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環境計画支援 VR 23-24(24-25)

概要

  1. 施設計画
  2. 官民連携事業
  1. 23
  2. 24

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計画段階において、周辺への影響をVRによりシミュレーション。納入事例東京スカイツリー®施設計画プロジェクトのあらゆる局面でVRが活躍。東京スカイツリーおよびその周辺を、デジタルモデル化して空間のイメージをつかみやすくし、とりわけお客様動線を検証することが、今回VRを作成する大きな目的のひとつであった。第1期(2006年)では、既存の街並みの中にタワーの大きさの建物ボリュームが現れた時に生じる周辺環境の変化や、季節時間による影の落ち方などをVRでシミュレーション。事業者による今後のプロジェクト推進における意思決定の材料としてVRをご活用いただいた。第2期(2007∼2009年)では、街区部(低層部)、タワー部(主に展望施設)のそれぞれが抱える課題解決のためにVRのデータを更新。街区部では、建築外観の大まかなデザインや屋上部分のランドスケープなどをVRで検討した。タワー部では、上下2カ所の展望施設の建築内観の構造・デザインの把握や、展望施設からの眺望、地上からシーケンスでつながる一連のお客様動線などをVRで検討。街区部については、建築着工前に再度データ更新し、事業者の内部でのプレゼン資料としてもVRをご活用いただいた。第3期(2010∼2012年)では、開業に向けタワー部の展望施設内について、実施設計に合わせてVRのデータを更新。内装や展示物についても、想定されていた内容を配置し、事業者の最終的な計画調整、確認にVRをご活用いただいた。また、VRから作成した動画を、開業前のプレス発表時に公開するなどの展開も図られている。このように、長期にわたる建設プロジェクトにおける、さまざまなお客様のお困りごとに対して、必要なデータ・機能を作成し、課題解決をサポートすることが、パナソニックのVRの特徴である。周辺環境への影響を検討(日影検討)外観デザイン、ランドスケープの検討実施設計図に合わせた最終調整東京スカイツリー天望デッキ東京スカイツリー天望回廊東京スカイツリー天望回廊VRの更新お客様動線の検討(VR最終形)第1期(2006年)第2期(2007∼09年)第3期(2010∼12年)事業着手決定後、2012年5月東京スカイツリー開業までのおよそ7年間にわたり、ライティングだけでなく、周辺環境への影響やお客様動線の検討など、その時々に事業者が抱えていたさまざまな検討課題の解決を、パナソニック独自のVR技術を用いて継続的に支援した。
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納入事例 南町田グランベリーパーク・鶴間公園官民連携事業公園と商業地を中心とし、官民が連携して「新しい暮らしの拠点」を創る。商業施設と公園の連続性イメージ「南町田拠点創出まちづくりプロジェクト」は、南町田駅周辺に位置する鶴間公園と、2017年2月に閉館したグランベリーモール跡地を中心に、官民が連携して、都市基盤、都市公園、商業施設、駅などを一体的に再整備し、「新しい暮らしの拠点」を創り出していくプロジェクト。駅周辺に都市公園と商業施設が隣接するまちの資源を最大限に活かし、自然とにぎわいが融合した、魅力的な拠点を創出します。高齢化や人口減少の動向を見据え、新たな住民の流入、地域の住み替えサイクルによる世代間の循環、地域にお住まいの方々やまちを訪れる方々を交えた活発な交流を生み出すことで、良好な住宅市街地とコミュニティを次世代に繋ぐ、持続可能なまちづくりを目指す。「まちのぜんぶがパークになる」というコンセプトを可視化。商業施設のリニューアルイメージの確認とともに、隣接する鶴間公園との連続性を重要視し、商業施設側からの景観確認、公園側からの施設の見え方など多角的に検討。公園整備の町田市と意見交換や状況確認など様々な場面で活用された。商業施設検討では、来場者動線からみたオブジェの視認性確認や広場への日照検討、誘導サイン検証やテナントリーシングツールとして基本設計から活用。また、並行して行われた駅舎の整備や南北通路の設置など地元住民への説明にも活用されるとともにニュース番組や動画配信サイトにVRから生成した動画を基に計画を公開した。

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