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スッキリポール 79-80(80-81)

概要

  1. メンテナンスと施工
  2. スッキリポールを長くお使いいただくために
  3. メンテナンスと施工
  4. 構成と施工上のご注意
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79③上下部柱 接続部④ジョイント カバー部②ボックス①地際部約30cmGL一般的に金属製品は、使用年月とともに錆などの腐食が発生し、最終的に継続的使用が困難な状態が生じます。スッキリポールも他の金属製品と同様に、使用条件、使用場所で異なりますが、建柱後、徐々に劣化が進みます。スッキリポールの設計耐用年数は約10年となっています。(ただし、スッキリポールスマートタイプのポール本体については、約30年となっています。)設計耐用年数:腐食による破損・折損や倒壊が生じない年数を言います。実際には、設置環境やメンテナンス状況により腐食程度は大きくばらつきます。■スッキリポールの経年劣化と設計耐用年数■スッキリポールの点検・維持管理お客様の大切な財産であるポールを長期間ご使用いただくために、下表に基づいて年1回必ず点検をおこなってください。■点検のポイント地際部の腐食の例地際部参考図点検部位①地際部②ボックス※③上下部柱接続部※ (ジョイントカバー上 30cm程度の部位)チェック項目(目視)・腐食(錆)・素地に達する傷著しい発生の有・無(錆による膨れなど)建て替え表面のみ発生の有・無補修有・無補修・地表面に出ているポール部への土壌の付着有・無地際部補修・動物などの排泄物の付着有・無地際部補修・コンクリート根巻のクラック有・無根巻補修・腐食(錆)・素地に達する傷・ポールと引込口パッキン(施工説明書参照)の隙間・ボックスと引込口パッキン(施工説明書参照)の隙間著しい発生の有・無(穴があくなど)交換表面のみ発生の有・無補修有・無有・無有・無補修パッキン取付修正パッキン取付修正・樹脂被覆の浮き有・無補修もしくは建て替え④ジョイントカバー部※全 般部品類・腐食(錆)・素地に達する傷有・無有・無補修補修・著しい傾き、曲がり、へこみ、変形有・無建て替え・腐食(錆)・素地に達する傷著しい発生の有・無(錆による膨れなど)補修もしくは建て替え表面のみ発生の有・無補修・所定物以外の取り付け(看板、ネオンサイン、旗など)有・無補修有・無撤去・ポール上端のキャップはずれ・部品のはずれ、浮き、ゆるみ有・無有・無新規取付補修・コンセント取付金具・屋外ワイヤレスカメラ取付金具・スポットライト取付金具・屋外ワイヤレスカメラ用ひさしの外れ・ゆるみ有・無交換またはねじ増締・電源コンセント・カメラ(ライト)の破損有・無交換チェック内容処置方法※商品によって点検部位のないものがあります。使用時において常にコンクリート立上げ部が地表面より出た状態となり、ポール地際部が水や土砂に覆われることがないよう、コンクリート立上げ部を仕上げてください。スッキリポールは、お客様の大切な財産です。スッキリポールをより長くご使用いただくために、お客様ご自身で最低1年に1回必ず定期点検していただくことをお願いしております。特に、腐食が進行しやすい地際部については、地表面に出ているポール部に植栽などの土がかからないように維持管理が必要です。(地際部参考図ご参照)もし不具合がある場合は、施工工事店または住宅購入先へご連絡いただき、適切な処置をおこなってください。(点検につきましては、製品に同梱の取扱説明書に記載されている点検シートに基づいておこなってください。)メンテナンスと施工スッキリポールを長くお使いいただくために
