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〔備考〕上図は配線用遮断器で一例を示したものであるが、漏電遮断器を用いる場合でも同様である。1360−1図 中性線欠相保護機能を有する遮断器 (配線用遮断器又は漏電遮断器)の施設例BBBBBBBBBBBBB幹線側(単相3線式)過電圧検出リード線分電盤分岐回路(単相2線式)配線用遮断器(中性線欠相保護機能付き)配線用遮断器B機械器具の使用電圧の区分接地工事低 圧300V以下D種接地工事300V超過C種接地工事高 圧A種接地工事接地工事の種類接地抵抗値A種接地工事10Ω以下B種接地工事変圧器の高圧側又は特別高圧側の電路の一線地絡電流のアンペア数で150(変圧器の高圧側の電路又は使用電圧が35,000V以下の特別高圧側の電路と低圧側の電路との混触により低圧電路の対地電圧が150Vを超えた場合に、1秒を超え2秒以内に自動的に高圧電路又は使用電圧が35,000V以下の特別高圧電路を遮断する装置を設けるときは300、1秒以内に自動的に高圧電路又は使用電圧が35,000V以下の特別高圧電路を遮断する装置を設けるときは600)を除した値に等しいΩ数以下。ただし、5Ω未満であることを要しない。C種接地工事10Ω(低圧電路において当該電路に電流動作形で定格感度電流100mA以下、動作時間0.5秒以下の漏電遮断器を施設するときは500Ω)以下D種接地工事100Ω(低圧電路において当該電路に電流動作形で定格感度電流100mA以下、動作時間0.5秒以下の漏電遮断器を施設するときは500Ω)以下同一管内の電線数電流減少係数3以下0.7040.635又は60.567以上15以下0.4916以上40以下0.4341以上60以下0.3961以上0.34導 体 (銅)許容電流(A)単線、より線の別公称断面積(mm2)素線数/直径(本/mm)単 線−−−−−−−−1.01.21.62.02.63.24.05.0(16)(19)2735486281107よ り 線0.91.2523.55.58142238601001502002503254005007/0.47/0.457/0.67/0.87/1.07/1.27/1.67/2.07/2.619/2.019/2.637/2.337/2.661/2.361/2.661/2.961/3.2(17)(19)2737496188115162217298395469556650745842電線種別導体許容電流(A)単線、より線の別直径又は公称断面積VVケーブル3心以下IV電線を同一の管、線ぴ又はダクト内に収める場合の電線数3以下45∼67∼1516∼4041∼6061以上単 線1.2mm1.6mm2.0mm2.6mm3.2mm(13)19243343(13)19243343(12)17223038(10)15192734(9)13172330(8)12152127(7)11141924(6)9121721よ り 線5.5mm28mm214mm222mm238mm260mm2100mm2150mm2200mm2250mm2325mm2400mm2500mm234426180113150202269318367435−−344261801131522082763283894555215893138557210213618724929535040946953027344964901211672212623113644174712430435679106146193230272318365412212638497093128170202239280320362192434456385116154183217254291328162130395574101134159189221253286参考資料内線規程 (一般社団法人日本電気協会「内線規程JEAC8001-2022」より抜粋)〔備考〕直径1.2mm以下及び断面積1.25mm2以下の電線は、一般的には配線に使用する電線として認められていない。したがって()内の数値は、参考に示したものである。〔備考3〕この表において、中性線、接地線及び制御回路用の電線は、同一管、線ぴ又はダクト内に収める電線数に算入しない。