は、1.6∼2.0N・m※2)ドライバー以外の工具で締付けるねじは、8.0∼13.0N・m※3)ドライバー以外の工具で締付けるねじに適用する。アロー盤25特長商品選定表カンタッチアロー盤コンパクトアロー盤カンタッチ動力アロー盤引込開閉器盤・開閉器盤組替・加工仕様/9オーダー品使用機器一覧補修用パーツ施工・保守・点検時のご注意技術資料参考資料標準分電盤www2.panasonic.biz/s/d24/w25011337

このページのトップへ

VAソリューションカタログ
WEBカタログをiPad・iPhoneで見る方法
WEBカタログをAndroidで見る方法