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配管機材総合カタログ[2024年4月価格改定版] 31-32(32-33)

概要

  1. 鋼製電線管・付属品
  2. 鋼製電線管の品質
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厚鋼電線管G16試料:ねじなし電線管E191231.0mm1.41.55.2%7.37.9ねじなし電線管E19薄鋼電線管C19123mm1.31.51.26.8%7.96.3鋼製電線管の品質(3)コンクリート付着試験電線管をコンクリート内に埋設した場合の付着強度について実用試験を行った結果です。下図のような試料を作成し、コンクリートを流し込んだ日から28日経過した後、アムスラー試験機で付着力を測定した結果は下記の通りです。シーリング材の必要条件①耐候性に優れていること。②耐熱、耐寒性に優れていること。③耐薬品性であること。④電線管を腐食させないこと。⑤電線に悪影響を与えないこと。(2)塗料塗布試験管路の識別や色彩管理など、電線管に塗装する場合の各種塗料の塗装作業性および塗料の密着性について実用試験を行った結果です。■ハイベンダーによる曲げE19はやや変形量が大きいが、外観的にはほとんど差がありません。■作業性水性、油性、合成樹脂系、ラッカー系の塗料を常温でハケ塗りした試験結果は下記の通りです。■密着性布ガムテープを電線管塗装面上に貼り付け、急速に引きはがし、塗料のはく離割合を調べた試験結果は下記の通りです。試料No.変形量変形率試料No.変形量変形率試料No.1230.9mm1.11.24.3%5.25.7変形量変形率塗料名良好良好良好大差なし均一性がよいねじなし電線管E作業性比 較調合ペイント(油性)アクレリック(アクリル系)VPグレー(水性)セルバ(ラッカー系)調合ペイント(油性)アクレリック(アクリル系)VPグレー(水性)セルバ(ラッカー系)塗料がよく伸びる塗料の伸びがよくないやや劣る塗料名0005∼10良好良好良好ややはがれねじなし電線管Eはく離率%密着性経過日数28日2360O39.6cm2O/ねじなし電線管E付着力付着強度シール材E19C19G16電線管150mm100mm150mm試料:ねじなし電線管E19試料:ねじなし電線管E19(1)曲げ性についてJISC8305-2019では、ねじなし電線管のE19、E25の2サイズについて公称外形の30倍の長さに切り、ロールベンダーにて90°曲げたとき(内径半径は管外径の6倍)、割れ目が生じないこと。かつ、曲げた管を直線部が鉛直面に対して約45°になるように、各々の端を上方、下方に向けた時、ゲージがその自重だけで電線管を通過することを規定しており、ねじなし電線管Eはこの規格値を満足します。また、施工上、内線規程では、電線管の曲げは管内径の6倍以上の内側半径で曲げることが規定されています。ここではねじなし電線管、薄鋼電線管、厚鋼電線管を、ハイベンダーを用いて基準半径で曲げた場合の変形率について比較しています。(4)ねじなしカップリング接続部の防水処理雨線外や水気の多い場所などの配管は、水が管内に浸入しないように適切な防水処理をする必要があります。ねじなし電線管Eによるねじなし工法においても、このような場所に配管する場合は従来のねじ付き電線管と同様に市販のシール材を用いて防水処理をしてください。シーリング材には、油性系・ポリウレタン系・シリコーン系などがありますが、電線管または建造物の耐用年数とつり合いのとれるシーリング材としては、シリコーン系のものが最も適しています。また、無酸形であり、流動性のないグリース(ペースト)状であることが望まれます。鋼製電線管・付属品高機能配線ダクト索引ステンレス電線管ポリエチライニング鋼管ハイフレックスメカフレキ屋外用配線保護可とう管パナフレキ︵CD管・PF管︶・付属品パナフレキPV住宅用スイッチボックスメタルモール・メタルワイプロケーブルスッキリダクトレースウェイ31Eハンガー
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■電気抵抗JISC8330-1999(金属製電線管用の附属品)9.3に規定するねじなし接続性試験に基づき実用試験を行った結果です。注)1.電気抵抗値の測定は電圧降下法により行う。  2.電線管と測定用電線の接続はテイカウエルド溶接による。  3.ねじなしコネクタの止めねじはねじの頭がとぶまで締めつける。項目試料(規格)E19E25E31E39E51E63E7513O22O30O45O50O70O70O異常なし〃〃〃〃〃〃0.001Ω以下0.005Ω以下おもりゆるまないこと一次電気抵抗値二次電気抵抗値横圧単位(Ω)コネクタねじ付きカップリングコネクタ電線管15mm15mmねじ付きカップリング中央部この間で抵抗測定この間で抵抗測定電線管(5)ねじなしコネクタ接続部の電気的特性ねじなし電線管Eとねじなし付属品の接続については、低抵抗で電気的に接続されるため、アースボンド線を使用せずに接続が可能です。