ここから本文です。

住宅分電盤(FLEXIID)カタログ 100-101(102-103)

概要

  1. 施工・保守・点検時のご注意
  2. 参考資料
  1. 100
  2. 101

このページのトップへ

このページに含まれるテキストデータ(PDFから抽出された内容)

左ページから抽出された内容
■保守・点検のご注意漏電ブレーカのテストは年に1∼2回、動作を確認してください。〈点検手順〉①主幹を「切」にする。②分岐ブレーカハンドルを全部「切」にする。③線間・対地間の絶縁を確認。④主幹を「入」にする。⑤主幹2次側電圧を確認。⑥分岐ブレーカハンドルの上段のみ入れ、分岐回路の電圧(照明の点灯など)を確認。⑦次に下段分岐ブレーカハンドルを「入」にする。⑦⑥②④①テストボタン(グレー)■機器の更新推奨時期機 器配線用遮断器漏電遮断器更新推奨時期機器は左記年数で更新を推奨する。ただし、機器には、規格に定める開閉回数等があるので、その場合はその時点が交換時期となる。一般社団法人日本電機工業会「低圧機器の更新推奨時期に関する調査報告書」(平成4年3月)備 考※1参考)一般社団法人日本電機工業会「住宅用分電盤用遮断器の更新推奨時期に関する調査報告書」(平成8年3月)では、「住宅用分電盤内に設置されている漏電遮断器及び配線用遮断器(住宅用分電盤用遮断器)の更新推奨時期は製造後13年とする。」としている。これは使用環境(洗面所、脱衣所、台所など湿度の高い、温度変化によって結露しやすい、台所に設置されると油蒸気が付着する。)、保守(ほとんど無保守)など産業用より過酷と考えられるためである。■コンパクトブレーカSH型の相についてコンパクトブレーカSH型は、取付位置により相が異なります。下図をご参照ください。分岐配置時N(白)L1(黒)N(白)L2(黒)15年(※1)15年(※1)※1)避雷器のアース線と集中接地で接続がされており、避雷器の性能範囲内であれば保護できます。保護が必要な負荷機器は、必ず住宅分電盤内のアース端子へ接続してください。(アース線有で集中接地をしていない機器は、保護できない可能性があります)また雷サージ容量によっては、保護できないことがあります。■避雷器の保護範囲■避雷器アース線・接地線の接続方法 〈内線規程JEAC8001-20221361節参考〉主な負荷機器例ラジカセ・掃除機などアース線を接続していない家電製品○○ーーアース線洗濯機・乾燥機・エアコン・冷蔵庫など※1(アース線有)保護コンセント以外の浸入経路保護できない浸入経路電話線、通信線テレビのアンテナ共用接地機 器単独接地避雷器i=1kAi=1kARg=100ΩRg=100ΩVe=1kA×Rg=100kVVi=1500VVi+Ve=101.5kV機 器ア−ス端子避雷器ア−ス端子Ve=1kA×Rg=100kVVi=1500VVi=1500Vエアコン主幹漏電ブレーカ分岐ブレーカ電流制限器(リミッター)避雷器接地線(φ2.6or5.5mm2)集中アース端子D種(E3)住宅分電盤電源分岐線機器接地線避雷器アース線電子レンジL1NL2●接地について(1)避雷器アース線をアース端子に確実に接続してください。(2)保護をする屋内機器は、機器接地線を必ず住宅盤内のアース端子へ接続してください。(機器単独で接地しても、保護できません)(3)住宅分電盤内のアース端子は必ず接地してください。また接地線の太さは直径2.6mm(断面積5.5mm2)以上の電線を使用してください。(4)D種接地(第三種接地)で抵抗値を100Ω以下にしてください。また接地線はなるべく束ねたりせず、最短距離で接地してください。(5)避雷針の接地との共用はしないでください。■SPD(サージ防護デバイス)について 〈内線規程JEAC8001-20221361節より抜粋〉●1361-1SPDの取付け1.-②引込口装置は、過電流保護機能を有する漏電遮断器であること。●接地の取り方と接地抵抗避雷器の対地間の制限電圧(Vi)=1500V雷サージ電流(i)=1kA 避雷器の接地抵抗(R1)=100Ωの場合(D種接地100Ωで計算)(例)100施工・保守・点検時のご注意ご注意
右ページから抽出された内容
3605-4表 分岐回路の種類3605-12表 住宅の幹線の太さ3605-13表 幹線の太さ、開閉器及び過電流遮断器の容量分岐過電流遮断器の定格電流分岐回路の種類15A分岐回路20A配線用遮断器分岐回路20A分岐回路30A分岐回路40A分岐回路50A分岐回路50Aを超える分岐回路15A以下20A(配線用遮断器に限る。)20A(ヒューズに限る。)30A40A50A配線の許容電流以下電線太さ(銅線)単2単35.5mm2分岐回路数2382.64142.65∼63.27∼84.09∼104.0115.022 5.5 81414 5.52.6mm3.2−−−−−mm22.0mm〔備考〕この表は、単相3線式分岐回路についても適用する。