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環境計画支援 VR 3-4(4-5)

概要

  1. 都市再生事業
  1. 3
  2. 4

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都市再生緊急整備地域の指定を受け、「駅開発」「まちづくり」事業促進に貢献。VRで効果的な合意形成。課題とイメージを共有。自由なシミュレーションが可能。豊島区都市整備部部長奥島正信様豊島区都市整備部都市計画課課長活田啓文様豊島区都市計画VRのデータをサイバードームでご覧いただけます。設置場所:パナソニック東京汐留ビル2階 詳しくは本カタログ34ページをご参照ください。豊島区には、かつてないまちづくりの躍動が芽生えています。池袋副都心を中心とする華やかな都市再生だけではなく、豊島区の住宅地の多くを占める木密地域の改善事業が飛躍的に進みつつあります。本年、長年の懸案であった特定都市再生緊急整備地域の指定を受けることができました。区域には池袋副都心に加え、全国的にも有名な東池袋四・五丁目地区の木密地域が含まれた池袋の特性を捉えた指定になっています。また、木密地域不燃化10年プロジェクトにより、5路線7区間の特定整備路線の事業化と5地区363haの不燃化特区を組み合わせ、23区で最大規模の木密対策がはじまっています。池袋副都心では、豊島区新庁舎の整備により池袋副都心の奥行きと人の流れが広がり、旧庁舎跡地の開発や池袋駅周辺の開発計画が徐々に具体化しています。東池袋駅周辺では、昭和58年にスタートを切った木密改善事業と都市計画道路補助81号線の事業化により、沿道の共同化が急速に進んでいます。地区に隣接する造幣局東京支局の移転跡地計画も決まるなど、都市再生緊急整備地域の指定を活かした都市再生はさらに進んでいく様相を呈しています。平成19年度に池袋駅周辺から作り始めたVRは、機会あるごとに区域を拡大し、今では、池袋副都心のほぼ全域と東池袋駅周辺の木密地域まで現況データが入力されています。これまで蓄積してきたVRを最大に活用し、さらに、木密地域の防災まちづくりにも対象を広げながら、豊島区で躍動するまちづくりを効果的な合意形成のもとで実現していきたいと考えています。池袋駅西口地区は平成19年から勉強会、懇談会を開催し、平成21年にはまちづくり協議会が発足しました。勉強会開始時には出席者が2名のみの状況もありました。どうすれば地権者の方々にまちづくりについて興味を持ってもらえるか、そこから始まりました。街の現状を把握し、課題を抽出し、解決方法を考えるというプロセスをシミュレーションするための有効なツールとして、VRを採用しました。実際、勉強会や懇談会でのVRによるプレゼンテーションはインパクトがありました。現況から将来イメージへ瞬時に切り替えられること、街全体の鳥瞰から人の目線にズームインできること、複数の将来イメージを比較できること、何よりもこれらの機能を自由に操作できることが最大の特徴です。地権者の方々の将来イメージの共有が可能になったと考えています。池袋駅周辺地域は今年、都市再生緊急整備地域・特定都市再生緊急整備地域の指定を受けることになりました。その要因のひとつは、池袋駅西口地区のまちづくりの機運が上がってきたことです。協議会は今年度中に再開発準備組合に移行する予定です。VRを最初に作成した時から機能更新が進み、現況も少しずつ変わってきました。将来イメージも検討が進み、バリエーションも増えてきました。こうした変化に対応して、VRも更新しています。VRで表現した将来イメージが形になるように、池袋西口の都市再生に向け、あらゆる方策を講じていきます。池袋駅周辺地域は、回遊性・利便性の高い歩行者中心のまちづくりや、国際アート・カルチャー都市の形成等を実現すべく、「特定都市再生緊急整備地域等」の指定を受けることとなった。その過程において、計画の検討・具体化のために市民らと将来イメージを共有できるツールとして、VRが大いに活用された。池袋駅周辺のまちづくり課題検討のため、区民目線で整備されたデータベース/西口地区のプラン(上)東口駅前のサンクンガーデン構想:VR上で検討されたプラン(右)発注者:東京都豊島区納入事例 池袋駅周辺の将来構想と都市計画都市再生事業めデタ西ラ
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 ■豊島区の目指すまちづくりの実現に向けて 平成19年度から整備が始まり、今では「都市再生緊急整備地域」のほぼ全域まで拡張されたデータベース。さらに地域を拡大し「巣鴨地蔵通り商店街無電柱化計画」や、「立教通り道路整備計画」をはじめ、さまざまな事業に活用されている。 国際都市アート・カルチャー都市構想を掲げた豊島区のまちづくりにおいて、「まち全体が舞台の誰もが主役になれる」都市つくりが「持続発展都市」につながる事を念頭に、再開発・施設・公園・道路整備・無電柱化計画等、部署を越えて整備された都市データベースがひとつのプラットフォームとして都市マネジメントに活かされている。駅前広場整備都電荒川線沿線の木造密集地の解消計画造幣局南地区東エリアのまちづくり方向性の検討(左:法定事業、右:現状まちなみ維持型)池袋駅西口地区街区共同化イメージ新たな“野外劇場公園”の駅前からの景観検討地下サインの有無切り替えによる現状課題抽出巣鴨地蔵通り商店街無電柱化前後のイメージ(左:現況、右:無電柱化後)立教通り道路整備(現況)池袋駅周辺以外の地域にも波及■豊島区内における都市データの拡大池袋駅東西連絡橋池袋駅東口将来ビジョン中池袋公園周辺整備補助81号線整備造幣局南地区豊島区新庁舎池袋駅地下サイン検討池袋西口公園整備池袋駅西口駅前広場整備池袋駅西口地区再開発初期作成エリア都市再生緊急整備地域立教通り道路整備計画エリア巣鴨地蔵通り商店街

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