左ページから抽出された内容
照明器具の正しい使い方法規関連器具の寿命について安全上のご注意使用上のご注意取付方法についてその他のご注意D5器具の寿命についてLEDモジュールの寿命についてLEDモジュール用制御装置(LED電源)の寿命について●LED電源の寿命の考え方は基本的にインバータと同じです。一般的な使用状態で平均寿命は8〜10年です。●LED照明器具の光源の寿命はLEDモジュールの寿命のことです。JISC8105-3:2011「照明器具−第3部:性能要求事項通則」の中で、一般照明用途に用いられる白色LEDモジュールの寿命の定義は“照明器具製造業者が規定する条件で点灯したとき、LEDモジュールが点灯しなくなるまでの総点灯時間または、全光束が点灯初期に計測した値の70%に下がるまでの総点灯時間のいずれか短い時間を推定したもの”と規定されました。 (ただし、この定義は表示または装飾の用途には適用しないため、カラーLEDは従来どおり「光束維持率50%」を寿命としている場合もあります。) 当社では、JISC8105-3:2011「照明器具−第3部:性能要求事項通則」に従い、LEDモジュールの寿命を推定しています。 なお、これらはあくまで設計寿命であり、この寿命を保証するものではありません。 また、LEDモジュールとしての寿命であり、照明器具としての寿命は他の光源を使用した器具の場合と同様の考え方になります。●カラー演出用照明器具などのLED寿命について カラー演出の場合、赤(R)緑(G)青(B)各色の光量をさまざまな状態にして使用されます。寿命設定をする場合、3色とも100%点灯して連続使用する場合がもっとも厳しい条件となりますが、実使用状態では混色して使用することが多いと考えられますので、商品によっては「条件の厳しい2色を100%点灯した状態や3色とも100%点灯、3色とも50%点灯して連続使用する場合に、劣化の速い色の光束が初期値の70%もしくは50%に減少するまでの点灯時間」として導出しているものもあります。 なお、点灯時間による光束減少カーブは各色により異なるため、初期状態で設定した混色状態(色味)は時間の経過にともない変化いたしますことをご認識ください。直管LEDランプの寿命について残存率(寿命)100806040200点灯時間(%)定格寿命4万時間の場合、使用時間が3万時間を超えると摩耗故障期に入ります。(定格寿命)残存率︵ ︶%摩耗故障期0102030405060708090100110残存率曲線100700点灯時間(h)寿命光束維持率︵ ︶%0LEDの寿命の定義●直管LEDランプは、使用環境や製造条件などによって光束維持率特性に多少のバラツキがあり、また、内蔵されるLED素子やその他の電子部品などの故障・劣化も生じます。 そのため、直管LEDランプの点灯時間と残存率(定格の光束維持率85%を維持しているランプ数の割合)は図のようになり、定格寿命4万時間において残存率はおよそ50%となります。残存率には内蔵される電子部品の故障などによる不点灯も含まれます。 また、点灯時間が短くても水滴のかかる状態や高温・高湿環境下、腐食性ガスが発生しやすい場所などでは、LEDモジュールや電子部品の劣化がより進行しやすくなる場合があります。LEDモジュールの寿命時に下記のような現象が現れることがあります。現象原因(概要)全不点LEDが故障LED接合部が破損部分不点並列接続しているLEDの一部分が故障またはLED接合部の一部分が破損(LEDの一部分が不点になることで、照明器具の発光部に明暗が現れることがあります。)照度低下LEDの劣化により光束が低下光色の変化LEDの劣化により色温度が変化輝度ムラLEDモジュール内の一部LEDが光束低下(一部LEDの光束が低下することで、照明器具の発光部に縞模様などの輝度ムラが現れることがあります。)
右ページから抽出された内容