すなわち、単相3線式2回路を同一管に収めると電線数は6本となるが、中性線が2本あるので、電線数4本の場合の許容電流値は適用する。1350−1表 接地工事の種類とその接地抵抗値1350−2表 機械器具の区分による接地工事の適用1340−2表(その2) 電流減少係数(周囲温度30℃以下)1340−1表がいし引き配線により絶縁物の最高許容温度が60℃のIV電線などを施設する場合の許容電流(周囲温度30℃以下)〔備考1〕B種接地工事の一線地絡電流の計算については、資料1−3−5参照のこと。〔備考2〕漏電遮断器の選定、動作感度の選び方など具体的な事例については、一般社団法人日本電気協会制定、電気技術指針、JEAG8101(1971)「低圧電路地絡保護指針」を参照のこと。〔備考3〕漏電遮断器を取付けた場合の接地抵抗値については資料1−3−9参照のこと。〔備考4〕VVケーブルは円形圧縮より線、lV電線は丸より線で算出してある。〔備考5〕直径1.2mmの電線は、一般的には配線に使用する電線として認められていない。したがって( )内の数値は、参考に示したものである。〔備考6〕単相3線式のVVケーブルは、資料1−3−3、1.600Vビニル絶縁ビニル外装ケーブル(VV)の許容電流値表2心の値とすることができる。ただし、基底温度(基準とした周囲温度)が異なるため、必要に応じて資料1−3−3、10.基底温度による電流補正係数により補正すること。〔備考1〕VVケーブルを屈曲がはなはだしくなく、2m以下の電線管などに収める場合も、VVケーブル3心以下の欄を適用する。〔備考2〕この表のIV電線を電線管などに収める場合の許容電流値は、1340−1表に1340−2表(その2)の電流減少係数を乗じたものである。ただし、合成樹脂管をがいし引き配線におけるがい管として使用する場合は、この表を適用しない。なお、算出された許容電流値は、小数点以下1位を7捨8入してある。1340−2表VVケーブル並びに電線管などに絶縁物の最高許容温度が60℃のlV電線などを収める場合の許容電流1340−1 絶縁電線などの許容電流2.絶縁物の最高許容温度が60℃のIV電線及びVVケーブルなどの許容電流は、1340−1表及び1340−2表の値とすること1350−1 接地工事の種類1350−2 機械器具の金属製外箱などの接地1360−3 配線用遮断器の規格及び選定接地工事の種類は、A種接地工事、B種接地工事、C種接地工事及びD種接地工事の4種とし、各接地工事における接地抵抗値は、1350−1表の値を保つこと。ただし、次の各号に掲げるものの接地工事は、この条の適用は受けない。(解釈17)1.電路に施設する機械器具の金属製の台及び外箱(以下この条において「金属製外箱等」という。)(外箱のない変圧器又は計器用変成器にあっては、鉄心)には、使用電圧の区分に応じ、1350−2表に規定する接地工事を施すこと。ただし、外箱を充電して使用する機械器具に人が触れるおそれがないようにさくなどを設けて施設する場合又は絶縁台を設けて施設する場合は、この限りでない。(解釈29)3.〔中性線欠相保護〕単相3線式電路に施設する配線用遮断器は、中性線欠相保護機能付きのものとする(3605−2(分岐回路の種類)3項の規定により施設する単相3線式分岐回路の分岐過電流遮断器を除く。)ただし、当該遮断器の負荷側電路に中性線欠相保護機能を有する遮断器(配線用遮断器又は漏電遮断器)が施設されている場合にあってはこの限りでない。VVケーブル配線、金属管配線、合成樹脂管配線、金属製可とう電線管配線、金属線ぴ配線、合成樹脂線ぴ配線、金属ダクト配線、フロアダクト配線及びセルラダクト配線などに適用する。 この場合において、金属ダクト配線、フロアダクト配線及びセルラダクト配線については、電線数「3以下」を適用する。〔注〕中性線欠相により発生する異常電圧から単相3線式電路に接続される電気使用機械器具の被害を防止するため、当該電路は中性線欠相保護を行う必要がある。中性線欠相保護機能を有する遮断器(配線用遮断器又は漏電遮断器)の施設例を1360−1図に示す。25アロー盤特長商品選定表カンタッチアロー盤コンパクトアロー盤カンタッチ動力アロー盤引込開閉器盤・開閉器盤組替・加工仕様/9オーダー品使用機器一覧補修用パーツ施工・保守・点検時のご注意技術資料参考資料1338