〔備考1〕この表は、使用電圧100Vの15A分岐回路又は20A配線用遮断器分岐回路のみを対象としているので、使用電圧200Vの15A分岐回路又は20A配線用遮断器分岐回路が含まれる場合は、200V分岐回路数を2倍した値に100V分岐回路数を加えた値により上表の単3欄を適用することができる。〔備考2〕〔備考1〕以外の特殊な分岐回路がある場合及び分岐回路数が上表以上の場合は、1項の規定により電源太さを決定すること。〔備考3〕単2で3回路以上の場合において、使用電流が30Aを超えるおそれがなく、かつ、負荷の増加に応じて単3に変更できる設備については、銅電線2.6mmとすることができる。〔備考4〕電線太さは、金属管(線ぴ)配線及び合成樹脂管(線ぴ)配線において同一管内に3本以下の電線を収める場合、金属ダクト、フロアダクト又はセルラダクト配線の場合及びVVケーブル配線において心線数が3本以下のものを1条施設する場合(VVケーブルを屈曲がはなはだしくなく、2m以下の電線管などに収める場合を含む。)を示した。なお、がいし引き配線の場合は、表より一段細くしてもよい。〔備考1〕( )内の数値は、100V単相2線式における電圧降下2%のときの電線こう長を示したものである。〔備考2〕《 》内の数値は、100/200V単相3線式における電圧降下2%のときの電線こう長を示したものである。〔備考3〕単相3線式又は三相4線式幹線において、電圧降下を減らすため電線を太くする場合でも中性線は、表の値より太くする必要はない。〔備考4〕単相3線式幹線において、最大想定負荷電流が200Aを超える場合は、中性線の太さは、表の値よりも一段細くてよい。〔備考5〕「電線管、線ぴに3本以下の電線を収める場合及びVVケーブル配線など」とは、金属管(線ぴ)配線及び合成樹脂管配線において同一管内に3本以下の電線を収める場合・金属ダクト、フロアダクト又はセルラダクト配線の場合及びVVケーブル配線において心線数が3本以下のものを1条施設する場合(VVケーブルを屈曲がはなはだしくなく、2m以下の電線管などに収める場合を含む。)を示した。〔備考6〕CVケーブル配線は、資料1-3-3「2.600V架橋ポリエチレン絶縁ビニル外装ケーブルの許容電流」の気中、暗きょ布設、3心1条布設の布設条件における許容電流を基底温度30℃として換算した値を示した。〔備考7〕B種ヒューズの定格電流は、電線の許容電流の0.96倍を超えないものとする。1101-1 用語(対応省令:第1条) 引込口とは、電力量計の負荷側かつ屋外又は屋側からの電路が家屋の外壁を貫通する部分をいう。引込線取付点から引込口装置に至る間に電力計を介さない場合は、屋外又は屋側から電路が家屋の外壁を貫通する部分をいう。1375-1 漏電遮断器などの取付け1.[備考3]住宅の電路には、漏電遮断器を施設することを原則とする。1375-2 漏電遮断器などの選定5.単相3線式電路に施設する漏電遮断器は中性線欠相保護機能付きのものとすること。1365-1 配電盤及び分電盤の設置場所1.配電盤及び分電盤は、次の各号に掲げる場所に施設すること。①電気回路が容易に操作できる場所②開閉器を容易に開閉できる場所③露出場所④安定した場所3. 配電盤及び分電盤は、レンジなど火気を使用する場所の上部以外の乾燥した場所に施設すること。ただし、それぞれの環境に適応する形のものを使用する場合は、この限りではない。1365-8 分電盤ヘの使用電圧等の表示1. 住宅用分電盤内に100Vと200Vの分岐回路が混在する場合は、200V分岐回路が容易に識別できるように、その過電流遮断器の近い箇所に、200Vの表示をすること。1370-8 引込口装置付近の配線2. 引込口装置を施設すべきところにおいて、開閉器の合計が6個以下であり、かつ、これらの開閉器を集合して取付ける場合は専用の引込開閉器を省略することができる。この場合、引込口配線の電線太さは、3605-8(幹線の電線太さ)又は3705-7(電灯及び電力装置などを併用する幹線の太さ)に規定する電線の太さ以上であること。3597-1表 分岐回路の種類における配線太さとコンセントの定格電流の選定〔備考1〕20A配線用遮断器を敷設する場合には、将来の電気自動車等の大型化への対応のため2.6m(断面積5.5mm2)とするのがよい。〔備考2〕最大連続充電電流は、分岐開閉器の定格電流の80%を超えない値を示した。〔備考3〕40A配線用遮断器の配線による場合、配線と充電設備は直接接続すること。〔備考4〕最大連続充電電流が32Aを超過する場合は、最大連続充電電流の1.25倍で直近上位の定格電柱を有する配線用遮断器、その配線用遮断器に対応した配線太さとし、配線と充電設備は直接接続すること。3605-2 分岐回路の種類1. 分岐回路の種類は、これを保護する分岐過電流遮断器の定格電流に応じ、3605-4表のとおりとする。(解釈149)3605-8 幹線の電線の太さ2. 住宅の幹線(引込線取付点から引込口装置までの配線を含む。)