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[施設向]かってにスイッチ(微動検知形)[2024年4月価格改定版] 11-12(12-13)

概要

  1. 基本機能
  1. 11
  2. 12

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かってにスイッチ(微動検知形)の基本機能をご紹介します。明るさセンサの働きで、昼間など周囲が明るいときは点灯しません。周囲が暗くなり、人が近づくと自動点灯します。周囲の明るさを感じて、明るければ、人が近づいても照明器具は点灯しません。明るさセンサが働く照度(明るさ)の調整も可能です。明るさセンサ機能センサの働きに左右されずに、一般のスイッチのように照明器具を手動でON/OFFできる機能です。壁面にて操作したい場合は「操作ユニット(壁取付形)WTC5820Wなど」をご選定ください。ON状態になったスイッチが、人がいなくなってからOFF状態になるまでの時間を調整する機能です。約1分∼約10分までの範囲で調整可能です。人の動きによる温度変化をキャッチ。人が近づくと自動点灯、人がいなくなるとタイマ設定時間後に自動消灯します。検知させる動きの大きさにより、必要な温度差が異なります。親器と子器を組み合わせて複数の場所で人を検知することができる機能。熱線センサ機能親子機能検知後動作時間調整機能手動スイッチ機能天井高さや周囲の熱源環境により、検知感度を調整できる機能です。感度調整機能安全に関するご注意かってにスイッチは、照明制御、または照明・換気扇制御専用のスイッチです。以下の用途では誤動作により、事故や怪我および火災の原因となることがありますので、ご使用にならないでください。●電動機器、空調機器、ブザーなどの制御●かってにスイッチの負荷配線にコンセント回路の接続●防犯用途やセキュリティ用途でのご使用検知について●検知範囲は、周囲条件(気温、地面、床面、壁面の状態)により多少変化します。検知範囲以遠でも検知能力が備わっていますので、 特に気温と人の温度差が大きい冬期など、計画上の範囲外でも検知する場合があります。●明るさセンサ付(設定時)で、周囲が設定より明るい場合。 (「切」時は明るさに関係なく検知します。)●周囲が明るいとき(約400lx以上の場合、約4℃以上の温度差が必要です)。●センサのレンズ面がほこりなどで汚れている場合。●OFFした直後(1秒以下)に動いたとき。●遮蔽物(書棚、パーテーション、ドアなど)で検知範囲が遮られるとき。●夏場など、室温が体温に近づいたとき(温度差が少ないと、 検知しなかったり、検知感度が鈍くなります)。次のような場合は、検知動作しないことや感度が鈍く感じられることがありますが故障ではありません上面図210cm280cm70cm70cm=手の動きが検知できる高さ上面図床面で検知範囲を設計した場合、温度変化を検知できず入室してすぐに検知できないことがあります。設計時のご注意ドアがある出入り口の例移動空間の場合、床面から70cmを検知範囲としてください。(例)天井高さ280cmの場合、天井より210cmを検知範囲としてください。昼間など周囲が明るいときは点灯しません。周囲が暗くなり、人が近づくと自動点灯します。設置時のワンポイント親器最大6台まで接続可能子器子器親器最大6台まで接続可能子器子器子器子器●子器の接続は途中で分岐する ことができます。●子器の接続台数は 最大6台までです。基本機能●微動検知の設置ワンポイントについては、5頁「設計のポイント」と 7頁「シーン別の配置例とご注意点」をご参照ください。11
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動作原理かってにスイッチは以下の3方式を用いて検知動作を行います。(人体検知や存在検知方式ではありません。)①温度差検知③受動型検知人の動きによる温度変化(従来品:約±3゜C以上、微動検知形:移動検知約±3゜C以上、微動検知約±5゜C以上)を検知して動作します。センサから赤外線を発してその反射光を受信するのではなく、人体などの熱源から輻射される熱線を検知します。このため、複数のセンサを(図4)のように設置しても干渉による誤動作は生じません。●ゆっくり歩く程度(0.3∼1m/秒)で移動する熱源(人)を検知します。静止している熱源(人)を検知することはできません(移動検知)。(図1)●座って行う動作など、動きの小さな熱源(人)を継続して検知します(微動検知)。(図2)●大きな動きの後につづく微動だけをキャッチすることで、人物以外の熱源を検知しにくくしています。(図3)②移動検知1:人の動きによる温度変化(約±3゜C以上)を検知して、自動的に負荷をON、最後の検知から一定時間経過後自動的にOFFになります。2:負荷がONの間に人の動きを再検知すれば動作時間は延長されます。ONOFF●検知速度0.3∼1m/秒(ゆっくり歩く程度)検知範囲負荷ONOFF熱源(人)の動き熱源(人)の動き負荷タイマ設定時間タイマ設定時間自動変更(3分)タイマ設定時間(3分)後タイマ設定時間(3分)後●タイマ時間で点灯を継続します。(設定時間が短いと、座った作業中に消灯する場合があります。)AIによる環境学習機能微動検知で検知を継続従来品タイマタイマ人がいても照明がOFF照明はON照明ON照明ON←大きな動き(移動検知)座って作業(小さな動き)タイマ設定時間後タイマ設定時間後検知信号※大人の肩幅(縦23cm×横40cm以上)が1cm/s以上の動き、また肩と周囲の温度差が5℃以上必要です。大きな動き座った作業(小さな動き)大きな動き退出①移動検知②微動検知①移動検知②微動検知(滞在検知範囲外に出る)①移動検知②微動検知②微動検知③滞在検知範囲内①移動検知で大きな動きを 検知してONした後②微動検知で約1cm程度の 小さな動き※を検知します。③滞在検知範囲内で検知した場合、 動作保持時間を 自動延長(15分以上)します。自動変更(15分)自動延長(15分)④入退出検知範囲で 大きな動きを検知した場合、 退出したと判断し、動作保持時間を 設定時間(3分等)に自動変更します。●点灯中に新たな熱源ノイズ(例:エアコンの動作など)が 発生した場合、人が退出してから約20分点灯継続した後、 それを熱源ノイズと学習して、消灯します。●熱源ノイズの動作が大きい場合は、点灯延長することが あります。センサ(微動検知形)(図3)直前の消灯中に周囲環境をAIで学習しているので、人が退出した後に熱源ノイズ(パソコンの発熱など)が発生していても、点灯継続せずに設定したタイマ時間ですぐに消灯。AIで誤作動を低減します。微動検知形(図1)移動検知のみの場合(従来品WTK24818など)(図2)移動検知と微動検知、滞在検知の場合(微動検知形WTK64810K、WTK6912Kなど)(図4)12

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