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環境計画支援 VR 7-8(8-9)

概要

  1. 都市再生事業
  2. 3D都市モデルの活用
  1. 7
  2. 8

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渋谷の再開発にかける多くの人の思いをVRで可視化する。未来の渋谷イメージ※本イメージは計画段階のものであり、今後の検討により変更となります。納入事例 渋谷駅周辺再開発都市再生事業渋谷は谷底を中心とした高低差がある地形にJR、東急、京王、東京メトロの6駅8線の鉄道路線が結節する場。乗降客の増加により大正時代から増改築してきた駅施設に商業施設が加わり雑然とした街並が形成されてきた。このような制約のもと、安全で快適な都市空間をめざして渋谷駅周辺の大規模再開発が始まった。複雑で立体的な地形に多くの施設が積層する都市再開発は、その複雑さ故に効率的で確実な設計検証と、地域ステークホルダーとのスムーズな合意形成が望まれていた。2006年のプロジェクト開始以来、パナソニックはVR技術によって長期にわたり環境設計を支援。地下動線、災害対策などの複雑な設計もリアル3D化することにより、複数案の設計検証にも用いられた。鉄道乗換の利便性など、歩行者動線の細かな検証には、等身大のイメージが把握できる立体映像装置「サイバードーム」も活用されている。再開発にあたり、渋谷の魅力を高めるさまざまな施策が進められる中、複雑で高度な設計内容をどのように情報発信するかが課題だった。このため、渋谷駅前エリアマネジメント協議会と協働で、VRデータをもとにしたAR(拡張現実)技術を活用して情報発信。専用アプリを介してスマートフォンやタブレットに都市計画の未来図を表示することにより、都市計画を直感的に体感することが可能になった。渋谷駅周辺再開発は、地区ごとに施設が順次開業し、2027年まで継続する。都市設計では引き続き、設計検証や合意形成に、最新の設計データに更新されたVRが活用される予定。また情報発信では、データの自由な移動や付加といったアトラクティブな機能をARに加えるなど、より親しみやすい仕組みも検討されている。計画実現に向けた長期間にわたる再開発の中で、VRやARなどの技術を活用した新しいソリューションが始まっている。一般の方々に再開発について理解していただくために、複雑で高度な設計内容をどうやって情報発信するかが課題でした。導入したARは新しい技術で、楽しく見ることができます。私たちがモットーにしている「+FUN」(プラスファン)にマッチした技術と言えます。渋谷は谷地形で非常に複雑な形をしていて、その上に川や駅・鉄道が折り重なっており、迷路だとよく言われます。その迷路をどう紐解いて、いかにわかりやすく街を造っていくか。また、それをどうわかりやすく伝えていくかが大きな課題でした。VRで作られた空間を、行政や住民の方々にお見せすることで共有感を得る。このプロジェクトにおいて非常に重要なことでした。渋谷駅前エリアマネジメント協議会事務局長山口堪太郎様株式会社日建設計都市開発グループ副代表奥森清喜様http://shibuyaplusfun.com渋谷駅前のVRイメージ複層化する線路、通路、河川、地下街などを可視化道 路鉄 道河 川地下空間
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3D都市モデルを活用してまちづくりの課題解決、参加意欲向上に貢献納入事例 大阪市ウォーカブルな拠点整備を目指した都市開発に伴う歩行者量変化の可視化3D都市モデルの活用国土交通省が推進する、日本全国の都市デジタルツイン実現プロジェクトPLATEAU。プロジェクトが始動した2020年から、「3D都市モデルの構築等に関する国際標準規格に対応するための作業手順のマニュアル化及び3D都市モデルのデータ品質管理業務」に参画し、その後も「まちづくりのDXの推進に向けたユースケース開発実証業務(ゲーミフィケーションの手法を用いたまちづくり検討手法の開発等)」(ユースケース名:ゲーミフィケーションによる参加型まちづくりv2.0)をはじめとするユースケース開発を行い、“まちづくりのDX”の取り組みを支援している。プロジェクトPLATEAUにおいて、プラットフォームデータとして整備された3D都市モデルを活用し、まちづくりにおける課題解決や理解促進、参加意欲向上につながる活動を全国で展開している。納入事例 横須賀市3D都市モデル活用事業横須賀市ホームページで、利用申請に応じVRアプリを配布、WebGL・動画(市作成)を公開。成果を広く市民にオープンにしている納入事例 3D都市モデルを活用した中心市街地における歩行者ルートの検討業務新大阪駅をバーチャル空間に再現し、歩行者の移動データを重ね合わせることで回遊性や動線上の課題を可視化。リニア中央新幹線の乗り入れも見据え、ウォーカブルな空間設計を目指すことを目的として3D都市モデルを活用し整備。現在の新大阪駅を3D都市モデルによって再現し、ここに歩行者の移動データを重ね合わせることで、現状の空間設計の課題を洗い出す。これにより得られた知見を活用し、新大阪駅やその周辺を含むエリア一帯をウォーカブルな拠点として整備していくための基礎資料やエリアマネジメント活動等の検討材料とすることを目指している。現況の新大阪駅人の動きをマーカーで再現3D都市モデルを活用し、横須賀中央、追浜など今後の再開発が行われる街並みを再現。まちづくり検討で関係者間の合意形成を図るツールとして整備。賑わいや建物の配置が検討できる機能を備え、ホームページにブラウザ上で操作できるWebGL形式で公開、広く市民に活用されている。オープンデータから効率的に市内全域をVR化、追浜駅前再開発の具体検討や、道路拡幅を伴う市内環状線道路整備など、これからもまちづくり合意形成ツールとして部署を跨いだ様々な活用が期待される。市内環状線整備イメージ市内環状線現況イメージ追浜駅周辺の再開発の検討イメージ新鉾田駅から鉾田第一高校への新たに安全な通学路を整備する計画。3案の通学ルートを概略設計段階でVR化。学生対象にワークショップを開催。グループワークで望ましい通学ルートを選定、舗装の変更やアイテムの配置等、あるべき通学路のイメージをVR上で描き、発表いただいた生徒の提案と鉾田市の意見をVR上で取りまとめ、利用者の意見を取り入れた整備検討手法として有効性を確認できた。ワークショップ風景ワークショップ後の整備案高校生の案

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