の電線太さは、1310節(電圧降下)の規定によるほか、分岐回路数により3605-12表に示す値以上とすること。(勧告)3605-9 幹線の簡便設計負荷想定により幹線(引込線取付点から引込口装置までの配線を含む。)に流れる電流が明らかな場合は、幹線の電線太さ及び幹線を保護する過電流遮断器を3605-13表により施設することができる。3605-3 住宅の分岐回路数6.住宅の分岐回路数は、3605‐5表を参考とすること。なお、表に示す分岐回路数は、標準的なものを示すものであり、設計に当たっては、適宜増加してもよい。(勧告)2030405060751002(9)《18》2.6(10)《20》配線の種類による幹線の最小太さ(銅線)がいし引き配線1線当たりの最大想定負荷電流(A)CVケーブル配線配線用遮断器過電流遮断器の定(A)203040506075100[B種ヒューズの場合は3.5(7)《13》]電線管、線ぴに3本以下の電線を収める場合及びVVケーブル配線などmmm8(11)《22》8(9)《18》mm22(9)《18》2(10)《20》mmm8(11)《22》14(16)《31》mm22(6)《11》3.5(5)《10》5.5(6)《12》14(10)《21》22(16)《33》22(12)《24》38(21)《41》14(10)《21》8(7)《15》2(4)《7》[B種ヒューズの場合は22(12)《24》]14(8)《16》[B種ヒューズの場合は14(13)《26》]8(7)《15》[B種ヒューズの場合は22(20)《41》]14(13)《26》mm23605-5 分岐回路の電線太さ3605-6表 分岐回路の電線太さ15A20A配線用遮断器20A(ヒューズに限る。)30A40A50A分岐回路の種   類銅 線分岐回路一般分岐点から一つの受口(コンセントを除く。)に至る部分(長さ3m以下の場合に限る。)銅 線ライティングダクト15Aのもの20Aのもの30Aのもの50Aを超えるもの15A又は20Aのもの当該過電流遮断器の定格電流以上の許容電流を有するもの直径1.6mm(断面積1.0mm2)直径2.0mm(断面積1.5mm2)直径2.0mm(断面積1.5mm2)直径1.6mm(断面積1.0mm2)直径1.6mm(断面積1.0mm2)直径2.0mm(断面積1.5mm2)直径2.6mm(断面積2.5mm2)直径1.6mm(断面積1.0mm2)断面積8mm2(断面積6mm2)断面積14mm2(断面積10mm2)【3605‐1図 片寄せ配線の例図】注2)ここでは、100V回路の電圧側電線をすべて同一の相に接続して施設(片寄せ配線)することによって、中性線欠相時に100V回路に異常電圧が加わらないようにすることを示している。片寄せ配線の例図及び単相3線式分岐回路の片寄せ配線の施設例図を3605‐1図及び3605‐2図に示す。③中性線が欠相した場合に当該電路を自動的かつ確実に遮断する装置を施設する場合L1L2N分岐回路の種類(対応省令:第56条、63条)中性線と電圧側電線間の負荷(コンセントに限る。)をすべて同一の相の電圧側電線に接続して施設することにより、中性線が欠相になった場合にも電気機械器具に異常電圧が加わらないように施設すること。3.②c.注)戸棚の内部(配電盤及び分電盤として専用のスペースが確保されているものを除く。)、便所の内部、浴室内などは、容易に開閉できる場所とはみなさない。3605-5表 住宅の分岐回路数〔備考〕一般住宅(集合住宅、全電化集合住宅を除く。)における裕度のある分岐回路数、配線設計については、資料3-6-5を参照のこと。望ましい分岐回路数内 訳一般コンセント用電灯用計台所用台所用以 外α個別に算出した分岐回路数住宅の広さ(m2)4+α5+α6+α8+α10+α11+α11223322222212245650(15坪)以下70(20坪)〃100(30坪)〃130(40坪)〃170(50坪)〃170(50坪)超過αの値は厨房用大形機器、ルームエアコンディショナ、衣類乾燥機などの設置数により増加させる分岐回路数(200V分岐回路を含む。)を示す。配線太さ(銅線)コンセントの定格電流最大連続充電電流分岐回路の種類20A配線用遮断器15A20A15A16A30A24A−32A直径2.0mm若しくは2.6mm(断面積3.5mm2若しくは5.5mm2)直径2.6mm(断面積5.5mm2)直径3.2mm(断面積8.0mm2)40A配線用遮断器30A配線用遮断器注1)開閉器が主開閉器の場合でも、分岐開閉器の場合でも、また主開閉器と分岐開閉器を併置する場合でも、その合計個数が6個以下のときは、すべて適用する。注2)負荷が電灯、電動機又は電力装置その他いずれの場合でも適用する。101参考資料住宅分電盤(内線規程JEAC8001-2022より抜粋)参考資料

このページのトップへ

VAソリューションカタログ
WEBカタログをiPad・iPhoneで見る方法
WEBカタログをAndroidで見る方法