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鋼製電線管関連法規鋼製電線管・付属品高機能配線ダクト索引ステンレス電線管ポリエチライニング鋼管ハイフレックスメカフレキ屋外用配線保護可とう管パナフレキ︵CD管・PF管︶・付属品パナフレキPV住宅用スイッチボックスメタルモール・メタルワイプロケーブルスッキリダクトレースウェイ35Eハンガー1.金属管相互及び金属管とボックスその他これに類するものの接 続は、次の各号により、堅ろうに、かつ、電気的に完全に接続す ること。(解釈159) 〔注1〕接地線から金属管の最終端に至る間の電気抵抗は、2Ω以下に保つことが望ましい。 〔注2〕コンクリート建築などで全配線を金属管配線により行う場合は、木製キャビ ネット、木台などは使用しないのがよい。 〔注3〕ボックス又はキャビネットの電気的接続は、ねじ込み接続の場合を除き、 ボンディング又はねじなしコネクタによること。ただし、ボックス又はキャビネットな どの絶縁性塗装を完全にけずり取ったのちロックナットを十分に締め付け電 気的接続を完全にした場合は、ボンディングを省略することができる。 〔注4〕ボンド線の太さは、1350-3(A種、C種又はD種接地工事の施工方法)2項① を参照のこと。2.金属管、ボックスその他これに類するものは、適当な方法により造 営材その他に確実に支持すること。3.金属管を施設する場合は堅固に支持すること。ただし、埋設する 場合は、この限りでない。 〔注1〕金属管の支持は原則としてサドル又はハンガーなどを用いること。 〔注2〕支持点間隔は、2m以下とすることが望ましい。①金属管相互の接続は、カップリングにより行うこと。この場合、ね じ込み、突き合わせ及び締め付けは、十分行うこと。〔注〕ねじ接続の場合で、金属管が固定していて、これをまわして接続できない場合は、 特殊のカップリング(例えば、ユニオンカップリング)を使用するか、又は送りカップリ ング法により接続する必要がある。②金属管とボックスその他これに類するものとを接続する場合で あって、ねじ込みによらないときは、ロックナット2個を使用してボッ クス又はキャビネットのその部分の両側を締め付けること。ただし、 ブッシング(絶縁ブッシングは金属を主体としたもの。)などにより 堅固に取り付けられる場合は、ロックナットを省略することができる。 〔注〕ボックス又はキャビネットのノックアウトの径が金属管の径より大きい場合は、ボッ クス又はキャビネットの内外両面にリングレジューサを使用すること。③不燃性の組立式建築物などで技術上やむを得ない場合であっ て、金属管及びプルボックスを乾燥した場所において、不燃性の 造営材に堅ろうに施設し、かつ、金属管及びプルボックス相互を 電気的に完全に接続する場合は、管とプルボックス相互の機械 的接続を省くことができる。 金属管及びその附属品は、さび又は腐食の生じるおそれがある部分(ねじ切り及びその他の原因によって金属管又は附属品に施されためっき、塗料がはげた場合など)には、防錆塗料を施すなどして保護すること。(解釈159)3110-6 管及び附属品のさび止め(対応省令:第56条)3110-7 管及び附属品の連結及び支持(対応省令:第11、56条)3110-2図 カップリングの例図(1)ねじ接続の例カップリング電線管(2)ねじなしカップリングの例通常の場合金属管ロックナットロックナットブッシングボックスリングレジューサー使用の場合リングレジューサー吊りボルトパイプクリッププルボックス負荷側パイプハンガーポンド線電源側500mm以下500mm以下2000mm以下ボックスコネクタを用いた場合3110-3図 金属管とボックスとの接続の一例3110-4図 金属管の支持の一例〔注〕3110-7表から3110-11表までの使用例を示すと次のとおりである。3110-10表 薄鋼電線管の内断面積の32%及び48%3110-11表 ねじなし電線管の内断面積の32%及び48%電線管の太さ(管の呼び方)内断面積の32%(mm2)内断面積の48%(mm2)電線管の太さ(管の呼び方)内断面積の32%(mm2)内断面積の48%(mm2)1925313963123205305951853084585163755698891,3098531,3331,964電線管の太さ(管の呼び方)内断面積の32%(mm2)内断面積の48%(mm2)電線管の太さ(管の呼び方)内断面積の32%(mm2)内断面積の48%(mm2)E19E25E31E3970132211313105199316469E51E63E755789131,3248681,3701,986(使用例)2.0mm3本、8mm23本を収めることができる電線管の太さ3110-7表から電線の断面積の合計は、それぞれ次のようになっている。