ランプカタログ（蛍光灯・電球・ハロゲン電球・高輝度放電灯） 2024 121-122(122-123)

121よくあるご質問質　問回　答18故障診断蛍光ランプをつけたり、消したりする回数が多いのですが、問題はありますか。蛍光ランプは、点灯する際に最も負担がかかり、１回の点滅で約１時間寿命が短くなります。１日数回の点滅ならほとんど影響はありませんが、20〜30回も点滅すると、寿命は極端に短くなります。19故障診断FLR110H/A(･100)を取り替えたが、点灯しないが、不良でしょうか。器具を長期間ご使用になっている場合、器具のソケット（口金アダプタを差し込む部分）が奥に押し込まれたまま固着してしまっている場合があります。そのため、接触不良を起こして点灯しない場合があります。蛍光ランプ照明器具の製造・販売は終了しておりますので、LED器具への置き換えをご検討願います。20故障診断品番は同じなのに、今までの蛍光ランプと光色が違うが、不良でしょうか。蛍光ランプは、使用劣化に伴い、明るさの低下とともに光色も変化します。その変化は緩やかなため通常気付きませんが、新しい蛍光ランプに交換すると使用途上の商品との顕著な違いが確認できます。この変化は、劣化現象のため不良ではありません。気になる場合は、一斉に交換することをおすすめします。21故障診断蛍光ランプを人感センサなどの点滅の多い場所で使うと寿命が短くなりますが、不良でしょうか。蛍光ランプは点灯するときに最も負担がかかるため、点滅回数が多い場合、寿命時間が短くなります。点滅回数が減るように人感センサなどの設定調整をご検討ください。22電球形状やワット数が異なる白熱電球を代わりに使えますか。照明器具やソケットに適合した種類・電圧（V)・ワット数（W)以外の電球は使用しないでください。口金外れや器具過熱、破損、落下によるケガの原因となることがあります。23電球レフ電球は密閉型器具に使えますか。また、シリカ電球の代わりに使えますか。レフ電球、ミニレフ電球は密閉型器具（カバー付き器具）には使用しないでください。火災や器具加熱の原因となります。必ず専用器具で使用してください。24故障診断白熱電球を振ると音がしますが、不良でしょうか。ミニクリプトン電球（60形以上）、ミニレフ電球（40形以上）、レフ電球＜屋内用＞（60形以上）などには、電球の内部に遮熱板（金属の板）があります。電球を振ると、その遮熱板がガラスに当たって音がする場合がありますが、不良ではありません。※遮熱板は、電球のフィラメントから発生する熱によって口金接着剤の熱劣化を防ぐためのものです。25保管ランプをまとめ買いしたいが、長期間ランプを保管しても品質に問題はありませんか。ランプの長期保管は、金属部品の変色や錆の発生に伴う接触不良のリスクがあります。高温および湿度の高いところでの保管は避けてください。また蛍光ランプの長期保管では、ガラス管内の水銀の偏りにより明るさが低下する場合がありますが、しばらく点灯し水銀が均一に拡散すると本来の明るさになります。なお、ランプ長期保管の場合は、定期的に、口金金属部の変色や錆の外観確認や点灯確認をおすすめします。26環境(水銀)ランプに水銀が入っているかの確認方法はありますか。水銀を使用していることを示すマークを、ランプ本体に表示しています。（2016年末頃より順次表示を開始しています。）なお、白熱電球、ハロゲン電球、点灯管、ＬＥＤランプには、水銀を使用していません。27環境(水銀)蛍光ランプが割れましたが、人体に影響ありませんか。蛍光ランプにはごく微量の水銀が封入されておりますが、放出されるレベルの水銀では人体への影響はほとんどありません。蛍光ランプに封入されている水銀は無機水銀であり、体内に入っても吸収されることがほとんどなく、体外に排出されます。28環境(水銀)水俣条約、水銀汚染防止法には、適合していますか。蛍光ランプは水銀含有量の基準を達成しており、特定水銀使用製品に該当するものはありません。一般照明用の高圧水銀ランプは、2020年12月31日に製造、輸出入禁止となりました。一般照明用の蛍光ランプは、本カタログP.5法規関連を参照願います。29環境(水銀)蛍光ランプには水銀がどのくらい入っていますか。蛍光ランプ1個当たりの水銀含有量は、5mg以下となっております。※FLR110、FHF86、FPL55、FPR96、FML55、FMR96を除く。（水銀汚染防止法の適用除外)30環境(水銀)使用済み水銀使用ランプはどのように処理したらよいですか。家庭で使用する蛍光ランプは、ガラス破損に注意し、自治体の回収ルールに従い正しく廃棄してください。事業所などから排出されるものは、産業廃棄物として排出事業者自ら処理することが義務づけられています。処理に当たっては、各種の法規制がありますので、専門の処理業者に依頼することをおすすめします。事業所から排出される水銀使用ランプは、“水銀使用製品産業廃棄物”に該当します。31環境(水銀)産廃処理業者にWDS（廃棄物データシート）の提出を求められています。WDS（廃棄物データシート）は、排出事業者（お客様）において作成し、産廃処理業者に提出してください。なお、蛍光ランプは、「例外的にＳＤＳ(安全データシート）を提供しなくてもよい商品」に該当するため、弊社でのＳＤＳの情報提供はしておりません。32環境(PCB)蛍光ランプの中にPCBが入っていますか。蛍光ランプにはPCB（PolyChloroBiphenyl）〈ポリ塩化ビフェニル〉を使用していません。弊社では1957年（昭和32年）より1972年（昭和47年）8月までの15年間、放電灯（蛍光ランプ・HID）安定器内の力率改善コンデンサ内に絶縁油として使用していました。※このときの絶縁油のPCB濃度は高濃度（100％）でした。※非常用照明器具および誘導灯のブロックにはPCBを使用しておりません。〈ご参考〉Panasonicサイト「PCB使用照明器具の判別と取扱い」https://www2.panasonic.biz/jp/lighting/pcb/33その他蛍光ランプは日本国外でも使用できますか。弊社の蛍光ランプは日本国内での使用を前提としたランプとなっております。海外では電源電圧、口金などの仕様が異なる場合がございます。また、各国独自の規格への適合確認はしておりません。Panasonic公式サイト「サポート(個人のお客様）よくあるご質問」もご参照ください。https://panasonic.jp/lamp/support.html水銀使用マーク蛍光灯電球ハロゲン電球あかりの百科事典生産終了商品の代替推奨商品一覧品番索引