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12mRC10m5m2m7m3mルームエアコンディショナ住宅部分120m(11A)店舗部分50mショウウインドウ倉庫10m222漏電遮断器の動作感度整定電流(mA)接地抵抗値(Ω)水気のある場所など電気的危険度の高い場所その他の場所30500500505005007533350010025050015016633320012525030083166500501001,0002550分岐回路の種類分岐過電流遮断器の定格電流15A分岐回路15A以下20A配線用遮断器分岐回路20A(配線用遮断器に限る。)20A分岐回路20A(ヒューズに限る。)30A分岐回路30A40A分岐回路40A50A分岐回路50A50Aを超える分岐回路配線の許容電流以下感電電流による区分定格感度電流(mA)高感度形5,6,10,15,30中感度形50,100,200,300,500,1,000低感度形3,000,5,000,10,000,20,000,30,000動作時間による区分動作時間非時延形高速形定格感度電流で0.1秒以内反限時形定格感度電流で0.3秒以内定格感度電流の2倍の電流で0.15秒以内定格感度電流の5倍の電流で0.04秒以内時延形反限時形※定格感度電流で0.5秒以内定格感度電流の2倍の電流で0.2秒以内定格感度電流の5倍の電流で0.15秒以内定限時形定格感度電流で0.1秒を超え2秒以内3.連続負荷を有する分岐回路の負荷容量は、その分岐回路を保護する過電流遮断器の定格電流の80%を超えないこと。(勧告)〔備考〕この表は、単相3線式分岐回路についても適用する。〔備考1〕JISC8201ー2ー2の附属書2、JISC8221の附属書2、JISC8222の附属書2では感度電流による区分と動作時間による区分との組み合わせによる。〔備考2〕漏電遮断器の最小動作電流は、一般的に定格感度電流の50%以上の値となっているので、選定には注意すること。〔備考3〕※印のものは、定格感度電流の2倍における慣性不動作時間が0.06秒の場合を示す。その他のものは、製造業者の指定による。1375−2表 漏電遮断器の種類1375−3表 保護接地抵抗値3605−4表 分岐回路の種類3605−3図 分岐回路数決定の計算条件図(JISC8201ー2ー2(2011)の附属書2、JISC8221(2004)の附属書2、JISC8222(2004)の附属書2)2.すべての負荷は、3605−4表に示す分岐回路のいずれかで使用すること。(解釈149)1375−5 漏電遮断器などの停電警報装置漏電遮断器などが、電路を自動的に遮断した場合に使用設備に与える影響が大きいものについては、電路を遮断したとき、当該施設の監視所などに停電を警報する装置を施設すること。3605−3 分岐回路数3605−2 分岐回路の種類1365−1 配電盤及び分電盤の設置場所1375−2 漏電遮断器などの選定2.漏電遮断器の定格感度電流及び動作時間の選定は、次の各号によること。①感電事故防止を目的として施設する漏電遮断器は、高感度高速形のものであること。ただし、感電事故防止対象機械器具の外箱などに施す接地工事の接地抵抗値が、1375−3表に掲げる値以下の場合であって、かつ、漏電遮断器の動作時間が0.1秒以内(高速形)の場合は、中感度形のものとすることができる1.使用電圧100Vの15A、20A(配線用遮断器に限る。)の必要最小分岐回路数は、3605−1(負荷の想定)によって想定した設備負荷容量(電灯及び小形電気機械器具に限る。)を1,500VAで除した値とする。この場合、計算に端数を生じたときは、これを切り上げるものとする。(勧告)2.前項以外の負荷に供給する分岐回路数については、施設される電気機械器具の容量及び使用電圧に応じて個別に算出すること。なお、定格電流が10Aを超える据置形の大形電気機械器具については、別に専用の分岐回路を設けること。(勧告)1.分岐回路の種類は、これを保護する分岐過電流遮断器の定格電流に応じ、3605−4表によること。(解釈149)1.配電盤及び分電盤は、次の各号に掲げる場所に施設すること。