2.0mm 3本………10mm2×3=30mm28mm2 3本………28mm2×3=84mm2算出した電線の断面積の合計に3110-8表「絶縁電線を金属管内に収めるときの補正係数」の補正係数を乗じて計算断面積を求める。30mm2×2.0=60mm284mm2×1.2=100.8mm2 ≒101mm2 ――――――――――――― 161mm2上記のように電線の計算断面積の総和は、161mm2となる。3110-9表についてみると、161mm2を内断面積の32%とするものは、太さ28以上の厚鋼電線管である。すなわち、これが求める最小の厚鋼電線管の太さである。同じように3110-10表からは、薄鋼電線管の最小太さである31を求めることができ、3110-11表からはねじなし電線管の最小太さであるE31を求めることができる。1.金属管を曲げる場合は、金属管の断面が著しく変形しないよう に曲げ、その内側の半径は、管内径の6倍以上とすること。ただ し、電線管の太さが25mm以下のもので建造物の構造上やむを 得ない場合は、管の内断面が著しく変形せず、管にひび割れが 生じない程度まで小さくすることができる。2.アウトレットボックス間又はその他の電線引入れ口を備える器具 の間の金属管には、3箇所を超える直角又はこれに近い屈曲箇 所を設けないこと。 〔注〕屈曲箇所が多い場合又は管のこう長が30mを超える場合は、プルボックスを 設置するのがよい。3.ユニバーサルエルボ、ティ、クロスなどは、造営材で隠ぺいしない こと。ただし、その部分を点検できる場合は、この限りでない。4.前項のティ、クロスなどは、ふた付きのものであること。3110-8 管の屈曲(対応省令:第56条)3110-9表 厚鋼電線管の内断面積の32%及び48%電線管の太さ(管の呼び方)内断面積の32%(mm2)内断面積の48%(mm2)電線管の太さ(管の呼び方)内断面積の32%(mm2)内断面積の48%(mm2)162228364267120201342460101180301513690547082921047321,2161,7012,2052,8431,0981,8252,5523,3084,265ブッシング金属管ボックスコネクタアウトレットボックスロックナット
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鋼製電線管関連法規屋外用配線保護可とう管レースウェイ索引ポリエチライニング鋼管ハイフレックスメカフレキパナフレキ︵CD管・PF管︶・付属品住宅用スイッチボックスメタルモール・メタルワイプロケーブルスッキリダクト高機能配線ダクトパナフレキPVステンレス電線管鋼製電線管・付属品36Eハンガーエントランスキャップ電線金属管垂直配管エントランスキャップターミナルキャップロックナット電線電線金属管金属管水平配管3110-6図 雨線外における末端の施設例雨線外に施設する金属管配線は、前各条によるほか、次の各号によること。①内部に水が浸入し難いようにすること。 〔注1〕ボックスその他の附属品は、ねじ込み形のものか、又は施設場所に応じ、雨水 などの浸入を防止する構造のものを使用し、かつ必要に応じてパッキンなど を取り付けること。 〔注2〕1100-1(用語)102(防湿形)、103(防雨形)、104(防まつ形)、105(防浸形)により 選定する必要がある。 〔注3〕管相互の接続部は、ねじ切りのカップリングを使用する場合は、油性などの耐 水防食塗料をあらかじめ塗布し、ねじなしのカップリングを使用する場合は、 パテなどの耐水防食シール材をすきまに充填して接続すること。②内部に水が溜まらないように施設し、かつ、必要に応じて水抜き の手段を講じること。 〔注1〕水が抜ける道のないU字形配管は、その最低部に水が溜まるおそれがあるた めなるべく避けること。 〔注2〕水抜き口を設ける場合は、配管中の他のいかなる部分よりも低くし、かつ、水 抜きに適した位置とすること。 〔注3〕水抜きには種々の方法があるが、垂直配管の最下端においてはふた付きエル ボなどを、水平配管の途中又は終端においてはアウトレットボックスなどを使用 し、これらのふたに適当なすき間を設けて、その箇所から排水させるのは、その一 例である。③雨線外における垂直配管の上端には、エントランスキャップを使用 すること。④雨線外における水平配管の末端には、ターミナルキャップ又はエ ントランスキャップを使用すること。1.照明器具、コンセント、点滅器などの取付け位置には、アウトレット ボックス、コンクリートボックス、スイッチボックスなどを使用すること。 ただし、露出した引下げ配線の末端又はこれに類する場合は、 木台などを使用することができる。2.ボックスは、十分な容積のあるものを選定すること。