照明器具の正しい使い方法規関連器具の寿命について安全上のご注意使用上のご注意取付方法についてその他のご注意D6蓄電池のリサイクルについて使用済み充電式電池のリサイクルに関するお願いNi-Cdニカド電池「資源の有効な利用の促進に関する法律」により2001年4月1日より小形充電式電池(誘導灯・非常用照明器具に内蔵されている電池が該当)の回収・再資源化が義務付けられました。貴重な資源の有効利用および地球環境保護のために、ご使用済みニカド電池・ニッケル水素電池のリサイクルのご協力をお願いいたします。※平成7年以前の蓄電池には右図のマークはありませんが、ニカド電池・ニッケル水素電池であればリサイクル対象です。Ni-MHニッケル水素電池一般社団法人JBRCホームページ・・https://www.jbrc.comお問い合わせ先●蓄電池は絶対に解体しないでください。●素電池の金属端子部が露出した場合はショートのおそれがあるので、テープなどで必ず絶縁してください。ポールの寿命について●鋼製照明ポールは、設置場所、気象条件および交通量などの使用環境によるストレスにより、腐食や金属疲労などの経年劣化を起こします。 経年劣化が進行したポールをそのまま使用し続けると大事故に至る可能性があります。日頃の点検・補修などの適切な処置および早めの交換をお願いいたします。・鋼製照明用ポール設置後、6〜10年でランクA(危険)に至るような腐食進行したものが見受けられます。設置環境状況や、メンテナンス状況により腐食程度が大きくばらつきます。・定期的な点検・補修を行うことによりトラブルを未然に防ぐことができます。(一社)日本照明工業会「鋼製照明用ポール点検・診断のおすすめ」より(JLA1018)■経過年数別腐食状態100%0〜5年(87本)6〜10年(61本)11〜15年(22本)16〜20年(40本)21〜25年(86本)26〜30年(131本)31〜35年(96本)経過年数(調査本数)90%80%70%60%50%40%30%20%10%0%■特に異常なし ■ランクB(劣化進行)およびランクC(劣化軽微) ■ランクA(危険)器具の寿命について30分間以上の確認が必要です。誘導灯・非常用照明器具の蓄電池の寿命●蓄電池の外見はきれいでも、中身は確実に劣化しています。法令の点灯保持時間で点検してください。・放電寿命切れの直前、急激に放電電圧が低下する特性があります。■誘導灯・非常用照明器具の非常時点灯時間の点検劣化した蓄電池の内部誘導灯点検では非常時点灯時間20分間以上の確認が必要です。※1(消防法施行規則第31条の6第1項に基づく平成14年消防予第172号別紙2第16)より※2(建築基準法施行規則第6条第2項及び第6条の2第1項に基づく平成20年国土交通省告示第285号別表3)より■誘導灯・非常用照明器具の蓄電池適正交換時期交換時期使用条件4〜6年(一般的な使用条件)周囲温度範囲:5℃〜35℃適切な保守点検による十分な放電:1〜2回/年(一社)日本照明工業会「ガイド108-2003誘導灯器具及び非常用照明器具の耐用年限」(但し、長時間定格型器具は60分間)誘導灯・非常用照明器具の器具本体の取り替えの目安蓄電池だけでなく、当然、器具本体にも劣化は生じます。誘導灯・非常用照明器具の性能・機能を維持するためにも、取り替えが近づいた器具に関しては、すみやかに点検・交換してください。※専用形とは電池内蔵形器具で、常時消灯・非常時点灯の器具を指します。(一社)日本照明工業会「ガイド108-2003誘導灯器具及び非常用照明器具の耐用年限」器具の種類適正交換時期耐用の限度誘導灯非常用照明器具電池内蔵形電源別置形専用形8〜10年8〜10年8〜10年12年15年15年詳細421頁非常用照明器具点検では非常時点灯時間(但し、長時間定格型器具は60分間)注:リチウムイオンソーラー街路灯の蓄電池のリサイクルについてはhttps://panasonic.co.jp/ew/environment/product/04/をご覧ください。※1※2安心してお使いいただくため、取扱説明書に記載の6ヵ月毎の点検の実施をお願いします。
お探しのページは「カタログビュー」でごらんいただけます。カタログビューではweb上でパラパラめくりながらカタログをごらんになれます。