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80施工のポイントスッキリポール臨時施設専用ポールスッキリポール内線規程(JEAC8001-2022)2205節「引込小柱などの施設」の規程に従い、資料2-2-3「引込小柱などの標準施工図例」(3)鋼管柱で管内にケーブルを引入れて施設し、引込小柱などから建造物までの部分を地中に埋設して施設する場合を参考に施工してください。〔備考1〕※1のケーブルの埋設深さ等施設方法については、2400-1(地中電線路の埋設方式)を参照のこと。〔備考2〕※2は、ボックスを取り付ける場合の図例を示す。〔備考3〕※3のコンクリート根巻は、水がたまらないように地際の部分を多少盛り上げることが望ましい。■スッキリポールの構成と部品名称(電灯・電話・情報またはCATV用の例)■スッキリポール施工上のご注意●スッキリポールは内線規程に基づいて施工してください。●スッキリポールは電線管ではありませんので、ポール内の配線は必ずケーブルをご使用ください。●スッキリポールは内線規程2205節による丙種風圧荷重専用引込小柱ですので他の用途(例えば道路灯・門柱・電柱など)には使用しないでください。●引込線が道路を横断する場合は、架空引込線の高さが必ず地上5m以上になるようにしてください。(道路を横断しない場合は4m以上)●スッキリポールへの引込線は内線規程に基づき、道路、建物など他物から確実に離隔してください。●配電柱との径間は「スッキリポールの引込線の選定と実用径間」表の実用径間内としてください。●スッキリボックス内に雨が入らないように、スッキリボックスとポールの間の引込口パッキンは確実に納まるように施工してください。●建柱時、ポール内部に根巻き用コンクリートが入らないように保護用埋込配管引き出し穴を全箇所、テープなどでしっかり養生してください。●仮建柱時、荒土を埋め戻す際は、雨水が長期にわたり残存しないようにポール下面の水はけを良くしてください。●キズは腐食の原因となりますので、補修塗料などで防錆処理をしてください。●動物などの排泄物が付着することが考えられる場合は、地際部に補修塗料・防食テープなどで予防処置してください。●ポールの実用径間(配電柱∼引込小柱の距離)は、DV架空引込電線の弛度(たるみ)3%を基準として計算した値です。弛度が小さくなりますと、張力が増加し、径間距離も極端に短くなりますのでご注意ください。●実用径間内でも、引込支持線(ケーブルちょう架用線など)を強く引っ張りますとポールが曲がるおそれがあります。ポール選定時に許容荷重値をご参照ください。●架空引込線の引留フックを支線引留金具と共用しないでください。●施工の際はGL表示より上の包装紙を付けたまま工事をしていただくと傷防止に効果があります。●テレビおよび電話などの弱電線は強電線と直接触れないように施工してください。●カラースッキリポールおよびスッキリボックスは、落下など強い衝撃を加えると表面に傷がつき、錆の原因となりますので、丁寧に扱ってください。●錆の補修方法①スッキリポール深い傷のある場合は錆をよく取りのぞき、ジンク塗料(市販品)で補修してから、自動車などの修理用パテ(市販品)をつめ、表面が乾くのを待ってペーパーで平らにしてください。次に補修塗料(品番:DDF540S・Q・W・A)で補修してください。②スッキリボックス錆をよく取りのぞき、補修塗料(品番:DDF540S・Q、DDF541W・A)で補修してください。スッキリキャップ配管パイプ引留フック架空電線引留碍子(別途)〔電灯線〕〔通信線〕〔通信線〕スッキリフック(CD管)ジョイントカバーコンクリート根巻(別途)上部柱下部柱仮建柱電話線引留碍子(別途)足場ボルト〔別途〕アース端子引込口パッキン取付金具スッキリボックス屋内へスッキリボックスおよびポールのアース線(別途)通信線(別途電灯ケーブ(別途通信線(別途保安器のアース線(別途)ア一ス棒(別途)D種接地工事ア一ス棒(別途)D種接地工事)ル))■標準施工図計量装置取付バンド取付板ボックス電力量計0.1m22mm2亜鉛めっき鋼より線玉がいし鋼管小柱取付板電力量計ボックス30°以上5m以上取付バンド架空引込線(DV線・DE線)1.1m0.5m全長の1/6以上接地用端子コンクリート根巻ケーブル地中埋設2.5m1.8m2.2mG.L※2※1※3通線穴下部柱350mm200mmGL■スッキリポール下部柱の通線穴について●通線穴の位置●通線穴のサイズと数●他の商品もほぼ同様の手順で施工していただけます。詳しくは商品に同梱の施工説明書をご覧ください。スッキリポールの種類穴サイズ(mm)数14mm2用50×100322mm2用14mm2×22世帯住宅用60×100338mm2用22mm2×22世帯住宅用70×1003スッキリポールの構成と施工上のご注意

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