3.ボックスには、照明器具などで覆われる場合を除き、カバーを取り付 けること。〔注〕コンクリートの天井に埋め込む場合は、コンクリートボックスを使用するのがよい。4.ボックスの打ち抜いた不要の穴は、適当な方法によりふさぐこと。1.プルボックス及びジョイントボックスの取付けは、次の各号によること。 ①ボックスは、造営材で隠ぺいしないこと。ただし、当該ボックス の内部が点検できる場合は、この限りでない。 ②電線の引替え又は電線の接続を容易に行うことができるよう 周囲に十分な余裕のある場所であること。2.プルボックス及びジョイントボックスは、ボックス内に湿気が浸入す るおそれがないように施設すること。1.使用電圧が300V以下の場合の金属管及びその附属品など は、D種接地工事を施すこと。ただし、次の各号のいずれかに該 当する場合は、D種接地工事を省くことができる。(解釈159) ①金属管配線の対地電圧が150V以下の場合において、次の いずれかの場所に長さ(2本以上の金属管を接続して使用 する場合は、その全長をいう。以下この条において同じ。)8m 以下の金属管を施設する場合 a.乾燥した場所 b.簡易接触防護措置(金属製のものであって、防護措置を 施す管と電気的に接続するおそれがあるもので防護する 方法を除く。)を施すとき ②金属管配線の対地電圧が150Vを超える場合において、長さ 4m以下の金属管を乾燥した場所に施設する場合2.使用電圧が300Vを超える場合の金属管及びその附属品など は、C種接地工事を施すこと。ただし、接触防護措置(金属製の ものであって、防護措置を施す管と電気的に接続するおそれが あるもので防護する方法を除く。)を施す場合は、D種接地工事 によることができる。(解釈159)3.3102-7(配線と他の配線又は弱電流電線、光ファイバケーブル、 金属製水管、ガス管などとの離隔)により、強電流回路の電線と 弱電流回路の弱電流電線とを同一のボックス内に収める場合 は、隔壁を施設し、C種接地工事を施すか又は金属製の電気的 遮へい層を有する通信ケーブルを使用し、当該遮へい層にC種 接地工事を施すこと。(解釈167)1.金属管の端口は、電線の被覆を損傷しないようになめらかなもので あること。(解釈159)〔注〕金属管の端口とは、金属管本体の先端(加工後の切口も含む。)をいい、附属品 が取り付けられている場合の先端をいうのではない。2.金属管の端口には、電線の引入れ又は引替えなどの際に電 線の被覆を損傷しないようにブッシングなどを使用すること。 (解釈159)3.金属管配線からがいし引き配線に移る箇所には、絶縁ブッシン グ、ターミナルキャップ又はエンドなどを使用すること。(解釈159) 金属管配線に使用する金属管には、配管後電線引入れに至るまでに管内に湿気、じんあいなどが浸入しないよう適当な予防措置を施し、かつ、電線引入れの直前に適当な方法により掃除すること。 電線の引入れに際して使用するすべり剤は、電線の被覆絶縁物に有害な物質を使用しないこと。〔注〕電線に有害な物質は、資料3-1-1を参照のこと。 垂直に配管した金属管内の電線は、3110-12表の間隔以下ごとにこれを適当な方法により支持すること。3110-15 雨線外の配管(対応省令:第56条)3110-9 アウトレットボックス類(対応省令:第56条)3110-10 プルボックス及びジョイントボックス(対応省令:第56条)3110-16 接 地(対応省令:第10、11、62条)3110-11 管端における電線の保護(対応省令:第56条)3110-12 湿気及びじんあいの防止(対応省令:第56条)3110-13 電線の引入れ(対応省令:第56、57条)3110-14 垂直配管内の電線(対応省令:第56条)電線絶縁ブッシングノップがいし金属管3110-5図 がいし引き配線に移る箇所の一例電線の太さ(mm2)支持点の間隔(m)38以下100〃150〃250〃250超過30252015123110-12表 電線の太さと支持点間の間隔〔注〕本条でいう適当な方法を具体的に例示すると、次のとおりである。 (1)金属管の終端内側に堅い木で作ったわくをはめ、その内側に堅い木で作った くさびをはめ込み、このわくとくさびとで電線をくわえて支持する方法(わく及びく さびに使用する木は、よく乾燥したのちパラフィンなどで煮ておくこと。) (2)1線用クリートによって電線を支持する方法(クリートの上には、これを補強する ための鉄製のストップを当てること。) (3)適当ながいしで電線を支持する方法(耐張がいしを使用するか、又は2個以上 のがいしを使用し、電線を直角以上に屈曲させること。)
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