①電気回路が容易に操作できる場所②開閉器を容易に開閉できる場所③露出場所(3170−7(〔分電盤の施設〕)に規定する補助的分電盤は除く。)④安定した場所1.1375−1(漏電遮断器などの取付け)の規定により低圧電路に施設する漏電遮断器などは、電流動作形とし、かつ、次の各号に適合するものであること。①漏電遮断器の種類は、電気用品安全法の適用を受けるものを除き、1375−2表に示すいずれかのものであること。②漏電遮断器の定格電流容量は、当該電路の負荷電流以上の電流値を有するものであること。③漏電遮断器の操作用取手又はボタンは、引き外し自由機構であること。3.配電盤及び分電盤は、レンジなど火気を使用する場所の上部以外の乾燥した場所に施設すること。ただし、それぞれの環境に適応する形のものを使用する場合は、この限りではない。2.露出した充電部のある配電盤及び分電盤は、電気取扱者以外のものが容易に出入りできない場所に設置し、かつ、高圧用にあっては、電気取扱者が露出した充電部に容易に触れるおそれがないように施設すること。〔注〕低圧用(1365−9(住宅用分電盤の構造など)に規定する住宅用分電盤を除く。)にあっても、露出した充電部分に触れるおそれのない構造とするのがよい。〔注〕1項及び2項の分岐回路数決定の計算例を示すと、次のとおりである。計算条件は、3605−3図に示すような店舗併設の住宅とする。まず、3605−1(負荷の想定)により設備負荷容量を求める。すなわち、3605−1(負荷の想定)①[注1]に示されている式にあてはめると、P1(住宅部分の床面積):120㎡P2(店舗部分の床面積):50㎡Q(倉庫の床面積):10㎡A1(3605-1表による住宅部分の標準負荷):40VA/㎡A2(3605-1表による店舗部分の標準負荷):30VA/㎡B(3605-2表による倉庫の標準負荷):5VA/㎡C1(住宅に対する加算VA数):1,000VAC2(ショウウインドーの間口3mに対する加算VA数):900VAとなり、設備負荷容量は、次のようになる。P1A1+P2A2+QB+C1+C2=120㎡×40VA/㎡+50㎡×30VA/㎡+10㎡×5VA/㎡+1,000VA+900VA=8,250VA次に、設備負荷8,250VAを1,500VAで除して回路数を求める。 8,250VA÷1,500VA=5.5となり、端数を切り上げて6回路となる。なお、他に定格電流11Aのルームエアコンディショナが設備されているので別に1回路を設け、合計回路数は、7回路とする。〔注1〕接地抵抗値の算出根拠の詳細については、資料1−3−9又は一般社団法人日本電気協会制定、電気技術指針JEAG8101(1971)「低圧電路地絡保護指針」参照のこと。〔注2〕高感度高速形の漏電遮断器を使用する場合は、電動機の始動電流などによって不必要に電路が遮断されることがあるので、メーカカタログなどにより保証された範囲で選定するが、一般的には、定格感度電流が30mAの漏電遮断器は、過電流遮断器の定格電流が100A以下の電灯負荷回路又は過電流遮断器の定格電流が50A以下の電動機負荷回路に使用するのがよい。〔注〕漏電警報器の音声警報装置は、原則として、ベル式又はブザー式のものであること。〔注1〕遮断器の動作時などに迅速かつ的確に操作できるようにするため、戸棚の内部(配電盤及び分電盤として専用スペースが確保されているものを除く。)や押入などには施設しないこと。〔注2〕住宅に施設する場合にあっては、緊急時などに容易に立ち入ることのできない場所(便所内など)には施設しないこと。〔注3〕浴室内などのように、湿気が充満するおそれのある場所には施設しないこと。〔注〕このような設備としては、養魚場の給水、エアポンプ、温床施設などの生物の育成栽培用のものなどがある。参考資料アロー盤25特長商品選定表カンタッチアロー盤コンパクトアロー盤カンタッチ動力アロー盤引込開閉器盤・開閉器盤組替・加工仕様/9オーダー品使用機器一覧補修用パーツ施工・保守・点検時のご注意技術資料参考資料標準分電盤www2.panasonic.biz/s/d24/w25011339
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