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京都ビルZEBパンフレット 1-2(2-3)

概要

  1. 照明・空調設備のリニューアルと運転制御でZEB化を達成
  2. クリーンエネルギーによるレジリエンス強化も実施
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NetZeroEnergyBuildingLED照明照明・空調設備のリニューアルと運転制御でZEB化を達成。パナソニック京都ビルは、「創エネ」「省エネ」「エネマネ」のエネルギーソリューションを取り入れた環境配慮ビルとして、2011年に建設されました。今回の改修では事前に「ZEB化可能性調査」を実施し、一次エネルギー消費量(BEI値)を基準まで下げられると判断。大掛かりな躯体工事を行わず、省エネ性能に優れた設備のリニューアルでエネルギー消費量を大きく減らし、ZEB化を達成しました。外皮改修を行わない既設ビルのリニューアルではZEBの達成は難しい、コストがかかると考えられる中、BEI値の低減を追求した改修プランにより、通常改修と同等コストの設備リニューアルのみで、ZEBReadyを達成しました。エネルギー消費性能計算プログラムに基づく、基準建築物と比較した時の設計建築物の一次エネルギー消費量の比率のことです。再生可能エネルギーを除きBEI≦0.50の場合にZEBを達成したと判定されます。明るさセンサが外光を検知し照明の無駄な明るさをカット。人感センサが人の不在を検知し減光して省エネに貢献。省エネ空調設備■ZEB化改修でBEI値(一次エネルギー消費量)を大幅に軽減■BEI/L値(照明エネルギー消費量)を軽減■BEI/AC値(空調エネルギー消費量)を軽減0.760.610.47空間の明るさ感指標「Feu」を活用した照度設計を実施。通常の器具置き換えによる改修では明るすぎてしまうため、快適さは確保しながら不要な明るさを抑え、消費電力を軽減。ZEB認証取得に貢献できる高COP値を実現。空調にかかる電力消費を大幅に低減。COP値を向上させたハイグレード室外ユニットを採用綿密な照度計算による器具のダウンサイジング建物躯体の外皮改修をせずに設備のリニューアルのみでZEBReadyを達成センサが最適な明るさに自動制御時間帯に合わせた明るさ設定でさらなる省エネに時間帯に応じたシーンの設定で快適性を維持しながら節電に貢献。改修前(2011年建設時点)ZEB化改修器具の置き換えによる通常改修0.350.33一部ダウンサイジングを行ったZEB化改修器具の置き換えによる通常改修ZEBReadyを達成明るさ検知・制御タイムスケジュール制御在室検知・制御0.670.49高効率化を図ったZEB化改修器具の置き換えによる通常改修※1従来品UXP4A(8馬力)とUXPR5(8馬力)の比較 ※2業務用空調向けIoTサービスにおいて、運転効率(COP)をリアルタイムに測定し、悪化要因を特定し、運転効率の低下により遠隔で自動チューニングする点(22年6月現在、当社調べ)。空調熱源機器の成績係数COP(CoefficientOfPerformance)は、「能力を消費エネルギーで割った値」で、常に変化する空調負荷が安定した時に計算する部分負荷COPを利用朝昼夜夕※画像はイメージですCOP値約16%アップ8馬力の場合※1BEIとは
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Resilienceレジリエンスエネマネ4台用の場合ソーラーカーポートで作った電気の自家消費電力=CO2削減量購入電力※3=CO2排出量CO2削減効果ソーラーカーポート(4台用)設置時年間約5トン※4クリーンエネルギーによるレジリエンス強化も実施。駐車場のスペースを有効活用。発電した電気はCO2を排出しない再生可能エネルギーとして環境価値を創出。創エネソーラーカーポートV2Xシステム停電時通常時非常用電源としてEVから施設に電力供給■通常改修と同等コストでZEB化を実現普段は急速充電ステーションカーポートの屋根で太陽光発電急速充電ステーションと蓄電池設備を一体化することで、災害時などに長時間の安定した電力供給が可能。脱炭素とレジリエンス強化に貢献。一部フロアではダクト方式のビル用マルチエアコンから、省エネ性能の高い4方向天井カセット形を導入。普段はEVの充電に停電時には非常用電源として活用PCS・TRユニット蓄電池ユニットEV充放電器パナソニック製モジュール搭載最大搭載容量11.88kW10kW出力ソーラーカーポートの併設により使用電力とCO2排出量を低減運転効率をリアルタイムで分析し消費エネルギーを低減。運転効率可視化することに加え悪化要因まで特定。外気温や時刻の変化に合わせて設定温度を自動で制御し、電力削減に貢献。省エネ性の高いDCモーター室内ユニットを導入業界初クラウド上で運転効率をAIが分析自動制御で省エネを実現ZEB化改修器具の置き換えによる通常改修改修費用ランニングコスト低消費電力化によるランニングコスト減で約1.5年で費用回収高効率機器や制御機器の導入、ダウンサイジングで通常改修とほぼ同等コストでZEB化改修が可能1年2年3年1年2年3年※3購入電力=火力電力等を指します。※4CO2削減効果は「太陽光発電の調査研究」を基に算出しています。(▲5,068kg-CO2/年)※2V2Xシステム:株式会社ダイヘン製 ソーラーカーポート:スカイジャパン株式会社製停電時には、1階・4階の共用部の照明と非常用コンセントに電力を供給PCS・TRユニット蓄電池ユニットEV充放電器EVから電力を供給

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