また、厚鋼電線管Zとねじなし防水付属品の接続およびねじなしポリエチライニング鋼管と専用ねじなし付属品の接続においても低抵抗で電気的に接続されます。注)金属管配線の電気抵抗は、内線規程3110-7.1に「接地線から金属管の最終端に至る間の電気抵抗は2Ω以下に保つことが望ましい。」と定められています。接地抵抗値を実測して工事を行ってください。0.0001450.0001600.0000930.0001230.0000680.0001060.0001560.0002100.0001570.0001210.0001300.0001760.0001310.000232(6)めっき付着量について鋼製電線管(ねじなし電線管E、薄鋼電線管、厚鋼電線管)は、耐食性を確保するため外面に溶融亜鉛めっきを施しています。耐食性については、電気用品の技術基準およびJISC8305-2019(鋼製電線管用の附属品)11.1に規定する耐食性試験に満足することが規定されており、その性能を有しています。なお、上記規格にはめっき付着量に関する規定がないため、めっき付着量の数値については公表しておりません。一方で、厚鋼電線管Zについては、より高い耐食性を満たすため、めっき付着量300g/㎡を仕様としています。これは溶接鋼管協会および全国金属製電線管附属品工業組合で基準を定めている「ドブ漬け溶融亜鉛めっき」に準拠しています。施工上のご注意[厚鋼電線管Z]厚鋼電線管Z用付属品「ねじなし防水付属品」を施工する場合、以下のことを必ずお守りください。【対象商品】厚鋼電線管Z用付品属・ねじなし防水カップリング       DFZ1**W・ねじなし防水コネクタ        DFZ2**W・ねじなし防水コンビネーションカップリング DFZ55**管との接続について●管表面に傷や異物の付着などがないことをご確認ください。塗布してください。※本商品の防水性能はねじなし防水付属品内部の防水パッキンで確保して います。管との摩擦力が大きい場合、防水パッキンにねじれなど異常が生じ て防水性能が確保できなくなる原因になります。●管は、ねじなし防水付属品の奥まで(管止めに当るまで)挿入してください。※電線管をねじなし防水付属品の管止めまで挿入しない場合、管のねじ部と 防水パッキンが干渉して隙間が生じ、防水性能が損なわれる可能性が あります。配管に塗装をする場合●塗装は、ねじなし防水付属品への挿入後に行ってください。●雨線外の縦配管など、水の浸入の可能性が高い場合は、必要に応じて別途コーキングなどの防水処理を施してください。あらかじめ管に塗装を施す場合は、防水性能が確保できない恐れがあります。管とねじなし防水付属品の接続部に防水コーキング処置を施してください。※塗装の段差により管とねじなし防水付属品の防水パッキンとの間に隙間が 生じる可能性があります。※塗装により摩擦力が高まり、管の挿入時に防水パッキンにねじれが生じる 可能性があります。ねじなし防水付属品の挿入深さで長さ調整を行う場合は、下記の手順①、②に従って施工してください。①施工前にあらかじめ管のねじ部を切断し端面処理(バリ取り、 防錆処置)を行ってください。②管の長さの調整しろは、管止めに当るまで挿入した位置から 10mmまでとしてください。マーキング10マーキング入れますコーキング処理切断■異種金属接触腐食について(鋼製電線管とステンレス鋼)一般的に電位の異なる金属を、水などの電解溶液が介在する状況で接触させたとき、電位の卑な金属が腐食する現象を異種金属接触腐食といい、鋼(鉄)や亜鉛は、ステンレス鋼に対して卑な電位に属します。鋼製電線管がステンレス鋼と接触して受ける実際の腐食の程度は、電位差に加え腐食環境や異種金属の表面積比によっても変わります。鋼製電線管にステンレス製の部品やビスを使用することがありますが、これは鋼製電線管に対してステンレス鋼の表面積が小さく、影響が少ないためです。これに対し、ステンレス電線管に鋼製電線管用付属品などを使用した場合、ステンレス鋼の表面積の方が大きく、異種金属接触腐食の影響を受けて錆びや腐食が生じますので、この組み合わせでは使用しないでください。●管を挿入する場合は、シリコン潤滑剤などの通線剤を必ず屋外用配線保護可とう管レースウェイ索引ポリエチライニング鋼管ハイフレックスメカフレキパナフレキ︵CD管・PF管︶・付属品住宅用スイッチボックスメタルモール・メタルワイプロケーブルスッキリダクト高機能配線ダクトパナフレキPVステンレス電線管鋼製電線管・付属品32Eハンガー鋼製電線管の品質

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